マクシミリアン・フォン・シュペー (original) (raw)
マクシミリアン・ヨハネス・マリア・フーベルト・フォン・シュペー伯爵(Maximilian Johannes Maria Hubert Reichsgraf von Spee、1861年6月22日 - 1914年12月8日)は、伯爵、ドイツ帝国海軍の軍人。最終階級は海軍中将(Vizeadmiral)。 第一次世界大戦の緒戦において、本国から遠く離れた孤軍となったドイツ東洋艦隊(シュペー艦隊)を指揮して、圧倒的に優勢な連合国海軍を翻弄した武勲で知られる。 野村実は、下記のように評している。 開戦後四カ月にわたるシュペーの作戦指導は、まったく比類をみない優れたものであった。連合国海軍は同艦隊撃滅とシーレーン防衛のため、大きな負担を背負い続けた。 — 野村実、