思 (original) (raw)

仏教用語における思(し)とは、パーリ語およびサンスクリット語のチェータナー(Cetanā)に由来する言葉であり、一般的には意志、意図、方向性と訳される。特定の方向、目標、ゴールに向かおうとする意志を指す。 思は仏教経典の中で以下と定義されている。 * 上座部仏教においては、7心所のひとつ * 説一切有部においては、10の大善地法のひとつ * 大乗仏教においては、5心所のひとつ * 業(カルマ)創造に関与する最も重要な精神的要因