見えざる街キーテジと聖女フェヴローニヤの物語 (original) (raw)

『見えざる街キーテジと聖女フェヴローニヤの物語』(みえざるまちキーテジとせいじょフェヴローニヤのものがたり、ロシア語: Сказание о невидимом граде Китеже и деве Февронии)は、ニコライ・リムスキー=コルサコフが1903年から1905年ごろに作曲し、1907年に上演された全4幕のロシア語のオペラ。リムスキー=コルサコフの生前に上演された最後のオペラである。 キーテジの街の伝説と、ムーロムのフェヴローニヤの伝説を組み合わせ、汎神論的な民話、モンゴルの侵略、キリスト教神秘主義を結合している。 しばしば「ロシアのパルジファル」と呼ばれ、実際明らかに『パルジファル』をモデルのひとつにしているが、『ニーベルングの指環』の影響も見られる。もちろん19世紀以来のロシアのオペラの伝統にも従っている。 演奏時間は3時間10分。

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