ワタセジネズミ (original) (raw)

ワタセジネズミ(渡瀬地鼠、学名:Crocidura watasei)は、真無盲腸目トガリネズミ科に属する哺乳類である。日本固有種であり、奄美群島と沖縄諸島に広く分布している。沖縄方言では、ビーチャーと呼ばれる(ただし、ジャコウネズミも含む)。 なお、和名および種小名watasei は、世界の生物地理区における旧北区と東洋区の境界線である「渡瀬線」を提唱した、渡瀬庄三郎への献名である。1924年(大正13年)当時、「日本哺乳動物學會」会員でもあった黒田長禮によって記載・命名された。