リック・バリー (original) (raw)
リック・バリー (Rick Barry) ことリチャード・フランシス・デニス・バリー3世 (Richard Francis Dennis Barry III, 1944年3月28日 - ) はアメリカ合衆国・ニュージャージー州エリザベス出身の元プロバスケットボール選手。1970年代のアメリカバスケット界を代表する選手の一人であり、史上屈指のスモールフォワードとして名高い往年の名選手である。 しばしば史上最も偉大なピュアスモールフォワードにあげられるバリーは、長身と俊敏さ、精度の高いアウトサイドシュート、広いコートビジョン、ディフェンス、そして彼の象徴として語られるアンダースローによるフリースローと熱烈なまでの勝利への強い意思を兼ね備え、カレッジバスケ(NCAA)、プロリーグABA、NBAで得点王に輝いた唯一の選手となった。マイアミ大学卒業後、全体2位指名でプロキャリアの大半を過ごすサンフランシスコ・ウォリアーズ(現在のゴールデンステート・ウォリアーズ)に入団し、以後リーグを代表する選手として活躍。1975年にはウォリアーズをNBAファイナル制覇に導いている。キャリア中盤にはABAに活動の場を移した。1987年には殿堂入りを果たし、NBA50周年記念オールタイムチームにも名を連ね、背番号『24』はウォリアーズの永久欠番に指定されている。引退後は解説者として活躍した。