畿内 (original) (raw)

畿内(きない、きだい、うちつくに)では、古代中国と日本での用法について記述する。 * 古代中国の周の時代、天子(天子は周の時代から用いられた)が住む都の周辺の地域(天子の直轄地)を指す呼称として用いられた。 * 日本では、大君(おおきみ)や天皇(てんわう)が住む都の周辺の地域を指す呼称として用いられている。現代でも奈良県、京都府、大阪府を畿内と称する。明治維新以降の東京周辺の地域を指す「首都圏」の概念に類似する。 * 律令時代に、大和国・山城国(山背国)・摂津国・河内国・和泉国の令制5か国を指す呼称として用いられた。