長期議会 (original) (raw)
長期議会(ちょうきぎかい、英語:Long Parliament)は、スコットランドの反乱に敗れたイングランド王兼スコットランド王チャールズ1世が賠償金を捻出するため1640年11月3日に召集した議会である。ここで議会派と王党派が対立し清教徒革命(イングランド内戦)を招いた。オリバー・クロムウェルにより1653年4月20日に解散。短期議会との対比から呼ばれた。 また、長老派をプライドのパージで追放した独立派が議席を独占した1648年12月6日以降(すなわちイングランド共和国体制下での状態)を残部議会(ざんぶぎかい)もしくはランプ議会と呼ぶ。 共和国末期の1660年2月21日に長老派が復帰したことでもう1度召集されたが、3月16日に解散した。