プルヌス・アフリカナ (original) (raw)
プルヌス・アフリカナ あるいはプルヌス・アフリカーナ(Prunus africana)はバラ科サクラ属の常緑樹の一種である。シノニムにピュゲウム・アフリカナム(Pygeum africanum)がある が、その属名の音写であるピジウム、パイゲウム、パイジウム、ピゲウム、ピジュームや、英語名 red stinkwood や African cherry、African plum の音写レッド・スティンクウッド、アフリカンチェリー、アフリカンプラム、また別の英名 African prune の音写に類似したアフリカプルーンとしても知られている。ケニアでの名称からムエリ(mueri)ともいう。 アフリカの主に山林に生育し(参照: )、伝統的に木材や薬として用いられ、前立腺肥大症の治療をはじめとする医学的な需要からヨーロッパ向けに樹皮の採取が行われるようにもなった(参照: )が、一方で保全状況に関する懸念も指摘され、ワシントン条約附属書IIに指定され、またIUCNレッドリストにおいては危急種(Vulnerable)とされるなど、将来的に絶滅する恐れがあると見る機関が存在する(参照: )。