烏珠留若鞮単于 (original) (raw)

烏珠留若鞮単于(呉音: うしゅるにゃくたいぜんう、漢音: おしゅりゅうじゃくていせんう、拼音: Wūzhūliúruòdīchányú、? - 13年)は、中国前漢時代から新時代にかけての匈奴の単于。呼韓邪単于と第1閼氏()との子で、車牙若鞮単于の弟。烏珠留若鞮単于というのは単于号で、姓は攣鞮氏、名は嚢知牙斯(のうちがし)という。 父である呼韓邪単于が前漢と和平していたため、単于に即位してからも前漢と和平していた。しかし、次第に前漢の実権を握る王莽からの圧力が強くなり、王莽が新を建国してからは、臣従を求められたため、新から独立して、新に何度も攻め込んだ。