白昼の決闘 (original) (raw)
『白昼の決闘』(はくちゅうのけっとう、Duel In The Sun)は、1946年のアメリカ合衆国の映画である。 製作者デヴィッド・O・セルズニックは、『風と共に去りぬ』の西部劇版を意図し自ら脚本を執筆し、キング・ヴィダーが監督を務めた。当時としては珍しく、西部劇に家庭の不和や老夫婦の永年の確執、およびヒロインをめぐる兄弟間の確執を描いている。先行ロードショーのロサンゼルス地区では1946年に1週間強上映されていたため、1946年度作品としてジェニファー・ジョーンズはアカデミー主演女優賞にノミネートされているが、他の州=全米公開は1948年である事から資料によって製作年度が異なった記述になっている。またグレゴリー・ペックも同年アカデミー主演男優賞にノミネートされているが、こちらは『子鹿物語』の演技が対象であり両作共に当時はまだ希少価値だったテクニカラー映画である。