満洲派 (朝鮮労働党) (original) (raw)
満洲派(まんしゅうは、英語:Manchurian Faction)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の支配政党である朝鮮労働党の派閥のひとつ。金日成が領袖を務めた。北朝鮮の権力抗争において、1950年代から1960年代にかけて対抗する諸派閥の粛清に成功し、「唯一思想体系」を確立した。独立・建国を目指していた朝鮮地域から見て国外である満洲(中国東北部)とソ連領土を拠点に活動していた為、国外パルチザン派と呼ばれた。母体となった東北抗日聯軍を通じ、建国後も数十年間、同盟関係にあった甲山派(国内パルチザン派)と一括り(或いは甲山派粛清・歴史抹消後、東北抗日聯軍時代の抗日功績独占を意図)の上でパルチザン派とも呼ばれる。