オデッセアス・エリティス (original) (raw)
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オディッセアス・エリティスOdysseas Elytis | |
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誕生 | (1911-11-02) 1911年11月2日 ギリシャ・イラクリオ |
死没 | 1996年3月18日(1996-03-18)(84歳没) ギリシャ・アテネ |
職業 | 詩人 |
国籍 | ギリシャ |
主な受賞歴 | ノーベル文学賞(1979) |
署名 | |
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ノーベル賞受賞者 |
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受賞年:1979年 |
受賞部門:ノーベル文学賞 |
受賞理由:ギリシアの伝統的背景に抗う詩作によって、感覚的な強さと知的で明確な視野を通して、現代人の自由と創造のための闘争を描いている。 |
オディッセアス・エリティス
オディッセアス・エリティス(Οδυσσέας Ελύτης, Odysseus Elytis, 1911年11月2日 - 1996年3月18日)はギリシアの詩人である。本名、オディッセアス・アレプデリス(Odysseas Alepoudelis)。
レスヴォス島出身の両親のもと、クレタ島イラクリオに生まれ、アテネで育った。アテネ大学とソルボンヌ大学に学び、1930年代からシュルレアリスムの影響を受けた詩作を行った。1979年にノーベル文学賞を受賞している。
代表的な詩集として、『第一の太陽』(_Ilios o protos_、1943年)および『価値がある』(_Axion esti_、1959年)が挙げられる。また、レスヴォス島ミティリニ国際空港が、彼に因んで「オディッセアス・エリティス」と命名されている。
- 『アクシオン・エスティ 讃えられよ 詩集』 山川偉也監訳、人文書院、2006.10
- 『オディッセアス・エリティス訳詩集』 東千尋編訳、土曜美術社出版販売、2006.7
- 増補版『オディッセアス・エリティス詩集』 東千尋・茂木政敏編訳、土曜美術社出版販売、2015.4
- 『現代ギリシア詩集』 東千尋編訳、土曜美術社出版販売、2011.11
- 『現代ギリシャ詩選』 中井久夫訳、みすず書房、1985。各・代表作収録
- ノーベル賞のホームページにおける O.エリティスの紹介
表話編歴 ノーベル文学賞受賞者 (1976年-2000年) |
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ソール・ベロー (1976) ビセンテ・アレイクサンドレ (1977) アイザック・バシェヴィス・シンガー (1978) オデッセアス・エリティス (1979) チェスワフ・ミウォシュ (1980) エリアス・カネッティ (1981) ガブリエル・ガルシア=マルケス (1982) ウィリアム・ゴールディング (1983) ヤロスラフ・サイフェルト (1984) クロード・シモン (1985) ウォーレ・ショインカ (1986) ヨシフ・ブロツキー (1987) ナギーブ・マフフーズ (1988) カミーロ・ホセ・セラ (1989) オクタビオ・パス (1990) ナディン・ゴーディマー (1991) デレック・ウォルコット (1992) トニ・モリスン (1993) 大江健三郎 (1994) シェイマス・ヒーニー (1995) ヴィスワヴァ・シンボルスカ (1996) ダリオ・フォ (1997) ジョゼ・サラマーゴ (1998) ギュンター・グラス (1999) 高行健 (2000) |