大本営発表 (original) (raw)
大本営発表(大本營發表)(だいほんえいはっぴょう)とは、1937年11月から1945年8月までの期間、日中戦争(支那事変)および太平洋戦争(大東亜戦争)において、日本の大本営が行った戦況の公式発表である。 太平洋戦争の初期までにおいては、大本営は戦果を概ね正確に発表していたが、作戦が頓挫した珊瑚海海戦(1942年5月)の発表から戦果の水増しが始まり、以降は戦況の悪化にかかわらず、虚偽の発表を行なった。それが転じて、権力者、利権者による信用できない情報を揶揄する慣用句としても使われるようになった。