朝日遺跡 (original) (raw)
朝日遺跡(あさひいせき)は、愛知県清須市・名古屋市西区にまたがる弥生時代の東海地方最大級の環濠集落遺跡で、範囲は東西1.4キロメートル、南北0.8キロメートル。推定面積は80~100万㎡にも及び全国でも有数の規模である。最盛期の人口は約1,000人であったと推定される。 発掘調査は、昭和4年(1929年)から貝殻山貝塚を皮切りに開始された。その後、個人の研究者の発掘調査が行われ、貝塚の発掘と史跡の指定などもされている。その後、名古屋環状2号線(国道302号)および清洲ジャンクションの建設工事が開始された昭和47年(1972年)から、区域を広げ大規模な発掘が行われ、道路計画に変更を行うなど、周辺の街づくりと連動させつつ、発掘調査が実施されている。