坂東玉三郎 (5代目) (original) (raw)

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ごだいめ ばんどう たまさぶろう五代目 坂東玉三郎
文化功労者顕彰に際して公表された肖像写真
屋号 大和屋
定紋 花かつみ
生年月日 (1950-04-25) 1950年4月25日(74歳)
本名 1. 楡原伸一2. 守田伸一[1][2]
襲名歴 1. 坂東喜の字2. 五代目坂東玉三郎[3]
別名 守田親市(通名)
出身地 日本の旗 日本東京都[3]
十四代目守田勘弥(養父)
当たり役
義経千本櫻』の静御前助六』の揚巻『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子『桜姫東文章』の桜姫『花街模様薊色縫』の十六夜
主な作品
映画夜叉ヶ池』(1979年)
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五代目 坂東玉三郎(ごだいめ ばんどう たまさぶろう、1950年昭和25年〉4月25日 - )は、日本歌舞伎役者映画監督演出家歌舞伎名跡坂東玉三郎」の当代。屋号大和屋定紋花勝見(はなかつみ)、替紋は熨斗菱(のしびし)。重要無形文化財保持者(人間国宝[3]日本藝術院会員。武蔵野音楽大学特別招聘教授[4]

十四代目 守田勘弥の養子であり[5]、本名は守田 伸一(もりた しんいち)。通名は守田 親市(もりた しんいち)、旧姓は楡原(にれはら)。公称身長174cm・体重61kg・血液型B型[6]

中央が五代目坂東玉三郎

時代物から新歌舞伎まであらゆる分野の女形の技法に精通し、特に世話物や舞踊作品で定評がある。

若くしてニューヨークメトロポリタン歌劇場に招聘され、アンジェイ・ワイダダニエル・シュミットヨーヨー・マら世界の超一流の芸術家たちと多彩なコラボレーションを展開するなど、その影響と賞賛は世界的なものである。また、映画監督・演出家としても独自の映像美を創造した。

その他にも、演劇全般に関する私塾「東京コンセルヴァトリー」の開校や熊本県八千代座保存への協力など、演劇以外にも活躍している。また歌舞伎だけでなく、10代半ばよりレッスンを受けたバレエの実力も、プロ・バレリーナと一緒に踊りをこなしても何の遜色もないどころか、玉三郎自身が一バレエダンサーとしての評価にあずかるほどのものがある。

近年は歌舞伎と縁の薄い邦楽の演出も手がけている。趣味はダイビング

五代目玉三郎は、梨園の出でないばかりか、小児麻痺の後遺症をリハビリで克服したこと[5]、その影響で左利きとなったこと、女形としては長身であること(公称173cm、過去に某雑誌では175cmとも)、芸風や活動方針を巡って六代目中村歌右衛門との間に永年の確執があったこと(後年和解)など、数々の苦難を克服しつつ精進を続けて今日の地位を築きあげた、現在の歌舞伎界における希有の存在である。

年齢・体力的な理由から2019年を最後に地方での短期公演から「引退」しており[7]、近年は自身のつとめてきた大役を若手に継承している[8]

一方、2020年のNHK大河ドラマ麒麟がくる』に正親町天皇役でテレビドラマ初出演をした[9]。この出演の理由について玉三郎は「(主演の)長谷川博己君の父(建築史家の長谷川堯)と昔からの知己で、博己君から大河ドラマの主演を報告されたので『じゃ、ワンシーンだけでも出た方がいいかも』みたいな話をしたら、このような形になった」と語っている[10]

  1. ^ 抜粋引用:「天守物語」は、人間国宝・坂東玉三郎が演出。主役の「富姫」は玉三郎が1977年初役で演じて以来、守ってきたが、その大役に中村七之助が挑戦することになった。繰り広げられたのは1日10時間以上にもおよぶ玉三郎の熱血指導と舞台演出[16][17]

  2. ^ 【本名入 A0227】2020会員名簿(3.31現在) (PDF) - 日本俳優協会会員|公益社団法人日本俳優協会

  3. ^ 文化庁・国指定文化財等データベース 重要無形文化財(歌舞伎) の総合認定保持者情報リスト・第三次認定1974年(昭和49年)4月26日時点の氏名:「守田伸一」

  4. ^ a b c読売年鑑2013』(読売新聞東京本社,2013年3月27日刊行)P.600

  5. ^坂東玉三郎(特別招聘教授)”. 武蔵野音楽大学. 2021年7月1日閲覧。

  6. ^ a b c人間国宝、坂東玉三郎さんに聞く。「芸」への思い 。”. 2021年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月10日閲覧。

  7. ^ 月刊演劇界発行『最新歌舞伎俳優名鑑』 ①2006年2月特別増刊 のP.213に/②2015年9月号特別付録 のP.72に 身長174cm・体重61kg・血液型B型 とどちらも同じ数値で掲載。

  8. ^玉三郎 地方の短期公演から“引退”を宣言「体力的に難しい」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online(2019年7月25日). 2020年11月1日閲覧。

  9. ^玉三郎が梅枝と児太郎に大役継承 きっかけは3年前 - 舞台雑話 - 芸能コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com(2018年12月1日). 2020年11月1日閲覧。

  10. ^ "坂東玉三郎、「麒麟がくる」でテレビドラマ初出演「大変緊張しております」". スポーツ報知. 報知新聞社. 14 August 2020. 2020年8月14日閲覧。

  11. ^ "坂東玉三郎「長谷川君の父と知り合い」大河出演理由". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 8 November 2020. 2020年11月8日閲覧。

  12. ^春の褒章684人・23団体 ソチ五輪金メダル羽生さんら”. 日本経済新聞 (2014年4月28日). 2023年5月11日閲覧。

  13. ^吉野氏ら文化勲章=功労者は玉三郎さんら”. 時事通信 (2019年10月29日). 2019年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月29日閲覧。

  14. ^令和元年度 文化功労者”. 文部科学省 (2019年11月3日). 2020年11月2日閲覧。

  15. ^ 会員候補者略歴・賞歴等

  16. ^幽玄”. 松竹. 2021年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月29日閲覧。

  17. ^密着!中村屋ファミリー”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン. 2023年12月23日閲覧。

  18. ^ 中沢絢乃 (2023年12月22日). “『密着!中村屋ファミリー』伝統を未来に、奮闘の1年に迫る”. 朝日新聞デジタル. テレビ番組評「試写室」. 朝日新聞社. 2023年12月23日閲覧。

毎日芸術賞受賞者
第1回井上靖 八代目松本幸四郎 間宮芳生 第2回丹羽文雄 土門拳 第3回吉川英治 小林正樹 安川加壽子 第4回谷崎潤一郎 内村直也 八代目坂東三津五郎 第5回舟橋聖一 新藤兼人 第6回伊馬春部 三島由紀夫 第7回野口冨士男 市川崑 第8回三善晃 滝沢修 岡田謙三 第9回司馬遼太郎 第10回杉村春子 茂木草介 東山魁夷 岩田藤七 第11回秋元松代 平野謙 棟方志功 第12回東野英治郎 山田洋次 第13回大岡昇平 白川義員 第14回辻邦生 宇野重吉 第15回櫻間道雄 第16回荒正人 山田五十鈴 第17回仲代達矢 倉本聰 第18回遠山一行 森繁久彌 第19回寺田透 黒川紀章 第20回有吉佐和子 飯沢匡 林忠彦 第21回東敦子 篠山紀信 前進座 第22回五代目河原崎國太郎 篠田一士 若杉弘 越路吹雪 第23回森下洋子 藤原新也 第24回佐多稲子 八代目松本幸四郎 林康子 第25回水上勉 朝比奈隆 三代目市川猿之助 磯崎新 第26回吉村昭 佐々木昭一郎 山本安英 第27回竹西寛子 第28回北村和夫 安藤忠雄 NHK交響楽団 第29回芝木好子 深町幸男 第30回一柳慧 吉田簑助 渥美清 第31回今村昌平 木下順二 第32回武満徹 本多秋五 森光子 第33回高井有一 第34回三代目中村鴈治郎 佐々木昭一郎 山田太一 第35回遠藤周作 松村禎三 橋田壽賀子 第36回秋山和慶 幸田弘子 横尾忠則 第37回今井信子 江成常夫 ひょうご舞台芸術「GHETTO」 第38回古井由吉 小栗康平 黒柳徹子 馬場あき子 第39回金石範 入沢康夫 五代目坂東玉三郎 宮崎駿 第40回萩原葉子 森澄雄 十三代目片岡仁左衛門 第41回蜷川幸雄 岡井隆 河野多惠子 高倉健 第42回黒井千次 大島渚 吉永小百合 第43回加藤幸子 麻実れい 鷹羽狩行 第44回井上ひさし 小澤征爾 清岡卓行 第45回高橋たか子 七代目竹本住大夫 第46回中村稔 前登志夫 観世栄夫 沼尻竜典 第47回谷川俊太郎 三木卓 奈良岡朋子 西村朗 李禹煥 第48回内山玲子 篠弘 司修 二代目中村吉右衛門 篠原有司男 第49回岡本眸 野田秀樹 平岩弓枝 細江英公 森山良子 第50回吉増剛造 舟越桂 永井路子 七代目尾上菊五郎 石内都 第51回鳳蘭 隈研吾 関正人 辻原登 遠山慶子 金子兜太 第52回秋山陽 大峯あきら 村上龍 森村泰昌 吉田都 加山雄三 第53回石飛博光 菊畑茂久馬 津島佑子 豊竹咲大夫 坂茂 由紀さおり 第54回高野公彦 辰野登恵子 谷村新司 テレビマンユニオン 十代目坂東三津五郎 荒木経惟 第55回長田弘 平幹二朗 青木野枝 佐伯一麦 永六輔 第56回飯守泰次郎 鍵和田秞子 隠崎隆一 船本芳雲 柳家小三治 松浦寿輝 第57回伊藤一彦 桐竹勘十郎 庄司紗矢香 菅木志雄 宮城谷昌光 是枝裕和 第58回石井ふく子 河口龍夫 黒沢清 筒井康隆 堤剛 坂本冬美 第59回有馬朗人 遠藤利克 髙村薫 仲川恭司 山路和弘 熊川哲也 第60回金森穣 栗木京子 内藤礼 永井愛 宮本輝 大林宣彦 第61回宇多喜代子 逢坂剛 草笛光子 佐藤俊介 塩田千春 今野勉 第62回青木淳 西澤徹夫 鵜山仁 鴻池朋子 高樹のぶ子 水原紫苑半沢直樹」 第63回風間杜夫 皆川博子 下谷洋子 高橋睦郎 三島喜美代 吉野直子 第64回加藤登紀子 遠藤彰子 加藤健一 桐野夏生 永田和宏
日本芸術院賞受賞者
第一部(美術)日本画 1943: 島田墨仙 1948: 伊東深水 1951: 徳岡神泉 1953: 児玉希望 1954: 金島桂華 1955: 橋本明治 1956: 東山魁夷山口華楊 1957: 杉山寧 1958: 森白甫・**菅楯彦**・望月春江 1959: 加藤栄三森田沙伊 1960: 高山辰雄池田遙邨郷倉千靱 1961: **川崎小虎**・岩田正巳矢野橋村西山英雄 1962: **榊原紫峰**・小倉遊亀三輪晁勢 1963: 奥田元宋山田申吾 1964: 山本丘人 1965: 浜田観麻田弁自 1966: 中村貞以山本倉丘 1967: 上村松篁佐藤太清 1968: 伊東万燿 1969: 三谷十糸子 1970: 寺島紫明 1971: 吉岡堅二 1972: 岩橋英遠 1973: 大山忠作 1974: 猪原大華 1975: 片岡球子 1976: 川本末雄 1977: 加藤東一 1978: 浦田正夫 1979: 松尾敏男 1980: 浜田台児 1981: 加倉井和夫 1982: 吉田善彦 1984: 福王寺法林 1985: 村山径 1986: 関主税 1987: 堂本元次 1988: 鈴木竹柏 1989: 佐藤圀夫 1990: 郷倉和子 1991: 稗田一穂 1992: 山岸純 1993: 岩沢重夫 1994: 白鳥映雪 1995: 上村淳之 1997: 中路融人 2000: 那波多目功一 2001: 福王寺一彦 2003: 岩倉寿 2004: 宇佐美江中 2005: 川崎春彦 2006: 福田千惠 2007: 土屋礼一 2008: 清水達三 2011: 山﨑隆夫 2013: 能島和明 2016: 後藤純男 2017: 西田俊英 2018: 田渕俊夫 2020: 村居正之 洋画 1942: 小磯良平 1943: 宮本三郎 1950: 鍋井克之 1951: **三宅克己**・寺内万治郎 1952: **白滝幾之助**・中山巍 1953: 石川寅治 1954: 小糸源太郎 1956: 鬼頭鍋三郎 1957: 鈴木千久馬東郷青児 1958: 中野和高 1959: **木村荘八**・小山敬三林武 1960: 大久保作次郎鈴木信太郎 1961: 新道繁田崎広助 1962: 耳野卯三郎 1963: 田村一男中村琢二 1964: **中川紀元**・岡鹿之助 1965: 吉井淳二 1966: **池部鈞**・井手宣通 1967: 島村三七雄 1968: 佐竹徳服部正一郎 1969: **黒田重太郎**・中村善策 1970: 小堀進森田茂 1971: 高光一也 1972: 高田誠 1973: 野村守夫 1976: 岡田又三郎 1977: 伊藤清永 1979: 宮永岳彦 1980: 西山真一 1981: 楢原健三 1982: 菅野矢一 1984: 寺田竹雄 1985: 渡辺武夫 1986: 広瀬功 1988: 大内田茂士 1990: 鶴岡義雄 1991: 国領経郎 1992: 平松譲 1993: 藤本東一良 1994: 芝田米三 1995: 織田広喜 1996: 奥谷博 1997: 寺島竜一 1998: 中山忠彦 1999: 島田章三 2000: 庄司栄吉 2001: 絹谷幸二 2002: 清原啓一 2003: 塗師祥一郎 2004: 山本貞 2005: 寺坂公雄 2006: 村田省蔵 2007: 大津英敏 2008: 藤森兼明 2009: 藪野健 2010: 山本文彦 2012: 池口史子 2013: 佐藤哲 2015: 馬越陽子 2017: 根岸右司 2018: 湯山俊久 彫塑 1943: 古賀忠雄 1950: 吉田三郎 1952: 加藤顕清 1953: 沢田正広 1954: 清水多嘉示 1955: 橋本朝秀 1957: 雨宮治郎 1958: 松田尚之 1961: 堀進二 1963: 中川清大内青圃 1966: 円鍔勝三藤野舜正 1968: 北村治禧 1970: 昼間弘 1971: 水船六洲 1972: 富永直樹 1973: 進藤武松 1974: 木下繁 1975: 分部順治 1977: 淀井敏夫 1979: 三坂耿一郎 1980: 佐藤助雄 1981: 野々村一男 1982: 伊藤五百亀 1985: 小森邦夫 1986: 高橋剛 1987: 中村博直 1988: 中村晋也 1990: 雨宮敬子 1991: 長江録弥 1992: 柴田鋼造 1994: 吉田鎮雄 1996: 橋本堅太郎 1997: 雨宮淳 1998: 川崎普照 1999: 山田良定 2002: 蛭田二郎 2003: 澄川喜一 2004: 山本真輔 2005: 能島征二 2006: 市村緑郎 2007: 瀬戸剛 2008: 神戸峰男 2009: 宮瀬富之 2012: 吉野毅 2016: 山田朝彦 2019: 池川直 工芸 1943: 吉田源十郎 1950: 小場恒吉 1951: 岩田藤七 1952: 山鹿清華 1953: 香取正彦 1954: 沼田一雅 山崎覚太郎楠部弥一 1955: **杉浦非水**・内藤春治 1956: **初代竜村平蔵**・六代目清水六兵衛三井義夫 1957: 宮之原謙 1958: 山室百世 1959: 三代目井上良斎大須賀喬 1960: 各務鑛三岸本景春 1961: 佐治賢使皆川月華 1962: 蓮田修吾郎山脇洋二 1963: **河村蜻山**・番浦省吾森野嘉光 1964: 辻光典 1965: 高橋節郎 1966: 帖佐美行 1967: 浅見隆三 1968: 北出塔次郎安原喜明 1969: 般若侑弘 1970: 海野建夫 1971: 吉賀大眉 1973: 佐野猛夫 1980: 新開寛山 1981: 浅蔵五十吉 1982: 岩田久利 1983: 大久保婦久子 1984: 十三代目中里太郎右衛門 1985: 大樋年朗 1986: 折原久佐ヱ門 1988: 三谷吾一 1989: 藤田喬平 1990: 奥田小由女 1991: 青木竜山 1992: 永井鉄太郎 1993: 中井貞次 1994: 井波唯志 1996: 大塩正義 1997: 河合誓徳 1998: 今井政之 1999: 西本瑛泉 2000: 吉賀将夫 2001: 川尻一寛 2003: 大角勲 2004: 伊藤裕司 2006: 原益夫 2007: 森野泰明 2010: 武腰敏昭 2012: 宮田亮平 2013: 寺池静人 2016: 春山文典 2018: 三田村有純 2019: 並木恒延 1951: 川村驥山 1953: 辻本史邑 1955: 西川寧 1957: 鈴木翠軒 1960: **田中親美**・松本芳翠 1961: 安東聖空二代中村蘭台 1962: 炭山南木 1963: 山崎節堂 1964: 松井如流 1965: 日比野五鳳 1966: 青山杉雨 1967: 金子鷗亭 1968: 村上三島 1969: 田中塊堂 1970: 桑田笹舟 1971: 大石隆子金田心象 1972: 広津雲仙 1973: 宮本竹径 1976: 木村知石 1977: 殿村藍田 1978: 上条信山 1981: 小坂奇石 1983: 杉岡華邨 1984: 小林斗盦 1985: 古谷蒼韻 1986: 浅見筧洞 1987: 今井凌雪 1989: 浅香鉄心 1990: 伊藤鳳雲 1991: 近藤摂南 1992: 成瀬映山 1993: 尾崎邑鵬 1994: 栗原蘆水 1995: 高木聖鶴 1996: 榎倉香邨 1997: 甫田鵄川 1998: 松下芝堂 1999: 日比野光鳳 2000: 梅原清山 2001: 津金孝邦 2002: 桑田三舟 2003: 井茂圭洞 2004: 新井光風 2005: 黒野清宇 2006: 劉蒼居 2007: 池田桂鳳 2008: 杭迫柏樹 2009: 小山やす子 2010: 樽本樹邨 2011: 黒田賢一 2012: 星弘道 2017: 高木聖雨 2018: 土橋靖子 2019: 真神巍堂 建築 1950: 岸田日出刀 1952: 吉田五十八 1953: 村野藤吾 1957: 堀口捨己 1959: 中村順平 1961: 谷口吉郎 1962: 竹腰健造 1965: 前田健二郎 1966: 今井兼次 1967: 佐藤武夫 1968: 藤島亥治郎 1971: 海老原一郎 1974: 前川国男 1975: 吉村順三 1980: 白井晟一 1981: 大江宏 1982: 高橋靗一 1984: 芦原義信 1985: 西沢文隆 1987: 谷口吉生 1988: 池原義郎 1989: 内井昭蔵 1990: 阪田誠造 1991: 中村昌生 1992: 黒川紀章 1993: 安藤忠雄 1995: 柳沢孝彦 1996: 岡田新一 1999: 伊東豊雄 2000: 長谷川逸子 2001: 山本理顕 2003: 栗生明 2004: 宮本忠長 2006: 香山寿夫 2008: 鈴木了二 2010: 北川原温 2011: 古谷誠章 2013: 槇文彦 2015: 陶器二三雄 2020: 藤森照信
第二部(文芸)小説戯曲 1950: 大仏次郎 1951: 小川未明 1952: 川端康成 1955: 坪田譲治 1956: 井伏鱒二 1957: 幸田文 1959: 井上靖 1960: 火野葦平 1961: 石川淳 1963: 獅子文六 1966: 中山義秀永井竜男 1967: 伊藤整 1968: 網野菊 1969: 芹沢光治良 1972: **平林たい子**・宇野千代 1973: 庄野潤三 1975: 中里恒子 1976: **司馬遼太郎**・安岡章太郎 1977: 戸板康二海音寺潮五郎 1979: **阿川弘之**・遠藤周作吉行淳之介 1980: 田中千禾夫 1981: 島尾敏雄 1982: **芝木好子**・野口冨士男小島信夫 1984: 河野多恵子 1986: 水上勉 1987: **三浦朱門**・吉村昭 1988: 八木義徳 1989: 阪田寛夫 1993: **曽野綾子**・石井桃子 1994: 竹西寛子 1995: 陳舜臣 1998: **大原富枝**・堀田善衛 1999: 加賀乙彦 2000: 小川国夫黒井千次日野啓三 2001: 伊藤桂一 2003: 津村節子 2004: **中野孝次**・富岡多恵子 2006: 辻井喬 2007: 三木卓 2009: 井上ひさし 2011: 山崎正和 2016: 辻原登 2017: 髙樹のぶ子 2019: 松浦寿輝 詩歌 1942: 高村光太郎川田順 1948: 折口信夫 1949: 半田良平 1951: 尾山篤二郎 1953: 三好達治土屋文明服部担風 1958: 川路柳虹 1964: 水原秋桜子 1971: 富安風生 1977: 宮柊二 1980: 佐藤佐太郎 1981: 飯田竜太 1983: 木俣修 1984: **中村草田男**・中村汀女 1987: 山口誓子上田三四二 1994: 那珂太郎 1995: **大岡信**・清岡卓行 1997: 森澄雄 1998: 岡野弘彦田村隆一 1999: 伊藤信吉 2003: 馬場あき子まど・みちお金子兜太 2005: 前登志夫 2015: **吉増剛造**・鷹羽狩行 2016: 宇多喜代子 2019: 荒川洋治 評論翻訳 1943: 野口米次郎 1950: 山内義雄 1951: 小林秀雄 1952: 日夏耿之介 1953: 石川欣一 1954: 小宮豊隆 1955: 鈴木信太郎 1956: 昇曙夢 1957: 折口信夫 1957: 和田芳恵 1958: 新関良三 1959: 吉田精一 1961: 河上徹太郎 1963: 福原麟太郎 1964: 亀井勝一郎 1966: 舟木重信山本健吉 1967: **三宅周太郎**・中村光夫 1969: 高橋健二 1971: 唐木順三 1973: 中村白葉 1976: 江藤淳 1977: 平野謙 1981: 福田恒存 1981: 生島遼一 1982: 佐伯彰一 1984: 磯田光一 1986: 富士川英郎 1990: 新庄嘉章 1991: 佐藤朔 1997: 高橋英夫 2000: 河竹登志夫 2001: 菅野昭正 2002: 高階秀爾 2010: 粟津則雄 2012: 三浦雅士 2017: 渡辺保 2018: 芳賀徹
第三部(音楽・演劇・舞踊)能楽 1948: 野口兼資 1951: 観世華雪 1953: 桜間弓川 1954: 茂山弥五郎 1960: 近藤乾三 1961: 橋岡久太郎 1963: 後藤得三 1970: 六世野村万蔵 1975: 喜多実 1977: 三世茂山千作 1980: 宝生弥一 1983: 田中幾之助 1985: 梅若雅俊 1987: 四世野村万之丞 1988: 梅若恭行観世元正 1990: 九世片山九郎右衛門二世野村万作 1992: 八世観世銕之丞宝生閑 1995: 二世金剛巌 1996: 二十二世金春惣右衛門 1999: 五十六世梅若六郎 2000: 粟谷菊生 2001: 近藤乾之助 2002: 関根祥六 2003: 友枝昭世 2005: 三世観世喜之 2006: 野村四郎 2007: 四世山本東次郎 2008: 一噌仙幸 2009: 九世観世銕之丞 2011: 山本孝 2013: 浅見真州 2014: 香川靖嗣 2015: 柿原崇志 2016: 高橋章 2017: 大槻文蔵 2019: 亀井忠雄 歌舞伎 1951: 三代目中村時蔵 1952: 二代目市川猿之助 1953: 三代目市川寿海 1954: 三代目阪東寿三郎 1956: 三代目市川左団次 1962: 六代目中村歌右衛門 1966: 七代目尾上梅幸八代目坂東三津五郎 1969: 十七代目中村勘三郎 1970: 二代目中村鴈治郎 1972: 十三代目片岡仁左衛門 1974: 八代目松本幸四郎 1975: 七代目中村芝翫 1981: 四代目中村雀右衛門 1982: 三代目實川延若 1984: 十七代目市村羽左衛門 1985: 二代目中村吉右衛門 1986: 二代目中村扇雀 1987: 五代目中村富十郎七代目尾上菊五郎 1988: 片岡孝夫 1989: 十二代目市川団十郎 1990: 八代目中村福助 1991: 九代目坂東三津五郎 1993: 五代目中村松江 1996: 二代目中村又五郎 1999: 五代目中村勘九郎 2001: 六代目沢村田之助 2005: 九代目中村福助 2006: 十代目坂東三津五郎 2007: 五代目中村翫雀 2008: 五代目中村時蔵五代目中村芝雀 2011: 三代目中村橋之助 2016: 五代目中村歌六五代目坂東玉三郎 2017: 四代目市川左團次 2018: 三代目中村扇雀 2020: 十代目松本幸四郎 2021: 片岡孝太郎 文楽 1944: 二代目豊竹古靱太夫 1950: 四代目鶴沢清六 1963: 八代目竹本綱大夫 1968: 二代目野沢喜左衛門 1972: 六代目鶴沢寛治 1976: 十代目竹沢弥七 1997: 三代目吉田簑助 1998: 七代目竹本住大夫 2003: 九代目竹本綱大夫 2009: 豊竹咲大夫 2010: 三代目桐竹勘十郎 2011: 五代目野沢錦糸 2012: 二代目鶴沢藤蔵 2013: 六代目鶴沢燕三 2014: 吉田玉女 2018: 鶴澤清介 邦楽 1948: 芝祐泰 1953: 三代目常磐津文字兵衛初代中尾都山 1955: 山田抄太郎 1956: 三代目杵屋栄蔵 1957: 七代目芳村伊十郎 1959: 中能島欣一 1961: 十四代目杵屋六左衛門 1962: 安倍季巌 1968: 清元志寿太夫 1971: 五代目荻江露友 1972: 杵屋六一朗 1974: 中能島慶子 1980: 二代目上原真佐喜 1983: 三代目今藤長十郎 1987: 初代富山清琴 1990: 多忠麿 1991: 二代目青木鈴慕清元栄三郎 1992: 三代目杵屋五三郎 1993: 四代目常磐津文字兵衛 1994: 山彦節子 1995: 山口五郎 1999: 十五代目杵屋喜三郎 2000: 東儀俊美 2002: 六代目山勢松韻 2002: 初代米川敏子 2003: **芝祐靖**・東音宮田哲男 2004: **鶴沢清治**・川瀬白秋二代目富山清琴 2007: 唯是震一 2009: 七代目杵屋巳太郎豊英秋 2010: 二代目今藤政太郎五代目常磐津文字兵衛 2011: 二代目野坂操寿 2012: **山本邦山**・笠置侃一 2013: 二代目米川文子 2014: 小野功竜 2015: 十二代目都一中二代目米川敏子 2017: 鳥羽屋里長 2020: 杵屋勝国 洋楽 1943: 井口基成 1948: 藤原義江 1961: 豊増昇 1965: 柳兼子 1966: 団伊玖磨 1967: 渡辺暁雄 1971: 園田高弘 1972: 小沢征爾 1975: 安川加寿子 1976: 朝比奈隆 1979: 江藤俊哉 1980: 武満徹 1986: 山田一雄 1989: 伊藤京子 1990: 三善晃 1991: 東敦子 1992: 若杉弘 1993: 堤剛 1994: 吉田雅夫 1996: 木村俊光 1999: 湯浅譲二 2002: 岩城宏之 2004: 前橋汀子 2005: 内田光子 2006: 畑中良輔 2007: 栗林義信 2009: 中村紘子 2010: 大野和士 2011: 栗山昌良 2013: 飯守泰次郎 2014: 野島稔 2017: 一柳慧 2019: 野平一郎 舞踊 1952: 四代目井上八千代 1957: 二代目花柳寿輔 1963: 六代目藤間勘十郎 1965: 四代目藤間勘右衛門 1966: 八代目坂東三津五郎 1967: 吾妻徳穂 1979: 藤間藤子 1985: 森下洋子 1988: 二代目花柳寿楽 1989: 藤間友章 1990: 三代目花柳寿輔 1991: 十代目西川扇蔵 1992: 花柳寿南海 1997: 七代目藤間勘十郎 1999: 五代目井上八千代 2000: 藤間蘭景 2001: 五代目花柳芳次郎 2002: 二代目尾上菊之丞 2004: 二代目吾妻徳弥 2008: 藤間藤太郎 2015: 山村友五郎 2016: 二代目中村梅弥 2018: 三代目花柳寿楽 2019: 宮城能鳳 2020: 藤間蘭黄 2021: 西川箕乃助 演劇 1948: 杉村春子 1950: 伊藤熹朔 1955: 花柳章太郎 1956: 初代水谷八重子 1959: 小津安二郎 1980: 六代目市川染五郎
太字恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。

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