平安国際金融中心 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平安国際金融中心平安国际金融中心 | |
---|---|
平安国際金融中心 | |
概要 | |
現状 | トッピング・アウト |
用途 | オフィスおよび小売施設 |
所在地 | 中華人民共和国 深圳市 |
座標 | 北緯22度32分11秒 東経114度03分02秒 / 北緯22.536399度 東経114.050446度 / 22.536399; 114.050446座標: 北緯22度32分11秒 東経114度03分02秒 / 北緯22.536399度 東経114.050446度 / 22.536399; 114.050446 |
着工 | 2009年[1] |
完成予定 | 2016年[1] |
建設費 | $678 million |
所有者 | 中国平安保険[1] |
高さ | |
最頂部 | 600 m (1,969 ft)[1][2][3] |
屋上 | 555.1 m (1,821 ft)[1] |
最上階 | 555.1 m (1,821 ft)[1] |
展望 | 550 m (1,804 ft)[1] |
技術的詳細 | |
階数 | 地上115[1]地下5階 |
床面積 | 385,918 m2 (4,153,990 sq ft)[1] |
エレベーター数 | 80[1][4] |
設計・建設 | |
建築家 | コーン・ペダーセン・フォックス[5] |
開発業者 | 中国平安保険[1] |
構造技術者 | Thornton Tomasetti[2] |
主要建設者 | China Construction First Building Group[1] |
テンプレートを表示 |
平安国際金融中心 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 平安國際金融中心 |
簡体字: | 平安国际金融中心 |
拼音: | Píngān Guójì Jīnróng Zhōngxīn |
英文: | Pingan International Finance Center |
テンプレートを表示 |
平安国際金融中心(へいあんこくさいきんゆうちゅうしん)は、中華人民共和国広東省深圳市福田区にある超高層ビルである。
平安国際金融中心は、中国第2の生命保険会社である中国平安保険(集団)股份有限公司により深圳市福田中心区1号に建設された本社ビルで、商業テナントも入る予定である。当初の計画では、尖塔高660m、軒高558m、地上115階、地下5階となる予定であったが、最終的に高さは60m下げられた。
2009年8月29日に着工し、当初は2014年12月竣工予定であった。2013年3月に80mの高さまで工事が進んだものの、コンクリートの建設資材に脱塩処理されない海の砂の使用が発覚し、建設工事が中断された[6]。その後、検査を通過したことで工事は再開された。
計画通り完成すれば、最頂部は660mとなり2015年現在中国で最も高い上海中心 (632m) や建設中の武漢グリーンランドセンター (予定:636m) よりも高く、中国で最も高いビル(世界でも2番目の高さ)となる見込みであったが、2015年2月に航空の妨げにならないように60m高さを下げて600mを完成時の高さとすることが発表された。2015年4月30日にビル上部のアンテナの高さが最頂部の600mに達した。こうして、最頂部に達した超高層ビルの中で、ブルジュ・ハリファ、上海タワー(上海中心)、そしてアブラージュ・アル・ベイト・タワーズに次いで世界で4番目の高さとなった。また、京基100の高さを上回り、深圳市で一番高いビルとなった。完成は2016年1月。
- ^ a b c d e f g h i j k l “Ping An Finance Center”. CTBUH. 2013年5月12日閲覧。
- ^ a b “Ping An International Finance Center”. Thornton Tomasetti. 2010年10月8日閲覧。
- ^ “Ping An Finance Centre has been had a 60-metre-cut due to air traffic control”. Sohu Focus. 2015年2月25日閲覧。
- ^ “Schindler to equip China’s tallest building”. Schindler. 2014年1月7日閲覧。
- ^ “Ping An Finance Center”. Kohn Pedersen Fox Associates. 2013年5月16日閲覧。
- ^ 中国で最も高いビル建設停止 コンクリに基準外の砂 日本経済新聞 2013-3-18