モネ劇場 (original) (raw)
モネ劇場(モネげきじょう、仏:Théâtre Royal de la Monnaie (La Monnaie) 、蘭:De Koninklijke Muntschouwburg (De Muntschouwburg) )は、ベルギーのブリュッセル市にある歌劇場。ベルギー王立歌劇場とも呼ばれる。 スペイン統治時代の1700年に開場した。歴代の音楽監督は、ジョン・プリッチャード、シルヴァン・カンブルラン、アントニオ・パッパーノ、大野和士らが務めた。2008年から現在までマーク・ウィッグルスワースが音楽監督を務めている。2012年9月より (Ludovic Morlot) が音楽監督に就任する予定である。 主な録音には、パッパーノ指揮でブリテンの『』やマスネの『マノン』、カンブルラン指揮でギュスターヴ・シャルパンティエの『ルイーズ』などがある。 付属のオーケストラは、劇場での演奏だけでなくシンフォニー・コンサートも行い、その時はモネ交響楽団(仏:Orchestre Symphonique de la Monnaie, 蘭:Symfonieorkest van de Munt)と称する。オーケストラ単独での録音には、大野指揮でマーラーの交響曲第2番「復活」や独奏でプロコフィエフのピアノ協奏曲全集などがある。