ベルリン芸術大学 (original) (raw)

ベルリン芸術大学(ドイツ語: Universität der Künste Berlin, UdK)は、ドイツのベルリンにある公立の芸術大学である。芸術大学としてはヨーロッパで最も大きな規模をもつとされる。ベルリン市内に4校ある大学の中では規模が最も小さい。2001年11月まではホッホシューレ(Hochschule)だった。 1696年にフリードリヒ3世が設立した「絵画・彫刻・建築のエレクトラル・アカデミー」を起源とし、この種の学校としては世界で最も伝統のある学校の一つである。この150年の間に、音楽、建築、美術、デザインなどのさまざまな教育機関が徐々に合併して誕生した。 現在のUdKは多様性と伝統の両面で際立つカリキュラムをもつ。4つの学部(ファインアート学部、建築・メディア・デザイン学部、音楽学部、舞台芸術学部)があり、ドイツに3校ある総合芸術大学の1つである(他2校はと)。現在約3,600人の学生が在学している。4つの学部の教育プログラムでは40以上のコースが提供されている。博士号とそれに準ずる学位を授与する権限をもっているが、これはドイツの芸術・美術大学としては珍しい。ただし留学生の博士論文はドイツ語ではなく英語による執筆が許容されるなど、通常の学術博士と同等ではなく学位取得の条件は軽微である。

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