二戸郡 (original) (raw)

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岩手県二戸郡の範囲(緑:一戸町 薄黄:後に他郡に編入された区域)

二戸郡(にのへぐん)は、岩手県陸奥国)の郡。

人口10,208人、面積300.03km²、人口密度34人/km²。(2024年10月1日、推計人口

以下の1町を含む。

明治11年(1878年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、概ね以下の区域にあたる。うち現八幡平市域、葛巻町域は後に岩手郡に編入されている。

古くは糠部郡の一部であった。中世以降南部氏領となる。初見は寛永11年(1634年)の徳川家光判物。

福岡村、坂本村、白鳥村、仁佐平村、摺糠村、馬羽松村、中山村、火行村、小繋村、宇別村、平糠村、小友村、女鹿村、根反村、冬部村、姉帯村、田野村、泉沢村、月館村[1]、岩清水村、出ル町村、中里村、小鳥谷村、岩館村[2]、一戸村、高善寺村、楢山村、西法寺村、面岸村、鳥越村、似鳥村、荒屋村、五日市村、目名市村、滝又村、曲田村、御山村、漆沢村、岩屋村、浄法寺村、福田村、沢口村、安比村、大簗村、川又村、吉田村、大清水村、駒ヶ嶺村[3]、杉沢村、大田村、長流部村、長渡路村、大森村、岩淵村、江牛村、里川目村、松岡村、浅沢村、田山村、釜沢村、金田一村、矢沢村、野々上村、海上村、根森村、米沢村、石切所村、下斗米村、本田村、田中館村、足沢村、上斗米村、外山村、堀野村

1.福岡町 2.一戸町 3.金田一村 4.斗米村 5.爾薩体村 6.石切所村 7.浪打村 8.鳥海村 9.小鳥谷村 10.姉帯村 11.田部村 12.御返地村 13.浄法寺村 14.荒沢村 15.田山村(紫:二戸市 桃:八幡平市 赤:一戸町 橙:岩手郡葛巻町)

自治体の変遷

明治以前 明治初年 - 明治22年 明治22年4月1日町村制施行 明治22年 - 昭和40年 昭和41年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
石切所村 石切所村 石切所村 昭和30年3月10日福岡町 昭和47年4月1日二戸市 二戸市 平成18年1月1日二戸市 二戸市
福岡村 一部[5] 福岡村
一部 福岡町
一部 爾薩体村
仁佐平村 仁佐平村
矢沢村 明治8年仁佐平村に合併
白鳥村 白鳥村
坂本村 明治8年白鳥村に合併
堀野村 堀野村
安比村 安比村 御返地村
沢口村 明治初年安比村に合併
大簗村
似鳥村 似鳥村
福田村 福田村
足沢村 明治初年頃上斗米村に合併 上斗米村
上斗米村 斗米村
本田村 明治初年上斗米村に合併
田中館村
根森村 明治7年~明治9年頃上斗米村に合併
米沢村 米沢村
外山村 明治初年頃米沢村に合併
下斗米村 一部 下斗米村
一部 金田一村 金田一村
金田一村 金田一村
釜沢村 釜沢村
野々上村 野々上村
海上村 明治8年野々上村に合併
浄法寺村 浄法寺村 浄法寺村 昭和15年12月25日町制 浄法寺町 浄法寺町 浄法寺町
杉沢村 明治8年浄法寺村に合併
大田村
里川目村
江牛村
漆沢村 漆沢村
川又村 明治8年漆沢村に合併
岩淵村
松岡村
大清水村 大清水村
大森村 明治8年大清水村に合併
御山村 御山村
吉田村 明治8年御山村に合併
長流部村
長渡路村
駒ヶ嶺村 駒ヶ嶺村
高善寺村 高善寺村 一戸町 昭和32年11月1日一戸町 一戸町 一戸町 一戸町
一戸村 一部[4]を除く 一戸村
一部[4] 浪打村
岩館村 岩館村
鳥越村 鳥越村
楢山村 楢山村
根反村 根反村
姉帯村 姉帯村 姉帯村
面岸村 面岸村
小鳥谷村 小鳥谷村 小鳥谷村
宇別村 宇別村
小繋村 小繋村
中山村 中山村
火行村 明治初年中山村に合併
摺糠村 明治6年中山村に合併
馬羽松村
平糠村 平糠村
出ル町村 出ル町村 鳥海村
泉沢村 明治初年頃出ル町村に合併
岩清水村 明治初年出ル町村に合併
小友村 小友村
西法寺村 西法寺村
月館村 月館村
中里村 中里村
女鹿村 女鹿村
荒屋村 荒屋村 荒沢村 昭和31年9月30日安代町 安代町 平成14年4月1日所属変更岩手郡安代町 平成17年9月1日八幡平市 八幡平市
目名市村 明治8年荒屋村に合併
滝又村
曲田村
浅沢村 浅沢村
五日市村 明治8年浅沢村に合併
岩屋村
田山村 田山村 田山村
田野村 田野村 田部村 昭和30年7月15日岩手郡葛巻町 岩手郡葛巻町 岩手郡葛巻町 岩手郡葛巻町
冬部村 冬部村
  1. ^ 記載は月舘村。
  2. ^ 記載は岩舘村。
  3. ^ 記載は駒嶺村。
  4. ^ a b c d 大越田・大道沢・小井田・田中
  5. ^ a b 穴牛・村松
  6. ^ 昭和10年国勢調査による。国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能。