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日本調剤

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日本調剤株式会社Nihon Chouzai Co., Ltd.

種類 株式会社
市場情報 東証プライム 3341
本社所在地 日本の旗 日本108-0014東京都港区芝5丁目33番11号田町タワー9階
設立 1980年3月7日
業種 小売業
法人番号 9010001064753 ウィキデータを編集
事業内容 保険調剤薬局チェーンの経営
代表者 笠井 直人(代表取締役社長)
資本金 39億5,302万円(2024年3月31日現在)
発行済株式総数 3104万8千株(2024年3月31日現在)
売上高 連結:3,403億10百万円単独:2,980億40百万円(2024年3月31日現在)
総資産 連結:1,950億87百万円単独:1,556億85百万円(2024年3月31日現在)
従業員数 連結:5,864人単独:4,642人(2024年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 三津原庸介 22.14% 三津原博 16.01%株式会社三津原興産 12.01%合同会社マックスプランニング7.47%日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.32%日本調剤従業員持株会3.35%三津原陽子2.67%姚恵子 1.80%J.P.MORGAN SECURITIES PLC FOR AND ON BEHALF OF ITS CLIENTS JPMSP RE CLIENT ASSETS-SETT 0.94%MSIP CLIENT SECURITIES 0.73%(2024年3月31日現在)
主要子会社 日本ジェネリック長生堂製薬株式会社メディカルリソース日本医薬総合研究所
関係する人物 三津原博(初代社長)
外部リンク https://www.nicho.co.jp/
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日本調剤株式会社(にほんちょうざい、英:_Nihon Chouzai Co., Ltd._)は、東京都港区に本社を置く、保険調剤薬局チェーン企業。東証プライム上場企業[1]

調剤薬局チェーン大手。全都道府県に調剤薬局を出店、処方せんでの調剤を行う調剤薬局専業である。約6割が大病院門前を中心とする門前薬局タイプ、残りが地域密着型面薬局、医療モール型薬局、病院敷地内薬局のタイプ。グループ理念として「すべての人の『生きる』に向き合う」を掲げる。

同社監修のJPラーニングは全国どこにいても薬剤師の知識・技能を修得できるeラーニングシステムで、同社以外の薬剤師も利用している。より多くの薬剤師に学術発表の機会を提供することを目的として2016年より全国規模での社内学術大会を開催。2019年4月より専門薬剤師資格取得に対し手当を支給するなど、薬剤師教育に熱心な企業といわれる。

また、社内システムを自社開発するなどITの活用にも積極的で、2014年10月にはスマートフォンアプリの「お薬手帳プラス」をリリースした。本アプリは服薬情報の管理に加え、飲み忘れ防止機能、処方せん送信機能、家族の服薬情報一元管理、つながる(薬局とのコミュニケーション機能)などユーザーの健康管理をサポートする機能を備える。アプリ会員数は2022年2月には100万人を突破、2024年8月に200万人を突破し、さらに増加している。[2]2018年8月にオンライン服薬指導の事業を認可され、[3]2020年9月にはオンライン服薬指導を行うシステム「日本調剤オンライン薬局サービス NiCOMS」を自社開発し、全国の同社店舗で運用している。

2024年9月、「長期ビジョン2035」を発表。財務目標としては、資本収益性と成長性の指標を掲げる。資本収益性の指標として、2035年度にROE15%、ROIC15%を目指すとしている。成長性の指標としては、売上高年平均成長率10%以上、EBITDA年平均成長率10%以上を目指している。連結営業利益としては2035年に400億から500億円の目標を掲げる。

サステナビリティ経営を推進しており、持続可能な社会への貢献と継続的な企業価値向上を目指している。経営の重要課題である気候変動への対応やサーキュラ―エコノミーへの寄与など、環境分野への取り組みを進めている。さらに、人的資本経営やコーポレートガバナンスの強化に取り組んでいる。

調剤薬局事業のほかに、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の供給にも進出している。2005年に子会社「日本ジェネリック株式会社」を設立。ジェネリック医薬品使用率は2024年3月において平均89.3%に達している。その他のグループ企業として、業界初の調剤薬局が母体となった薬剤師専門人材会社としてメディカルリソース、医療関連情報提供・コンサルティング業務を手がける日本医薬総合研究所がある。

  1. ^ フィスコ企業調査レポート
  2. ^ "数字でみる日本調剤"2019年4月23日閲覧
  3. ^ "日本調剤、オンライン服薬指導の認可取得"日本経済新聞(2018年8月16日)
  4. ^日本ケミファ、日本調剤との提携解消 調剤子会社と競合」『日本経済新聞』2010年8月27日。
  5. ^【日本調剤】グループ店舗数が300店舗を突破‐今期は連結1000億円へ積極展開」『薬事日報』2010年6月25日。
  6. ^日本調剤が21億申告漏れ 子会社支援を寄付金認定”. 2014年1月13日閲覧。
  7. ^【日本調剤】スマホやPCで服薬や健康管理‐自社開発のお薬手帳を来月導入”. 薬事日報. 2014年9月22日閲覧。
  8. ^神奈川県がICTモデル事業に日本調剤の電子お薬手帳を活用|薬事日報ウェブサイト” (2016年2月8日). 2024年10月30日閲覧。
  9. ^リクナビNEXT グッドアクション2015”. next.rekunabi.com. 2024年10月30日閲覧。
  10. ^【横須賀市】ジェネリック薬推奨薬局、日本調剤の7店舗が認定|薬事日報ウェブサイト” (2016年9月5日). 2024年10月30日閲覧。
  11. ^Vorkers調査レポートvol.28「残業と株価の相関関係」”. 2024年10月30日閲覧。
  12. ^日本調剤、初の調剤薬局「水野薬局」買収”. 日本経済新聞. 2024年10月30日閲覧。
  13. ^【日本調剤】「水野薬局」を子会社化‐調剤事業のシナジー期待|薬事日報ウェブサイト”. 2024年10月30日閲覧。
  14. ^日本最大規模の女性アワード「Forbes JAPAN WOMEN AWARD..(日本調剤株式会社 プレスリリース)”. 財経新聞. 2024年10月30日閲覧。
  15. ^徳島県、長生堂製薬に業務停止命令 品質管理に問題”. 日本経済新聞 (2021年10月12日). 2024年10月30日閲覧。
  16. ^会員会社に対する処分について(一般の方向け)”. 日本ジェネリック製薬協会. 2024年10月30日閲覧。
  17. ^長生堂製薬を日本GEの子会社に再編 日本調剤、GMP違反業務改善計画の実効性向上が狙い”. 日刊薬業 - 医薬品産業の総合情報サイト (2024年10月30日). 2024年10月30日閲覧。