ミゾコブシボラ (original) (raw)

ミゾコブシボラ(溝拳法螺:Busycotypus canaliculatus )は(あるいはエゾバイ科)に分類される巻貝の一種。アメリカ合衆国沿岸に固有の大型種で、本来は北米東岸の大西洋の種であるが、太平洋側のサンフランシスコ湾にも外来個体群が生息する。肉食性で主に二枚貝を捕食する一方、人間の食用に利用される。 縫合が溝状になるのが特徴の一つで、種小名 canaliculatus (ラテン語で「小溝のある-」)や和名はこれに因む。本種はミゾコブシボラ属 Busycotypus Wenz, 1943 のタイプ種で、属名の Bsycotypus は近縁のコブシボラ属の学名 Busycon (ギリシャ語:βούσυκον(bousykon)=大きなイチジク)に typus (ラテン語=印、印象、型)を付けたもの。

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