政策金融機関 (original) (raw)

政策金融機関(せいさくきんゆうきかん)とは、日本において、政府が経済発展、国民生活の安定などといった一定の政策を実現する目的で、特に法律を制定することにより特殊法人として設立し、出資金のうちの多く(または全額)を政府が出資している金融機関の総称である。政府系金融機関(せいふけいきんゆうきかん)と呼ばれることもある。 代表的な例として、国際協力銀行、日本政策投資銀行、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などがあげられる。 これらの多くは、民間金融機関が融資を行うことが困難な分野に対し、財政投融資制度を用いて民間の金融機関では困難な融資を行っているが、これには「民業圧迫」や「市場メカニズムを損なう恐れがある」などの批判もある。