1888年の大ブリザード (original) (raw)

1888年の大ブリザード(1888ねんのだいブリザード)は、1888年3月11日-3月14日にかけてアメリカ合衆国を襲ったブリザードであり、アメリカ合衆国の歴史上で、最も激しいブリザードの一つとして知られている。このブリザードにより、アメリカ合衆国東海岸のチェサピーク湾からメイン州にかけての一帯は壊滅した。アトランティック・カナダも被害を受けた。雪はニュージャージー州、ニューヨーク州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州のそれぞれ一部で25センチメートルから150センチメートル降った。20メートル毎秒を上回る強風が続き、これにより15メートルを超える吹き溜まりが発生した。鉄道は運休し、人々は最長で1週間、自分の家から出られなくなった。線路や電線にも障害が発生し、これによりインフラ設備を地下化させる動きに拍車がかかった。消防・救急といった緊急サービスもまた被害を受けた。

thumbnail