作家刑事毒島 (original) (raw)
『作家刑事毒島』(さっかけいじぶすじま)は、中山七里の推理小説。幻冬舎発行の月刊PR誌『PONTOON』で2015年〈平成27年〉11月号から2016年〈平成28年〉8月号まで連載され、加筆修正されたうえで2016年8月10日に幻冬舎より単行本として発売された。 出版業界の闇を描いたコメディータッチのミステリー作品。単行本末尾には「この物語は完全なるフィクションです。現実はもっと滑稽で悲惨です」といった注意書きが書かれているが、文庫本末尾には前述の記述に「単行本の刊行から二年経過しましたが、状況は悪化の一途を辿っています」とさらに付け加えられている。 2020年にテレビドラマ化される。