コマンド (競走馬) (original) (raw)

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コマンド
1901年撮影
欧字表記 Commando
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1898年
死没 1905年3月13日
ドミノ
エマシー
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Castleton Stud
馬主 James R. Keene
調教師 James G. Rowe, Sr.
競走成績
生涯成績 9戦7勝
獲得賞金 5万8196ドル
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コマンド(_Commando_、1898年 - 1905年)とは、1900年代初頭に活躍したアメリカ合衆国競走馬種牡馬である。ベルモントステークスなどに勝ち、わずかな産駒ながらアメリカチャンピオンサイアーにもなった。

コマンドは9戦7勝の優れたスピード馬で、父ドミノが残した数少ない産駒の1頭である。2歳時はすべて6ハロン戦(約1207メートル)を6戦して5勝、敗れたメイトロンステークス騎手飲酒運転によるものであった。3歳時はベルモントステークス、カーターステークスに勝ったものの、ローレンスリアライゼーションステークスの競走中に発生した故障によって2着に敗れ、そのまま引退に追い込まれた。

引退後はカースルトン牧場で種牡馬となったが、怪我をした足から破傷風を患い父と同じく夭逝した。まだ7歳という若さであり、残した産駒は4世代のわずか27頭しかいなかった。しかしこの中からコリン、ピーターパン、ケルトらが活躍し、1907年にはアメリカチャンピオンサイアーにまでなった。産駒27頭中出走馬は19頭、そのうち勝ち馬は16頭、ステークスウィナーは10頭。驚異的な質の高さだった。未出走のアルティマスも種牡馬として成功した。

父系は一時ピーターパン、アルティマスを通じ繁栄したが、それらはのちに勢力を失う。種牡馬としてはそれほど成功できなかった最強産駒コリンの父系が現在に残っている。

1956年、息子コリン、ピーターパンとともにアメリカ競馬殿堂馬に選出。コマンドは現在キャッスルトン牧場に眠っている。

コマンドの血統ヒムヤー系12号族(12-b) / 4代内アウトブリード (血統表の出典)
Domino1891 黒鹿毛 父の父Himyar1875 鹿毛 Alarm Eclipse II
Maud
Hira Lexington
Hegira
父の母Mannie Gray1874 青毛 Enquirer Leamington
Lida
Lizzie G. War Dance
Lecompte Mare
母Emma C.1892 黒鹿毛 母の父Darebin1878 黒鹿毛 The Peer Melbourne
Cinizelli
Lurline Traducer
Mermaid
母の母Guenn1883 黒鹿毛 Flood Norfolk
Hennie Farrow
Glendew Glengarry
Glenrose F-No.12-b