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内田光子
生誕 (1948-12-20) 1948年12月20日(75歳)
出身地 日本の旗 日本静岡県熱海市
学歴 ウィーン音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト指揮者
担当楽器 ピアノ
レーベル ユニバーサルミュージック
公式サイト Mitsuko Uchida

ウィキポータル クラシック音楽

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内田 光子(うちだ みつこ、Dame Mitsuko Uchida DBE、1948年12月20日 - )は、静岡県熱海市生まれ、英国籍のピアニスト指揮者ユニバーサルミュージック所属。

経歴

早年期

お茶の水女子大学附属小学校在学中、桐朋学園の「子供のための音楽教室」にて、松岡貞子に学ぶ[1]。父内田藤雄が西ドイツ大使などを務めた外交官であったため、12歳で渡欧。1961年からオーストリアウィーン音楽院リヒャルト・ハウザーに師事する[2]。同時期に、留学中の寺田悦子が同音楽院に在籍し、互いに切磋琢磨したという。その後も、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリヴィルヘルム・ケンプステファン・アスケナーゼニキタ・マガロフ[3]らの薫陶を受ける。 その後一時帰国するが、再び渡欧。 ロンドンでは一時、マリア・クルチオなどにも師事する[4]

イギリスから世界へ

1971年、英国ウィグモア・ホールでの演奏会にてイギリスデビュー。1972年に拠点をロンドンに移す。ヨーロッパを中心に活動するが、1970年代は不遇の時代であった。東芝EMIなどで細々と録音していたが、大手レコード会社からのオファーは全くなかった。日本では演奏会を開くことすらままならず、両親がチケットを売りさばくことに苦心していた。本人は「私は日本の音楽大学を出ていなかったから…」と当時を振り返っていた。自主開催や労音などの地方公演、恩師である松岡貞子の配慮で開催していた科学技術館・サイエンスホールにおける公開レッスンなど、金銭面では有難かったが非常に不本意な時代だったと回想している。

1982年東京文化会館小ホール、そしてロンドンのウィグモア・ホールでのモーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」は「ウチダの火曜日」とロンドンの批評家から絶賛を浴び、一躍楽壇の寵児となる。続いて1984年に、イギリス室内管弦楽団を自ら指揮しつつ演奏したモーツァルトピアノ協奏曲の全曲演奏会を契機に、フィリップスにモーツァルトのピアノ・ソナタとピアノ協奏曲を全曲録音。これら一連のチクルスは空前の大成功を収め、これを契機に長い不遇の時代を経て名実ともに国際的な名声を不動のものとする。それまでの彼女はバルトークのピアノ協奏曲第3番を演奏[5]するなどレパートリーの照準が定まらなかったが、この名声を経て前期ロマン派以前にレパートリーを絞り込む。1983年エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員を務めた。

世界のUchidaとして

1984年小澤征爾の指揮するベルリン・フィル定期演奏会にバッハピアノ協奏曲メシアン異国の鳥たちを弾いてデビュー。それ以降、国際メジャー・オーケストラの定期演奏会、そしてザルツブルク音楽祭プロムスタングルウッド音楽祭ルツェルン音楽祭などの世界的音楽祭の常連となった。 1991年、満を持して殿堂カーネギー・ホールにてデビューリサイタル。1999年にGreat Pianists of 20th Centuryシリーズに日本人で唯一の選出。最近では、子どものための演奏会、室内楽、マスタークラス、そして若手音楽家への支援に力を注いでいる。ボルレッティ=ブイトーニ財団の評議員をつとめ、リチャード・グードと共同でマールボロ音楽祭のディレクターもつとめている[6]

演奏スタイル

得意とするベートーヴェンシューベルトでは、拍節感を強調しない拍子がそろった均等拍の特徴を使いこなし、拍子を均等にする代わりにフレーズが変わる都度テンポを揺らせ、強弱をコントロールし新鮮な印象を与えたり、シューベルトでは転調直前の休符に「期待感」の代わりに「完結感」を与えたりするなど、均等拍を基本とし、その上に意図的かつ知的な表現を散りばめ、全体としてシリアスかつ知的な印象を与えているとの評価がある[7]

現代のピアノは通常平均律で調律するところ、内田光子は古典調律の一つであるヴェルクマイスター音律を用いてモーツァルトの作品を演奏した。

受賞歴

人物

1972年以来、ロンドンに居住。私生活上でのパートナーは「世界最高の知性100人英語版)」にも選ばれた、EU理事会対外・政治軍事総局長であるロバート・クーパー[19]。美学的理由につき、現在は一切の国際コンクール審査員を断り続けている。母方祖父に原脩次郎

脚注

  1. ^松岡貞子さん死去 桐朋学園大名誉教授”. 共同通信 (2010年12月20日). 2013年7月21日閲覧。
  2. ^ 吉澤ヴィルヘルム『ピアニストガイド』青弓社、印刷所・製本所厚徳所、2006年2月10日、78ページ、ISBN 4-7872-7208-X
  3. ^ 彼らはショパン国際ピアノコンクールほかの国際コンクールの審査員の常連である。
  4. ^Maria Curcio”. The Telegraph (2009年4月7日). 2013年7月21日閲覧。
  5. ^ フィリップス社のモーツァルトピアノソナタ集に内田が寄せたコメントから。日本盤のみ冊子封入。
  6. ^ a bBIOGRAPHY - 内田光子”. Universal Music Japan. 2013年7月21日閲覧。
  7. ^Newsweek - 内田光子さんの人気を手放しで喜べない理由とは?冷泉彰彦 2011年02月16日(水)11時52分”. 2018年7月29日閲覧。
  8. ^ 1位なし
  9. ^ a b c dピアニスト内田光子さんに大英帝国勲章”. 朝日新聞DIGITAL (2009年6月13日). 2013年7月21日閲覧。
  10. ^ この年はジェフリー・スワンが本選に進めなかったばかりかDistinctionsももらえないということで、聴衆が暴動を起こした。
  11. ^ 1位なし本選会5人同列2位
  12. ^過去の受賞者 サントリー音楽賞”. SUNTORY. 2013年7月21日閲覧。
  13. ^森光子さんらに文化勲章 文化功労者には長嶋さんら”. asahi.com (2005年10月28日). 2013年7月21日閲覧。
  14. ^Oxford announces honorary degrees for 2009” (2009年2月5日). 2009年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月21日閲覧。
  15. ^Past Winners Search”. Grammy.com. 2013年7月21日閲覧。
  16. ^Pianist Mitsuko Uchida given classical honour”. BBC (2012年5月4日). 2013年7月21日閲覧。
  17. ^ ドロテア・レシュマンのアルバム『シューマン リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク 初期の7つの歌』でピアノ伴奏
  18. ^ “内田光子さんにグラミー賞=世界的ピアニスト、2度目の栄誉”. 時事ドットコム (時事通信社). (2017年2月13日). http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021300227&g=soc 2017年2月13日閲覧。
  19. ^Matthew Bell: The IoS Diary”. The Independent (2009年6月14日). 2013年7月21日閲覧。

外部リンク

日本芸術院賞受賞者
第一部(美術)日本画 1943: 島田墨仙 1948: 伊東深水 1951: 徳岡神泉 1953: 児玉希望 1954: 金島桂華 1955: 橋本明治 1956: 東山魁夷山口華楊 1957: 杉山寧 1958: 森白甫・**菅楯彦**・望月春江 1959: 加藤栄三森田沙伊 1960: 高山辰雄池田遙邨郷倉千靱 1961: **川崎小虎**・岩田正巳矢野橋村西山英雄 1962: **榊原紫峰**・小倉遊亀三輪晁勢 1963: 奥田元宋山田申吾 1964: 山本丘人 1965: 浜田観麻田弁自 1966: 中村貞以山本倉丘 1967: 上村松篁佐藤太清 1968: 伊東万燿 1969: 三谷十糸子 1970: 寺島紫明 1971: 吉岡堅二 1972: 岩橋英遠 1973: 大山忠作 1974: 猪原大華 1975: 片岡球子 1976: 川本末雄 1977: 加藤東一 1978: 浦田正夫 1979: 松尾敏男 1980: 浜田台児 1981: 加倉井和夫 1982: 吉田善彦 1984: 福王寺法林 1985: 村山径 1986: 関主税 1987: 堂本元次 1988: 鈴木竹柏 1989: 佐藤圀夫 1990: 郷倉和子 1991: 稗田一穂 1992: 山岸純 1993: 岩沢重夫 1994: 白鳥映雪 1995: 上村淳之 1997: 中路融人 2000: 那波多目功一 2001: 福王寺一彦 2003: 岩倉寿 2004: 宇佐美江中 2005: 川崎春彦 2006: 福田千惠 2007: 土屋礼一 2008: 清水達三 2011: 山﨑隆夫 2013: 能島和明 2016: 後藤純男 2017: 西田俊英 2018: 田渕俊夫 2020: 村居正之 洋画 1942: 小磯良平 1943: 宮本三郎 1950: 鍋井克之 1951: **三宅克己**・寺内万治郎 1952: **白滝幾之助**・中山巍 1953: 石川寅治 1954: 小糸源太郎 1956: 鬼頭鍋三郎 1957: 鈴木千久馬東郷青児 1958: 中野和高 1959: **木村荘八**・小山敬三林武 1960: 大久保作次郎鈴木信太郎 1961: 新道繁田崎広助 1962: 耳野卯三郎 1963: 田村一男中村琢二 1964: **中川紀元**・岡鹿之助 1965: 吉井淳二 1966: **池部鈞**・井手宣通 1967: 島村三七雄 1968: 佐竹徳服部正一郎 1969: **黒田重太郎**・中村善策 1970: 小堀進森田茂 1971: 高光一也 1972: 高田誠 1973: 野村守夫 1976: 岡田又三郎 1977: 伊藤清永 1979: 宮永岳彦 1980: 西山真一 1981: 楢原健三 1982: 菅野矢一 1984: 寺田竹雄 1985: 渡辺武夫 1986: 広瀬功 1988: 大内田茂士 1990: 鶴岡義雄 1991: 国領経郎 1992: 平松譲 1993: 藤本東一良 1994: 芝田米三 1995: 織田広喜 1996: 奥谷博 1997: 寺島竜一 1998: 中山忠彦 1999: 島田章三 2000: 庄司栄吉 2001: 絹谷幸二 2002: 清原啓一 2003: 塗師祥一郎 2004: 山本貞 2005: 寺坂公雄 2006: 村田省蔵 2007: 大津英敏 2008: 藤森兼明 2009: 藪野健 2010: 山本文彦 2012: 池口史子 2013: 佐藤哲 2015: 馬越陽子 2017: 根岸右司 2018: 湯山俊久 彫塑 1943: 古賀忠雄 1950: 吉田三郎 1952: 加藤顕清 1953: 沢田正広 1954: 清水多嘉示 1955: 橋本朝秀 1957: 雨宮治郎 1958: 松田尚之 1961: 堀進二 1963: 中川清大内青圃 1966: 円鍔勝三藤野舜正 1968: 北村治禧 1970: 昼間弘 1971: 水船六洲 1972: 富永直樹 1973: 進藤武松 1974: 木下繁 1975: 分部順治 1977: 淀井敏夫 1979: 三坂耿一郎 1980: 佐藤助雄 1981: 野々村一男 1982: 伊藤五百亀 1985: 小森邦夫 1986: 高橋剛 1987: 中村博直 1988: 中村晋也 1990: 雨宮敬子 1991: 長江録弥 1992: 柴田鋼造 1994: 吉田鎮雄 1996: 橋本堅太郎 1997: 雨宮淳 1998: 川崎普照 1999: 山田良定 2002: 蛭田二郎 2003: 澄川喜一 2004: 山本真輔 2005: 能島征二 2006: 市村緑郎 2007: 瀬戸剛 2008: 神戸峰男 2009: 宮瀬富之 2012: 吉野毅 2016: 山田朝彦 2019: 池川直 工芸 1943: 吉田源十郎 1950: 小場恒吉 1951: 岩田藤七 1952: 山鹿清華 1953: 香取正彦 1954: 沼田一雅 山崎覚太郎楠部弥一 1955: **杉浦非水**・内藤春治 1956: **初代竜村平蔵**・六代目清水六兵衛三井義夫 1957: 宮之原謙 1958: 山室百世 1959: 三代目井上良斎大須賀喬 1960: 各務鑛三岸本景春 1961: 佐治賢使皆川月華 1962: 蓮田修吾郎山脇洋二 1963: **河村蜻山**・番浦省吾森野嘉光 1964: 辻光典 1965: 高橋節郎 1966: 帖佐美行 1967: 浅見隆三 1968: 北出塔次郎安原喜明 1969: 般若侑弘 1970: 海野建夫 1971: 吉賀大眉 1973: 佐野猛夫 1980: 新開寛山 1981: 浅蔵五十吉 1982: 岩田久利 1983: 大久保婦久子 1984: 十三代目中里太郎右衛門 1985: 大樋年朗 1986: 折原久佐ヱ門 1988: 三谷吾一 1989: 藤田喬平 1990: 奥田小由女 1991: 青木竜山 1992: 永井鉄太郎 1993: 中井貞次 1994: 井波唯志 1996: 大塩正義 1997: 河合誓徳 1998: 今井政之 1999: 西本瑛泉 2000: 吉賀将夫 2001: 川尻一寛 2003: 大角勲 2004: 伊藤裕司 2006: 原益夫 2007: 森野泰明 2010: 武腰敏昭 2012: 宮田亮平 2013: 寺池静人 2016: 春山文典 2018: 三田村有純 2019: 並木恒延 1951: 川村驥山 1953: 辻本史邑 1955: 西川寧 1957: 鈴木翠軒 1960: **田中親美**・松本芳翠 1961: 安東聖空二代中村蘭台 1962: 炭山南木 1963: 山崎節堂 1964: 松井如流 1965: 日比野五鳳 1966: 青山杉雨 1967: 金子鷗亭 1968: 村上三島 1969: 田中塊堂 1970: 桑田笹舟 1971: 大石隆子金田心象 1972: 広津雲仙 1973: 宮本竹径 1976: 木村知石 1977: 殿村藍田 1978: 上条信山 1981: 小坂奇石 1983: 杉岡華邨 1984: 小林斗盦 1985: 古谷蒼韻 1986: 浅見筧洞 1987: 今井凌雪 1989: 浅香鉄心 1990: 伊藤鳳雲 1991: 近藤摂南 1992: 成瀬映山 1993: 尾崎邑鵬 1994: 栗原蘆水 1995: 高木聖鶴 1996: 榎倉香邨 1997: 甫田鵄川 1998: 松下芝堂 1999: 日比野光鳳 2000: 梅原清山 2001: 津金孝邦 2002: 桑田三舟 2003: 井茂圭洞 2004: 新井光風 2005: 黒野清宇 2006: 劉蒼居 2007: 池田桂鳳 2008: 杭迫柏樹 2009: 小山やす子 2010: 樽本樹邨 2011: 黒田賢一 2012: 星弘道 2017: 高木聖雨 2018: 土橋靖子 2019: 真神巍堂 建築 1950: 岸田日出刀 1952: 吉田五十八 1953: 村野藤吾 1957: 堀口捨己 1959: 中村順平 1961: 谷口吉郎 1962: 竹腰健造 1965: 前田健二郎 1966: 今井兼次 1967: 佐藤武夫 1968: 藤島亥治郎 1971: 海老原一郎 1974: 前川国男 1975: 吉村順三 1980: 白井晟一 1981: 大江宏 1982: 高橋靗一 1984: 芦原義信 1985: 西沢文隆 1987: 谷口吉生 1988: 池原義郎 1989: 内井昭蔵 1990: 阪田誠造 1991: 中村昌生 1992: 黒川紀章 1993: 安藤忠雄 1995: 柳沢孝彦 1996: 岡田新一 1999: 伊東豊雄 2000: 長谷川逸子 2001: 山本理顕 2003: 栗生明 2004: 宮本忠長 2006: 香山寿夫 2008: 鈴木了二 2010: 北川原温 2011: 古谷誠章 2013: 槇文彦 2015: 陶器二三雄 2020: 藤森照信
第二部(文芸)小説戯曲 1950: 大仏次郎 1951: 小川未明 1952: 川端康成 1955: 坪田譲治 1956: 井伏鱒二 1957: 幸田文 1959: 井上靖 1960: 火野葦平 1961: 石川淳 1963: 獅子文六 1966: 中山義秀永井竜男 1967: 伊藤整 1968: 網野菊 1969: 芹沢光治良 1972: **平林たい子**・宇野千代 1973: 庄野潤三 1975: 中里恒子 1976: **司馬遼太郎**・安岡章太郎 1977: 戸板康二海音寺潮五郎 1979: **阿川弘之**・遠藤周作吉行淳之介 1980: 田中千禾夫 1981: 島尾敏雄 1982: **芝木好子**・野口冨士男小島信夫 1984: 河野多恵子 1986: 水上勉 1987: **三浦朱門**・吉村昭 1988: 八木義徳 1989: 阪田寛夫 1993: **曽野綾子**・石井桃子 1994: 竹西寛子 1995: 陳舜臣 1998: **大原富枝**・堀田善衛 1999: 加賀乙彦 2000: 小川国夫黒井千次日野啓三 2001: 伊藤桂一 2003: 津村節子 2004: **中野孝次**・富岡多恵子 2006: 辻井喬 2007: 三木卓 2009: 井上ひさし 2011: 山崎正和 2016: 辻原登 2017: 髙樹のぶ子 2019: 松浦寿輝 詩歌 1942: 高村光太郎川田順 1948: 折口信夫 1949: 半田良平 1951: 尾山篤二郎 1953: 三好達治土屋文明服部担風 1958: 川路柳虹 1964: 水原秋桜子 1971: 富安風生 1977: 宮柊二 1980: 佐藤佐太郎 1981: 飯田竜太 1983: 木俣修 1984: **中村草田男**・中村汀女 1987: 山口誓子上田三四二 1994: 那珂太郎 1995: **大岡信**・清岡卓行 1997: 森澄雄 1998: 岡野弘彦田村隆一 1999: 伊藤信吉 2003: 馬場あき子まど・みちお金子兜太 2005: 前登志夫 2015: **吉増剛造**・鷹羽狩行 2016: 宇多喜代子 2019: 荒川洋治 評論翻訳 1943: 野口米次郎 1950: 山内義雄 1951: 小林秀雄 1952: 日夏耿之介 1953: 石川欣一 1954: 小宮豊隆 1955: 鈴木信太郎 1956: 昇曙夢 1957: 折口信夫 1957: 和田芳恵 1958: 新関良三 1959: 吉田精一 1961: 河上徹太郎 1963: 福原麟太郎 1964: 亀井勝一郎 1966: 舟木重信山本健吉 1967: **三宅周太郎**・中村光夫 1969: 高橋健二 1971: 唐木順三 1973: 中村白葉 1976: 江藤淳 1977: 平野謙 1981: 福田恒存 1981: 生島遼一 1982: 佐伯彰一 1984: 磯田光一 1986: 富士川英郎 1990: 新庄嘉章 1991: 佐藤朔 1997: 高橋英夫 2000: 河竹登志夫 2001: 菅野昭正 2002: 高階秀爾 2010: 粟津則雄 2012: 三浦雅士 2017: 渡辺保 2018: 芳賀徹
第三部(音楽・演劇・舞踊)能楽 1948: 野口兼資 1951: 観世華雪 1953: 桜間弓川 1954: 茂山弥五郎 1960: 近藤乾三 1961: 橋岡久太郎 1963: 後藤得三 1970: 六世野村万蔵 1975: 喜多実 1977: 三世茂山千作 1980: 宝生弥一 1983: 田中幾之助 1985: 梅若雅俊 1987: 四世野村万之丞 1988: 梅若恭行観世元正 1990: 九世片山九郎右衛門二世野村万作 1992: 八世観世銕之丞宝生閑 1995: 二世金剛巌 1996: 二十二世金春惣右衛門 1999: 五十六世梅若六郎 2000: 粟谷菊生 2001: 近藤乾之助 2002: 関根祥六 2003: 友枝昭世 2005: 三世観世喜之 2006: 野村四郎 2007: 四世山本東次郎 2008: 一噌仙幸 2009: 九世観世銕之丞 2011: 山本孝 2013: 浅見真州 2014: 香川靖嗣 2015: 柿原崇志 2016: 高橋章 2017: 大槻文蔵 2019: 亀井忠雄 歌舞伎 1951: 三代目中村時蔵 1952: 二代目市川猿之助 1953: 三代目市川寿海 1954: 三代目阪東寿三郎 1956: 三代目市川左団次 1962: 六代目中村歌右衛門 1966: 七代目尾上梅幸八代目坂東三津五郎 1969: 十七代目中村勘三郎 1970: 二代目中村鴈治郎 1972: 十三代目片岡仁左衛門 1974: 八代目松本幸四郎 1975: 七代目中村芝翫 1981: 四代目中村雀右衛門 1982: 三代目實川延若 1984: 十七代目市村羽左衛門 1985: 二代目中村吉右衛門 1986: 二代目中村扇雀 1987: 五代目中村富十郎七代目尾上菊五郎 1988: 片岡孝夫 1989: 十二代目市川団十郎 1990: 八代目中村福助 1991: 九代目坂東三津五郎 1993: 五代目中村松江 1996: 二代目中村又五郎 1999: 五代目中村勘九郎 2001: 六代目沢村田之助 2005: 九代目中村福助 2006: 十代目坂東三津五郎 2007: 五代目中村翫雀 2008: 五代目中村時蔵五代目中村芝雀 2011: 三代目中村橋之助 2016: 五代目中村歌六・**五代目坂東玉三郎** 2017: 四代目市川左團次 2018: 三代目中村扇雀 2020: 十代目松本幸四郎 2021: 片岡孝太郎 文楽 1944: 二代目豊竹古靱太夫 1950: 四代目鶴沢清六 1963: 八代目竹本綱大夫 1968: 二代目野沢喜左衛門 1972: 六代目鶴沢寛治 1976: 十代目竹沢弥七 1997: 三代目吉田簑助 1998: 七代目竹本住大夫 2003: 九代目竹本綱大夫 2009: 豊竹咲大夫 2010: 三代目桐竹勘十郎 2011: 五代目野沢錦糸 2012: 二代目鶴沢藤蔵 2013: 六代目鶴沢燕三 2014: 吉田玉女 2018: 鶴澤清介 邦楽 1948: 芝祐泰 1953: 三代目常磐津文字兵衛初代中尾都山 1955: 山田抄太郎 1956: 三代目杵屋栄蔵 1957: 七代目芳村伊十郎 1959: 中能島欣一 1961: 十四代目杵屋六左衛門 1962: 安倍季巌 1968: 清元志寿太夫 1971: 五代目荻江露友 1972: 杵屋六一朗 1974: 中能島慶子 1980: 二代目上原真佐喜 1983: 三代目今藤長十郎 1987: 初代富山清琴 1990: 多忠麿 1991: 二代目青木鈴慕清元栄三郎 1992: 三代目杵屋五三郎 1993: 四代目常磐津文字兵衛 1994: 山彦節子 1995: 山口五郎 1999: 十五代目杵屋喜三郎 2000: 東儀俊美 2002: 六代目山勢松韻 2002: 初代米川敏子 2003: **芝祐靖**・東音宮田哲男 2004: **鶴沢清治**・川瀬白秋二代目富山清琴 2007: 唯是震一 2009: 七代目杵屋巳太郎豊英秋 2010: 二代目今藤政太郎五代目常磐津文字兵衛 2011: 二代目野坂操寿 2012: **山本邦山**・笠置侃一 2013: 二代目米川文子 2014: 小野功竜 2015: 十二代目都一中二代目米川敏子 2017: 鳥羽屋里長 2020: 杵屋勝国 洋楽 1943: 井口基成 1948: 藤原義江 1961: 豊増昇 1965: 柳兼子 1966: 団伊玖磨 1967: 渡辺暁雄 1971: 園田高弘 1972: 小沢征爾 1975: 安川加寿子 1976: 朝比奈隆 1979: 江藤俊哉 1980: 武満徹 1986: 山田一雄 1989: 伊藤京子 1990: 三善晃 1991: 東敦子 1992: 若杉弘 1993: 堤剛 1994: 吉田雅夫 1996: 木村俊光 1999: 湯浅譲二 2002: 岩城宏之 2004: 前橋汀子 2005: 内田光子 2006: 畑中良輔 2007: 栗林義信 2009: 中村紘子 2010: 大野和士 2011: 栗山昌良 2013: 飯守泰次郎 2014: 野島稔 2017: 一柳慧 2019: 野平一郎 舞踊 1952: 四代目井上八千代 1957: 二代目花柳寿輔 1963: 六代目藤間勘十郎 1965: 四代目藤間勘右衛門 1966: 八代目坂東三津五郎 1967: 吾妻徳穂 1979: 藤間藤子 1985: 森下洋子 1988: 二代目花柳寿楽 1989: 藤間友章 1990: 三代目花柳寿輔 1991: 十代目西川扇蔵 1992: 花柳寿南海 1997: 七代目藤間勘十郎 1999: 五代目井上八千代 2000: 藤間蘭景 2001: 五代目花柳芳次郎 2002: 二代目尾上菊之丞 2004: 二代目吾妻徳弥 2008: 藤間藤太郎 2015: 山村友五郎 2016: 二代目中村梅弥 2018: 三代目花柳寿楽 2019: 宮城能鳳 2020: 藤間蘭黄 2021: 西川箕乃助 演劇 1948: 杉村春子 1950: 伊藤熹朔 1955: 花柳章太郎 1956: 初代水谷八重子 1959: 小津安二郎 1980: 六代目市川染五郎
太字恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。
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芸術家 グラミー賞 MusicBrainz
人物 ドイッチェ・ビオグラフィー Trove(オーストラリア) 1
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