関東州 (original) (raw)

関東州關東州 (旧字体) 関東州。赤が遼東半島先端部、黄色が南満州鉄道 関東州(かんとうしゅう、旧字体: 關東州)は、日露戦争の終結後、その講和条約であるポーツマス条約に基づき、清朝の遼東半島先端部と南満州鉄道附属地を併せた租借権がロシアから大日本帝国に移行した地域である。1905年12月の日本と清朝の間で締結された満州善後条約から1945年8月に日本が敗戦するまでの期間、日本はこの租借地を統治していた。現在の中華人民共和国遼寧省大連市の一部地域(大連及び旅順地域)などに該当する。

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