南山千明 (original) (raw)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

南山 千明
名前
愛称	ちあき、ちー[1]
カタカナ	ミナミヤマ チアキ
ラテン文字	MINAMIYAMA Chiaki
基本情報
国籍	日本
生年月日	(1985-10-16) 1985年10月16日（39歳）
出身地	千葉県市川市
身長	164cm[2]
体重	52kg[2]
選手情報
在籍チーム	スペランツァ大阪
ポジション	MF
背番号	7
利き足	右足[1]
ユース
信篤FC
0000-1997	市川FCレディース
1998-2002	日テレメニーナ
クラブ1
年	クラブ	出場	(得点)
2003-2010	日テレベレーザ	53	(6)
2011-2016	INAC神戸レオネッサ	80	(12)
2017-2018	華川KSPO（英語版）
2019-2021	オルカ鴨川FC	43	(7)
2022-2024	スペランツァ大阪	50	(4)
通算		226	(29)
代表歴2
2010	日本	4	(2)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年10月9日現在。2. 2011年12月31日現在。■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

南山 千明（みなみやま ちあき、1985年10月16日 - ）は、千葉県市川市出身の女子サッカー選手。スペランツァ大阪所属。元サッカー日本女子代表。ポジションはミッドフィールダー。

経歴

兄の影響で小学1年からサッカーを始め[3]、信篤FC、市川FCレディースを経て、中学入学と同時に読売メニーナ（現日テレメニーナ）に入団。2003年より日テレベレーザに昇格し、日本女子体育大学に進学した。大学在学中の2007年には、ユニバーシアード代表に選出された[4]。

代表選手の多いベレーザでは、なかなか定位置をつかめず、ベンチを温める日が長く続いたが、2008年頃から徐々に出場機会を増やしていき、2010年5月には、アジアカップの壮行試合でなでしこジャパンに初選出された。壮行試合ではメキシコ戦で2ゴールを挙げるなど活躍したが、同年9月、なでしこリーグの試合中に左膝前十字靱帯断裂の大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされる。

怪我でリハビリ中だった翌2011年1月、澤穂希、大野忍、近賀ゆかりと共にINAC神戸レオネッサに移籍した[5]。同年5月、約9ヶ月ぶりに怪我から戦線復帰し、以降は代表選手の多いチームの中でスタメンに定着した。

2017年1月12日、6年間在籍したINAC神戸レオネッサを退団することが発表された[6]。

2017年6月に韓国・WKリーグの華川KSPO（朝鮮語版）に加入[7]。同リーグでプレーする最初の日本人選手となった[7]。

2019年、オルカ鴨川FCに移籍[8]。2020年10月18日のASハリマアルビオン戦で、なでしこリーグ通算150試合出場を達成した[9]。

2021年11月25日、オルカ鴨川FC退団を発表[10]、同年12月27日に移籍先がコノミヤ・スペランツァ大阪高槻（2022年シーズンよりスペランツァ大阪）に決定した[11]。

2024年11月1日、2024シーズンをもってスペランツァ大阪を退団することが発表された[12]。

所属クラブ・学歴

所属クラブ

• 0000 - 1997年 市川FCレディース
• 1998年 - 2002年 日テレメニーナ
• 2003年 - 2010年 日テレベレーザ
• 2011年 - 2016年 INAC神戸レオネッサ
• 2017年 - 2018年 華川KSPO（朝鮮語版）
• 2019年 - 2021年 オルカ鴨川FC
• 2022年 - 2024年 スペランツァ大阪

学歴

• 市川市立高谷中学校
• 立志舎高等学校
• 日本女子体育大学

個人成績

クラブ

[](/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Wiki%5Fletter%5Fw%5Fcropped.svg)	この節の加筆が望まれています。

代表

主な選出歴

• U-18日本女子代表
• ユニバーシアード日本女子代表
• 日本女子代表（なでしこジャパン）

試合数

出場試合

#	開催日	開催都市	スタジアム	対戦国	結果	監督	大会	出典
1.	2010年5月8日	松本	松本平広域公園総合球技場アルウィン	メキシコ	○ 4-0	佐々木則夫	2010 AFC女子アジアカップ 壮行試合	[13]
2.	2010年5月11日	新潟	東北電力ビッグスワンスタジアム	メキシコ	○ 3-0	[14]
3.	2010年5月22日	成都	成都市体育中心	タイ	○ 4-0	2010 AFC女子アジアカップ	[15]
4.	2010年5月24日	北朝鮮	○ 2-1	[16]

ゴール

#	開催日	開催都市	スタジアム	対戦国	結果	監督	大会	出典
1.	2010年5月11日	新潟	東北電力ビッグスワンスタジアム	メキシコ	○ 3-0	佐々木則夫	2010 AFC女子アジアカップ 壮行試合	[17]
2.

タイトル

クラブ

• 日テレ・ベレーザ
  • なでしこリーグ：5回 (2005、2006、2007、2008、2010)
  • 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会：5回 (2004、2005、2007、2008、2009)
  • なでしこリーグカップ：2回 (2007、2010)
• INAC神戸レオネッサ
  • なでしこリーグ：3回 (2011、2012、2013)
  • 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会：5回 (2011、2012、2013、2015、2016)
  • なでしこリーグカップ ：1回 (2013)
  • 国際女子サッカークラブ選手権 : 1回 (2013)
  • 日韓女子リーグチャンピオンシップ：1回 (2012)

脚注

1. ^ a b オルカ鴨川FC. “6 南山 千明 / 選手紹介”. オルカ鴨川FC. 2021年5月11日閲覧。
2. ^ a b 日本女子サッカーリーグ. “オルカ鴨川ＦＣ”. 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト | なでしこリーグ. 2021年5月11日閲覧。
3. ^ “宮本恒靖＆INAC神戸選手 スペシャルトークショー「夢を叶えるためにジュニア時代に学んだこと」”. サカママ (2014年12月25日). 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月23日閲覧。
4. ^ 日本代表選手団名簿 JOC公式サイト (PDF)
5. ^ 『選手移籍のお知らせ』（プレスリリース）日テレ・ベレーザ、2011年1月5日。オリジナルの2018年9月24日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20180924110115/http://www.verdy.co.jp/beleza/belezatop/bnews/b2011/選手移籍のお知らせ.html。2021年8月23日閲覧。
6. ^ 『南山千明選手 退団のお知らせ』（プレスリリース）INAC神戸レオネッサ、2017年1月12日。オリジナルの2018年8月16日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20180816194423/http://inac-kobe.com/news/2014。2021年8月23日閲覧。
7. ^ a b “[심층인터뷰] 'WK리그 1호 일본인' 치아키 "새로운 경험 위해 왔어요"”. 大韓サッカー協会 (2017年7月26日). 2017年9月8日閲覧。[_リンク切れ_]
8. ^ 『新加入選手のお知らせ』（プレスリリース）オルカ鴨川FC、2019年1月8日。http://www.orcakamogawafc.com/news/news_395.html。2019年3月23日閲覧。
9. ^ “記録達成について”. 日本女子サッカーリーグ (2020年10月21日). 2021年8月23日閲覧。
10. ^ “南山千明選手 退団のお知らせ”. オルカ鴨川FC (2021年11月25日). 2022年1月2日閲覧。
11. ^ “南山千明選手 移籍先クラブ決定のお知らせ”. オルカ鴨川FC (2021年12月27日). 2022年1月2日閲覧。
12. ^ 『南山千明選手 退団のお知らせ』（プレスリリース）スペランツァ大阪、2024年11月1日。https://www.speranzafc.jp/news/23962/。
13. ^ “試合結果”. www.jfa.or.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。
14. ^ “試合結果”. www.jfa.or.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。
15. ^ “試合結果”. www.jfa.or.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。
16. ^ “試合結果”. www.jfa.or.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。
17. ^ “試合結果”. www.jfa.or.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。

外部リンク