ボオルチュ (original) (raw)
ボオルチュ(Bo'orču、生没年不詳)は、モンゴル帝国のチンギス・カンの家臣で、イェスゲイ没後の貧窮時代からチンギス・カンに仕えた続けたモンゴル帝国草創期の第一等の勲臣である。 アルラト部族の出身で、いわゆる四駿の一人、中国史料の『元史』には、四駿は四傑とも称される。漢文資料では『元朝秘史』では孛斡児出、『元史』等では博爾朮などと表され、『集史』等のペルシア語資料では بورچى نويان Būrchī Nūyān または بوغورچى نويان Būghūrchī Nūyān と表記されている。