メディアドゥ (original) (raw)

メディアドゥ

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株式会社メディアドゥMEDIA DO Co.,Ltd.

本社が入居するパレスサイドビル
種類 株式会社
市場情報 東証プライム 36782013年11月20日上場
本社所在地 日本の旗 日本100-0003東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号パレスサイドビル 5F 北緯35度40分59.42秒 東経139度41分23.79秒 / 北緯35.6831722度 東経139.6899417度 / 35.6831722; 139.6899417座標: 北緯35度40分59.42秒 東経139度41分23.79秒 / 北緯35.6831722度 東経139.6899417度 / 35.6831722; 139.6899417
設立 1999年4月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2180001047905 ウィキデータを編集
事業内容 デジタルコンテンツ流通・配信/システム開発・提供/書籍、印刷物、映像、音響等の企画製作・販売/各種研究開発、調査、運用、コンサルティング等
代表者 藤田恭嗣(代表取締役社長CEO)苅田明史(代表取締副社長CFO)[1]
資本金 59億5900万円(2024年2月現在)
発行済株式総数 15,130,911株(2024年2月現在)
売上高 連結: 940億36百万円単独:951億98百万円(2023年2月期)[2]
営業利益 連結: 20億66百万円単独:28億60百万円(2024年2月期)
経常利益 連結: 19億90百万円単独:28億82百万円(2024年2月期)
純利益 連結: △3億19百万円単独:6億18百万円(2024年2月期)
純資産 連結: 162億08百万円(2024年2月期)
総資産 連結:516億12百万円(2024年2月期)
従業員数 連結:606名単独:316名(2024年2月期)[2]
決算期 2月末日
会計監査人 監査法人アヴァンティア
主要株主 藤田恭嗣 16.31%FIBC 11.45%日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 5.99%日本カストディ銀行(信託口)4.74%小学館 3.73%講談社 3.60%トーハン 3.24%クレディセゾン 3.08%光通信 2.95%集英社 2.93%(2023年2月28日現在)
主要子会社 <#グループ会社>参照
関係する人物 新名新(取締役副社長COO)林郁(元取締役)
外部リンク https://www.mediado.jp/
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株式会社メディアドゥ: MEDIA DO Co.,Ltd.)は、日本企業著作物のデジタル流通を営む。電子書籍取次大手。

徳島県木頭村出身の藤田恭嗣が、名城大学在学中の1994年に携帯電話の販売事業として創業[3]。1996年に大学卒業と共に有限会社フジテクノを設立。1999年に携帯電話を販売する店舗展開及びインターネットサービス事業を目的として株式会社メディアドゥを設立。2000年にはインターネット事業に参入し、2004年に音楽配信事業、2006年に電子書籍事業を開始。2014年から世界最大手の電子図書館プラットフォームを提供する米国OverDrive社と共同で日本国内向けの電子図書館事業「OverDrive Japan」を展開。

電子書籍流通システム「DB4」、電子書店を簡易に構築できるストアシステム「MDCMS」、タテヨコ自在読み機能「ユニバーサルフリック」を搭載したビューアアプリ(閲覧ソフト)の「MD Viewer」などの電子書籍配信ソリューションを提供。また電子書籍配信に必要なソリューションをパッケージ化したコンテンツ配信プラットフォーム「コンテンツアグリゲーションシステム(CAS)」を提供。

メディアドゥの電子書籍事業は、紀伊國屋書店などの電子書店へのシステム提供をしないファイルベースでの取次販売、システム提供をベースとした取次販売とパートナー企業との電子書店の共同運営、まんがセゾンなどの自社電子書店の3つにサービス形態に分れる。

2023年現在の主力サービスは「電子書籍取次」で、出版社から提供された電子書籍のデータを「Amazon Kindle」や「コミックシーモア」といった大手電子書店に届けている。他社向け電子書籍販売サービス提供としては、かつては大手の「LINEマンガ」にシステムを提供していたが、2023年にLINEヤフーの経営統合に伴い、新たに誕生したLINEヤフーではヤフー系のイーブックイニシアティブジャパンのシステムに一本化されることになったため、大きな経営の痛手となった。自社での電子書籍販売サービスとしては、2006年よりフィーチャーフォン向けに電子書籍サービス「めちゃコミ」を展開していたが、「めちゃコミック」と紛らわしいので2014年1月に「コミなび」に名称を変更し、2022年7月にクレディセゾンの出資を受けたことに伴い、さらに「まんがセゾン」に名称を変更した。

2019年8月にポプラ社よりキャラクターコンテンツ系のグッズ・書籍を展開するジャイブ株式会社を買収、2019年9月に宙出版より少女コミックレーベルを刊行するネクスト編集部(ネクストF)を譲受、2021年8月に『週刊漫画ゴラク』で知られる日本文芸社を買収、2021年12月に小説投稿サイトで知られるエブリスタを買収するなど、「インプリント」を掲げて複数の出版社を傘下に迎えている。

  1. ^ a b c d e会社概要”. メディアドゥ. 2017年9月6日閲覧。
  2. ^ a b c有価証券報告書”. プロネクサス. 2024年5月25日閲覧。
  3. ^ “第5回電子書籍ソリューションで先んじる”. http://www.cybird.co.jp/report/vol005/ 2017年3月29日閲覧。
  4. ^パケット代が平均20%節約できるサービス「パケ割」”. 株式会社インプレス. 2017年10月31日閲覧。
  5. ^ 株式会社出版デジタル機構の株式取得(子会社化)完了のお知らせ
  6. ^ Lunascape株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
  7. ^当社子会社による事業譲受完了のお知らせ”. 株式会社メディアドゥ. 2017年10月31日閲覧。
  8. ^IRI グループとの資本業務提携に関するお知らせ”. 2017年8月7日閲覧。
  9. ^持株会社体制への移行完了に関するお知らせ” (2017年4月26日). 2017年9月6日閲覧。
  10. ^Jコミックテラスの子会社化のお知らせ”. メディアドゥホールディングス. 2018年7月11日閲覧。
  11. ^メディアドゥ開発の音声自動文字起こし・AI要約サービス「Smart書記」が徳島県庁で本格運用開始”. 株式会社メディアドゥホールディングス. 2019年6月28日閲覧。
  12. ^リブリカ社及びメディアドゥ社の合併に関するお知らせ”. どこでも本屋さん. 2019年3月22日閲覧。
  13. ^メディアドゥホールディングス<3678>、データ入力事業の徳島データサービスを子会社化”. M&A Online. 2019年1月20日閲覧。
  14. ^メディアドゥ、「どこでも本屋さん」の企画・運営を行うリブリカを吸収合併”. Social Game Info. 2019年1月20日閲覧。
  15. ^連結子会社間の合併に関するお知らせ”. E-IR. 株式会社プロネクサス. 2019年3月22日閲覧。
  16. ^米国子会社による米国MyAnimeList社の買収に関するお知らせ”. PR TIMES. 2019年1月20日閲覧。
  17. ^» 米国子会社による米国MyAnimeList社の買収完了に関するお知らせ”. 株式会社メディアドゥホールディングス. 2019年3月22日閲覧。
  18. ^メディアドゥ、中国国内を率先する若者文化コミュニティbilibiliと提携”. 株式会社メディアドゥホールディングス. 2019年4月17日閲覧。
  19. ^» 電子雑誌読み放題サービス「Tマガジン」にメディアドゥが電子コンテンツ配信システムを提供”. 株式会社メディアドゥホールディングス. 2019年6月28日閲覧。
  20. ^メディアドゥ、AWSで構築した電子書籍の新流通システムをpixivコミックとマンガBANG!に提供開始”. HON.jp News Blog (2019年7月10日). 2020年5月1日閲覧。
  21. ^ジャイブ 「ネクストF」レーベルで新刊刊行を開始”. 文化通信社 (2019年12月6日). 2020年1月14日閲覧。
  22. ^ 株式会社メディアドゥホールディングス. “» 新規事業(インプリント事業)の開始に関するお知らせ”. 株式会社メディアドゥホールディングス. 2020年1月14日閲覧。
  23. ^メディアドゥ、関連会社Lunascapeとの合併公告を官報に掲載”. オタク産業通信. 2020年1月14日閲覧。
  24. ^タブブラウザー「Lunascape」の元開発会社が解散、ブラウザー事業は別会社が継続して提供へ【やじうまWatch】”. INTERNET Watch. 株式会社インプレス (2020年1月6日). 2020年1月14日閲覧。
  25. ^文字起こしのエピックベース、メディアドゥから独立”. 日本経済新聞 電子版. 2020年5月1日閲覧。
  26. ^メディアドゥHD、子会社メディアドゥを吸収合併 | オタク産業通信”. otakuindustry.biz (2020年4月24日). 2020年5月1日閲覧。
  27. ^株式会社 Nagisa の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ”. 2020年4月2日閲覧。
  28. ^(開示事項の経過)連結子会社によるファイヤーブランド・グループの株式取得(孫会社化)に関するお知らせ”. 2021年4月2日閲覧。
  29. ^メディアドゥ、日本文芸社を子会社化…発行済全株式をRIZAP グループから約15億円で取得へ”. Social Game Info (2021年3月26日). 2021年3月26日閲覧。
  30. ^ 株式会社インプレス (2021年3月26日). “紙と電子の出版取次大手が提携、書店にデジタル体験。トーハン×メディアドゥ”. Impress Watch. 2021年4月2日閲覧。
  31. ^VR空間で電子書籍を「ページめくり」しながら読む メディアドゥが新サービス、ハンドジェスチャーにも対応”. ITmedia NEWS. 2021年12月16日閲覧。
  32. ^メディアドゥ、NFTマーケットプレイス「FanTop」サービス開始/フィジカル・デジタルの融合で‟コレクションする喜び”をアップデート”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年12月16日閲覧。
  33. ^メディアドゥ、ソーシャル映像視聴アプリ「GREET」をリリース/ミオヤマザキ、Eggs、シンカ、アイスクライムなどが参画”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年12月16日閲覧。
  34. ^メディアドゥ、エブリスタの子会社化の予定日が12月1日から12月14日に変更 エブリスタによる既存配当への配当実施を考慮 取得価額も変更に”. gamebiz【ゲームビズ】. 2021年12月16日閲覧。
  35. ^メディアドゥが英国の出版Eコマース企業を子会社化・・・海外ビジネスの強化及びDX推進を目指す | Media Innovation” (2022年1月18日). 2022年1月21日閲覧。
  36. ^株式会社メディアドゥ、視覚障害者向け電子図書館システム「アクセシブルライブラリー」を開発し実証実験を実施 | カレントアウェアネス・ポータル”. current.ndl.go.jp. 2022年11月1日閲覧。
  37. ^メディアドゥ、子会社エブリスタの株式をNTTドコモより4億3100万円で追加取得、完全子会社化へ | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2022年3月31日閲覧。
  38. ^インプレスホールディングスとメディアドゥがPOD出版サービスで国内最大シェアとなる合弁会社PUBFUN(パブファン)を設立”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年3月31日閲覧。
  39. ^クレディセゾンがマンガ事業 メディアドゥに出資”. AdverTimes(アドタイ). 2022年7月16日閲覧。
  40. ^メディアドゥ、Contents Lab. Blueに5億円を出資 縦スクロールコミック制作スタジオへの出資は今回で2社目”. gamebiz【ゲームビズ】. 2023年1月16日閲覧。
  41. ^INCLUSIVE<7078>、メディアドゥ<3678>傘下で電子書籍配信サイト「マンガ図書館Z」運営のJコミックテラスを子会社化”. M&A Online. 2023年3月27日閲覧。
  42. ^メディアドゥ、韓国CONISTと戦略的パートナーシップを締結”. 日本経済新聞 (2023年8月18日). 2023年9月1日閲覧。
  43. ^日本マンガの米国向け新配信サービス開発、ドコモ、アカツキ、メディアドゥ、MyAnimeListが連携”. animationbusiness.info. 2024年5月24日閲覧。

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