警官の血 (original) (raw)
『警官の血』(けいかんのち、The Policeman's Lineage)は、佐々木譲による日本の警察小説、およびそれを原作とした日本のテレビドラマ。 『小説新潮』(新潮社)にて2006年6月号から2007年8月号まで連載された。3代にわたって警察官となった3人の男の人生を、昭和に起こった2件の未解決事件と、戦後の昭和から平成の時代を背景に描く大河小説である。2011年、本作から9年後を舞台とした続編『警官の条件』が刊行された。 2007年、日本冒険小説協会大賞を受賞。また、1988年の『ベルリン飛行指令』以来19年ぶりに第138回直木三十五賞にノミネートされ、2008年版の「このミステリーがすごい!」では第1位になった。 2009年、テレビ朝日の開局50周年番組としてテレビドラマ化され、同年2月7日・2月8日に2夜連続で放映された。