JR東日本651系電車 (original) (raw)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

JR東日本651系電車
スーパーひたち」で運用される651系電車(2013年2月9日 佐貫駅〈現・龍ケ崎市駅〉 - 牛久駅間)
基本情報
運用者 東日本旅客鉄道
製造所 川崎重工業
製造年 1988年 - 1992年
製造数 99両
運用開始 1989年3月11日[1]
運用終了 2023年3月17日
主要諸元
編成 基本編成:7両(4M3T)付属編成:4両(2M2T)
軌間 1,067 mm(狭軌
電気方式 直流1,500 V交流20,000 V (50 Hz)(架空電車線方式
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 160 km/h
起動加速度 1.95 km/h/s
減速度(非常) 5.2 km/h/s
編成定員 398名(普通車362名+グリーン車36名)※1240名(普通車のみ)※2
車両定員 普通車 52 - 68名
自重 28.1 - 39.6 t
編成重量 238.3 t※1135.7 t※2
全長 21,100 mm21,500 mm(先頭車)
全幅 2,900 mm
全高 3,515 mm(屋根高さ)3,855 mm(冷房装置キセ高さ)4,140 mm(パンタ折りたたみ)
車体 高耐候性鋼板(屋根・床板キーストンはステンレス
台車 ボルスタレス台車DT56形(電動車)・TR241形(制御車・付随車)
主電動機 直流直巻電動機 MT61形
主電動機出力 120 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 3.95(20:79)
編成出力 120 kW×16=1,920 kW※1120 kW×8=960 kW※2
制御方式 サイリスタ位相制御+抵抗制御・直並列組合せ制御界磁添加励磁制御
制御装置 CS57B形
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ抑速ブレーキ付き)
保安装置 ATS-P, ATS-Ps
備考 ※1は基本編成※2は付属編成※3( )は先頭車
第33回(1990年 ブルーリボン賞受賞車両
テンプレートを表示

651系電車(651けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の交直流特急形電車である。

概要

常磐線の特急「ひたち」で使われていた485系電車の置き換えおよび競合する高速バスへの対抗策として[2]1988年昭和63年)から7両編成・4両編成がそれぞれ9編成、計99両が川崎重工業で製造された。1989年(平成元年)3月11日ダイヤ改正から営業運転を開始した[1]

大きな特徴は最高速度の向上で、滑走再粘着装置の搭載で130 km/hからの制動距離を規定の600 m以内に抑えることにより、在来線特急列車としては初めて最高速度130 km/hでの営業運転を実現した(上野 - 日立間)[注 1][注 2]

速度面の向上に加え、従来の鉄道車両とは一線を画した内外装が高い評価を受け、第33回(1990年)鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。JRグループの新設計車両でブルーリボン賞の受賞は本系列が最初である。

車両形式は国鉄時代の車両とは大きく異なる新機軸の車両となることから、未使用であった600番台の形式として「651系」と命名された[2]。デザインは剣持デザイン研究所が担当した[3]

構造

車体

車体は高耐候性鋼板製で、屋根と床板の一部にステンレスを使用しており、大型の連続窓が並ぶ構造となっている[2]。ドアはグリーン車を除き片側2か所に設けられている[2]。シートピッチを確保して、さらに停車時分短縮を目的に2ドア構造とするため、車体全長は485系よりも600 mm長い21,100 mmとした(中間車基準)[4]。このため、車体幅は2,900 mmとやや狭くなっている[4]

塗色は、ミルキーホワイト■の地色に屋根部分をサンドグレー■、車体裾部にオリーブグリーン■の帯が入れられた[2]。当時の特急型車両とは大きく異なるカラーリングから、登場時には「**タキシードボディのすごいヤツ**」というキャッチコピーが与えられた。

前頭部分は非貫通の高運転台で、正面には前照灯と一体化させたLED表示式のヘッドサインを鉄道車両では初めて採用した[2]。ヘッドサインは列車愛称のほか、行先や発車時刻など自由な表示が可能であり、後部標識灯もヘッドサインと兼用している[2]。LEDは3色式であるが、後年一部編成はフルカラーLED化されたものも登場した。

車内

普通車は2+2の配置でシートピッチは970 mm、グリーン車は2+1の配置でシートピッチは1,160 mm[2]。室内は落ち着いた空間とするために間接照明(落成時)であり、普通車・グリーン車とも読書灯が設けられている[2]。普通車の荷棚は開放式だが、グリーン車はカバー付きのハットラック式とした[2]。床面は普通車は通路部のみタイルカーペット敷きだが、グリーン車は全面タイルカーペット敷きである[2]。グリーン車はオーディオと液晶モニターを設置し、衛星放送受信サービスが行われていたが、1997年(平成9年)の放送衛星の更新によりサービスが不可能となったため、屋上アンテナドームおよび座席液晶モニターは撤去された。

客室の各連結面寄り上部には、LED式車内案内表示器を設置している[2]車内自動放送装置はなく、車内放送チャイムも新造当初は485系などと同様の鉄道唱歌オルゴールだったが、1998年(平成10年)頃に現行の電子音チャイムに交換された。

中間車のモハ650-100には、在来線車両では初となる多目的室および車椅子対応座席が設置された[2]。この部分は客用ドアが車椅子対応のため730 mm から1,000 mmに拡幅されているほか、隣接する洋式トイレも車椅子対応となっている[2]

普通車は2両に1か所とグリーン車の客室端には、スーツケースなどの大型荷物を収納する荷物置き場を備えている[2]。ビジネス客需要のため、基本編成では3か所、付属編成では2か所にカード公衆電話を設置している[2](後に撤去)。

空調装置はインバータによる容量可変式の三菱電機製AU711形集約分散式(出力16.28 kW 〈14,000kcal/h〉)を各車に2台(1両あたり32.56 kW〈28,000kcal/h〉)搭載している[2][5][6]

機器類

交流直流両用電車であるが、交流は50 Hz区間のみの対応である[7]集電装置は交流直流両用のPS26形パンタグラフである[7]仙台駅まで運用されるため耐寒構造ではあるものの、降雪量が少ない地域であることから耐雪構造ではなく、常磐線での使用に特化した車両となっている。

台車は205系で実績のあるボルスタレス式DT50系列を基本としているが、高速性能向上のため、ヨーダンパ追設等のマイナーチェンジを図ったロールゴム軸箱支持方式のDT56形・TR241形を装着する[8][7]。基礎ブレーキは片押し式踏面ブレーキ、付随台車のみ踏面ブレーキに加えて1軸1枚のディスクブレーキを併用する[8]。先頭台車のみスノープラウを装着する(1次車のみ、後に撤去)[8]

車内照明の供給電源は、従来系列と同様に電動発電機(ブラシレスMG・定格出力120 kVA)からであり[7]、このためデッドセクション通過時は、架線電源の供給が絶たれた際に蓄電池により点灯する予備灯兼用の照明を除いて消灯する。なお、交直切り替えは運転士のスイッチ操作で行われる。

運転席は高運転台構造で、横軸式マスコンと縦軸式ブレーキ操作器の配置など、205系に準じたものとなっている[7]速度計新幹線100系電車と同様のLEDランプが横に向かって点灯するバーグラフ式の主速度計と、LEDランプによるデジタル表示の補助速度計を採用している(デジタルメーター[7]。速度80 km/h以上で有効な定速制御機能、ブレーキ装置には速度60 km/h以上で有効な抑速ブレーキ機能を備えている[7]。運転台の窓ガラスは、左側のみ車外に向かって開く[7]

主回路制御には205系や211系で使用されている界磁添加励磁制御を採用しており、基本的には抵抗制御でありながら電力回生ブレーキが可能となることで、省エネルギー化を図っている[7]。直流側のシステムは211系と同様であるが、交流側の回路の整流装置に、サイリスタによる位相制御を採用したことで、交流区間でも電力回生ブレーキが可能となり、交流直流両用車としては日本初の回生ブレーキ装備車となっている[7]主電動機はMT61形、歯車比は783系と同一の3.95である。その後登場した交流直流両用電車はVVVFインバータ制御に移行したため、界磁添加励磁制御の採用例は本系列が唯一である。

MON3形モニタ装置

本系列では本格的なモニタリングシステム(乗務員支援モニタ・MON3形モニタ装置)を採用した[9][10]。JR東日本では、日本国内では前例のない本格的なモニタリングシステムであると称している[10]

従来は故障時の警告・故障データの記録が主点であったモニタ装置を、乗務員支援、検修員支援、乗客へのサービス向上に機能を大幅に拡張したものである[10][11]。乗務員用の乗務行路表は紙製から「仕業カード」と呼ばれるLSIカード(ICカード)化を図り、カードをホルダーに挿し込むことで、モニター画面上に乗務行路や時刻表を表示させることで、ペーパーレス化を実現した[9][10][11]。主な機能は[10][11]

※ が本形式で本格的に導入した機能

システムは両先頭車にMON3A形モニタ装置(中央局)、中間車にMON3C形またはMON3B形モニタ装置(端末局)を搭載し、これらをモニタ伝送線で結んだものである[11]。車両間の伝送速度は9.6 kbpsとなっている[11]乗務員室(先頭車運転台)およびグリーン車の車掌室にはCRT(ブラウン管)モニター表示器を配置し、タッチパネル入力を採用することで、マンマシンインタフェースの向上が図られている[9]。なお、CRTモニターの劣化に伴い、後年に液晶モニターに交換した[10]

このシステムに制御指令(力行・ブレーキ動作指令)を付加したのが、209系で採用した制御伝送装置(MON8形)であり[10]、さらに発展させたのがE231系で採用した列車情報管理装置TIMSである[10]

同様のモニタリング装置は、すでに営団日比谷線用の03系において、車両制御情報管理装置(TIS)として実用化されている[12]。同系列はマスコンからの制御指令伝送(本系列では持たない)、故障時の動作情報の記録、車上試験、試運転時の列車情報の収集などの機能を備えており、本形式と一部重なる機能もある[12]

番台別概説

0番台2次車

0番台
651系0番台K205編成
基本情報
運用者 東日本旅客鉄道
製造所 川崎重工業
製造年 1988年 - 1992年
製造数 99両
改造数 65両
運用開始 1989年3月11日
運用終了 2020年3月13日
投入先 スーパーひたちフレッシュひたち
主要諸元
編成 基本編成:7両(4M3T)付属編成:4両(2M2T)
軌間 1,067mm
電気方式 1,500V
最高速度 130km/h
制御装置 界磁添加励磁制御
保安装置 ATS-PATS-Ps
テンプレートを表示

1989年度に投入された2次車(下記編成表のK106編成、K204編成以降)では、1次車の使用状況を踏まえて仕様が変更された[13][14]

グリーン車の変更点

リフレッシュ工事

製造から10年以上が経過したこと、当時最新のE653系と比較して接客設備が見劣りするようになった[16]。このため、2000年(平成12年)から郡山工場(当時)において、室内のリフレッシュ工事を開始した[16]。なお、JR東日本では20年以上が経過した車両に実施する延命工事を「リニューアル工事」、10年程度が経過した車両に実施する工事を「リフレッシュ工事」と称する[16]。主な工事内容は[16]

座席のオーディオユニット撤去、アームレスト革部分のカット、ヘッドレストのカットなど内装面を中心とする更新工事が施工されたが、外観については、雨樋の追設や衛星アンテナの撤去、連結器カバー装着以外に目立った変更はない。

1000番台

1000番台
651系1000番台
基本情報
運用者 東日本旅客鉄道
改造年 2013年 - 2018年
改造数 65両
導入年 2013年
運用開始 2014年3月15日
運用終了 2023年3月17日
投入先 草津あかぎスワローあかぎ
主要諸元
編成 基本編成:7両(4M3T)付属編成:4両(2M2T)
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
最高速度 130km/h
制御装置 界磁添加励磁制御
保安装置 ATS-PATS-Ps
テンプレートを表示

2014年3月15日のダイヤ改正から新たに185系の置き換え用として、高崎線系統の特急「スワローあかぎ」・「あかぎ」・「草津」に投入することが発表された[17]。勝田車両センターに配属されていた0番台の一部編成を大宮総合車両センター郡山総合車両センターにおいて改造、形式変更せず651系1000番台に区分され、基本7両編成(MT比4M3T)6本と付属4両編成(MT比2M2T)3本の計54両が、大宮総合車両センターに配置された。さらに2018年5月2日付で基本7両編成が1本追加改造され、大宮総合車両センターに転属した[18]

改造内容は、直流区間での走行となるため電動車の直流化改造が実施され、交流避雷器などの屋根上の交流機器の一部が撤去されたが、車両の重量バランスなどを考慮して多くの交流機器は回路の分離のみ実施され残存されている。その他には、モハ650形の屋根上に搭載されているパンタグラフをPS26形からシングルアーム型のPS33D形に交換、側窓下にオレンジ色の帯を追加、OM201・OM202編成を除くクハ651形とクハ650形の先頭にスノープラウの取付け、空調装置のインバータの更新が行われた[19]

2023年3月のダイヤ改正により「あかぎ」「スワローあかぎ」「草津」の運用から撤退した[20][21]

伊豆クレイル用編成

2016年7月より小田原 - 伊豆急下田間で運行を開始した観光列車伊豆クレイル[22]用として、付属編成側の旧OM301編成を大宮総合車両センターで改造し、2016年4月に出場した。IR01編成に改められ、該当の4両は2016年4月13日付で国府津車両センターに転属している[23][24]

「伊豆クレイル」は2020年(令和2年)6月28日の静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーンのクロージング列車をもって運行を終了する予定であったが[25]新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりこれらのキャンペーン関連の運行が中止されたため[26][27]、通常の臨時列車としての最終設定である同年3月29日[28]が事実上の最終運行となった。その後、同年10月9日に、所属先の国府津車両センターから長野総合車両センターに回送され、同年10月10日付で廃車された。

観光列車「伊豆クレイル」で運用されていたIR01編成

車体装飾

形式

0番台

モハ651形

モハ651-11 勝田駅

制御装置を搭載する電動車

0番台(M1)

18両(1 - 18)が製造された。定員64名。仙台側車端部にトイレ(洋式ならびに小便所)・洗面所、カード式公衆電話コーナーを設置する(いずれも公衆電話は後に撤去)。モハ650形0番台とユニットを構成し、基本編成6号車と付属編成10号車に連結される。

100番台(M2)

9両(101 - 109)が製造された。定員58名。仙台側車端部にトイレ・洗面所を設置する。モハ650形100番台とユニットを構成し、基本編成3号車に連結される。車椅子対応車で、仙台方の客用ドア幅を拡大し、客室に多目的室を設置するほか、隣接する洋式トイレは車椅子に対応する。

モハ650形

モハ650-11 勝田駅

パンタグラフ・主変圧器等の整流機器と蓄電池を搭載する電動車。

0番台(M'1)

18両(1 - 18)が製造された。定員68名。仙台側客室端に荷物置場、清涼飲料水自動販売機を設置する。モハ651形0番台とユニットを構成し、基本編成5号車と付属編成9号車に連結される。サニタリーコーナーを持たないため、定員は本系列最大である。

100番台(M'2)

9両(101 - 109)が製造された。定員64名。仙台側客室端に荷物置場、車端部に車販準備室と清涼飲料水の自動販売機を設置する。モハ651形100番台とユニットを構成し、基本編成2号車に連結される。ただし、自動販売機は2008年4月1日より使用中止となっている。

クハ651形

クハ651-105 勝田駅

仙台方の制御車

0番台(Tc1)

電動発電機(MG)・空気圧縮機(CP)を搭載し、9両(1 - 9)が製造された。定員56名。上野側客室端に荷物置場を設置する。基本編成7号車に連結される。

100番台(Tc)

0番台とは異なりMG・CP搭載を省略しており、9両(101 - 109)が製造された。定員56名。上野側客室端に荷物置場を設置する。付属編成11号車に連結される。

クハ650形(Tc2)

クハ650-11 勝田駅

MG・CPを搭載する上野方の制御車で、18両(1 - 18)が製造された。定員52名。仙台側車端部にトイレ・洗面所、カード式公衆電話を設置する。基本編成1号車と、付属編成8号車に連結される。

サロ651形(Ts)

グリーン車で基本編成4号車に連結する、本系列唯一の付随車で、9両(1 - 9)が製造された。客室両端部に荷物置場、仙台側車端部にトイレ・洗面所・カード式公衆電話を設置する。また車掌室と業務用控室を備えている。

座席配置は2列+1列で登場時は定員33名。喫煙席と禁煙席との間に仕切が設けられていたが、2002年12月2日ダイヤ改正からのグリーン車全席禁煙化に伴い、仕切は撤去の上、空きスペースを上野方に移動。2004年(平成16年)夏に、この空きスペースに座席を設置し定員が36名になった。

1000番台

モハ651形

1000番台(M1)

0番台から10両(1・2・5・9・12・13・15 - 18)が改造された。搭載されている機器とユニットの構成と車内設備は0番台と同じ。

1100番台(M2)

0番台から7両(101・102・104・106 - 109)が改造された。搭載されている機器とユニットの構成と車内設備は100番台と同じ。

モハ650形

1000番台(M'1)

0番台から10両(1・2・5・9・12・13・15 - 18)が改造された。屋根上に搭載されているパンタグラフをPS26形からPS33D形に交換、交流避雷器などの屋根上の交流機器の一部撤去が行われ、搭載されている機器とユニットの構成と車内設備は0番台と同じ。

1100番台(M'2)

0番台から7両(101・102・104・106 - 109)が改造された。1000番台と同じく、屋根上に搭載されているパンタグラフをPS26形からPS33D形に交換、交流避雷器などの屋根上の交流機器の一部撤去が行われ、搭載されている機器とユニットの構成と車内設備は0番台と同じ。

クハ651形

万座・鹿沢口、前橋方の制御車

1000番台(Tc1)

0番台から7両(1・2・4・6 - 9)が改造された。搭載されている機器と車内設備は0番台と同じであり、基本編成の7号車に連結される。

1100番台(Tc)

0番台から3両(106・108・109)が改造された。搭載されている機器と車内設備は0番台と同じであり、付属編成の11号車に連結される。

クハ650形

上野方の制御車

1000番台(Tc2)

0番台から10両(1・2・5・9・12・13・15 - 18)から改造された。搭載されている機器と車内設備は0番台と同じであり、基本編成の1号車と、付属編成の8号車に連結される。

サロ651形

1000番台(Ts)

0番台から7両(1・2・4・6 - 9)から改造された。グリーン車で基本編成4号車に連結する、搭載されている機器と車内設備は0番台と同じである。

編成表

651系(登場時)

勝田電車区(水カツ)[29]

基本編成 K100番台編成

| | ← 仙台・いわき上野 → | 備考 | | | | | | | | | | | | --------------- | --------------- | -------------- | --------------- | -------------- | ---------------- | ----------------- | --------------- | -------------- | --------------- | ------------------ | ----------------- | | 号車 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 製造次車 | 落成年月日 | 廃車年月日 | 1000番台化 | | 形式 | クハ651(Tc1)(0番台) | モハ651(M1)(0番台) | モハ650(M'1)(0番台) | サロ651(Ts)(0番台) | モハ651(M2)(100番台) | モハ650(M'2)(100番台) | クハ650(Tc2)(0番台) | | | | | | 搭載機器 | MG,CP | Cont | MTr,RS,BT | | Cont | MTr,RS,BT | MG,CP | | | | | | 車内設備 | 運転室 | WC,TEL | 自販 | WC,TEL車掌室 | 車椅子席多目的室車椅子WC | 自販車販準備室 | 運転室WC,TEL | | | | | | K101 | 1 | 1 | 1 | 1 | 101 | 101 | 1 | 1次車 | 1988年12月20日(川重) | - | 2014年3月12日(OM201) | | K102 | 2 | 2 | 2 | 2 | 102 | 102 | 2 | 1989年1月11日(川重) | - | 2018年5月2日(OM207) | | | K103 | 3 | 3 | 3 | 3 | 103 | 103 | 3 | 1989年2月6日(川重) | 2019年8月31日 | - | | | K104 | 4 | 5 | 5 | 4 | 104 | 104 | 5 | 1989年2月15日(川重) | - | 2014年3月5日(OM202) | | | K105 | 5 | 7 | 7 | 5 | 105 | 105 | 7 | 1989年2月28日(川重) | 2018年7月28日 | - | | | K106 | 6 | 9 | 9 | 6 | 106 | 106 | 9 | 2次車 | 1989年12月28日(川重) | - | 2014年1月24日(OM203) | | K107 | 7 | 13 | 13 | 7 | 107 | 107 | 13 | 1990年2月19日(川重) | - | 2013年11月14日(OM204) | | | K108 | 8 | 15 | 15 | 8 | 108 | 108 | 15 | 1990年3月3日(川重) | - | 2013年12月6日(OM205) | | | K109 | 9 | 17 | 17 | 9 | 109 | 109 | 17 | 3次車 | 1992年1月26日(川重) | - | 2013年10月7日(OM206) |

付属編成 K200番台編成

| | ← 仙台・いわき上野 → | 備考 | | | | | | | | | --------------- | ---------------- | -------------- | --------------- | --------------- | -------------- | --------------- | ----------------- | ---------------- | | 号車 | 11 | 10 | 9 | 8 | 製造次車 | 竣工 | 廃車年月日 | 1000番台化 | | 形式 | クハ651(Tc)(100番台) | モハ651(M1)(0番台) | モハ650(M'1)(0番台) | クハ650(Tc2)(0番台) | | | | | | 搭載機器 | | Cont | MTr,RS,BT | MG,CP | | | | | | 車内設備 | 運転室 | WC,TEL | 自販 | 運転室WC,TEL | | | | | | K201 | 101 | 4 | 4 | 4 | 1次車 | 1989年2月6日(川重) | 2020年4月3日 | - | | K202 | 102 | 6 | 6 | 6 | 1989年2月15日(川重) | 2016年3月14日 | - | | | K203 | 103 | 8 | 8 | 8 | 1989年2月28日(川重) | 2013年9月11日 | - | | | K204 | 104 | 10 | 10 | 10 | 2次車 | 1989年12月28日(川重) | 2015年12月12日 | - | | K205 | 105 | 11 | 11 | 11 | 1990年2月1日(川重) | 2020年6月6日 | - | | | K206 | 106 | 12 | 12 | 12 | 1990年2月1日(川重) | - | 2014年2月21日(OM301) | | | K207 | 107 | 14 | 14 | 14 | 1990年2月19日(川重) | 2019年5月20日 | - | | | K208 | 108 | 16 | 16 | 16 | 1990年3月3日(川重) | - | 2014年4月3日(OM302) | | | K209 | 109 | 18 | 18 | 18 | 3次車 | 1992年1月26日(川重) | - | 2014年3月5日(OM303) |

凡例

651系(転用改造後)

大宮総合車両センター(宮オオ)[29]

基本編成 OM200番台編成

| | ← 万座・鹿沢口、前橋上野 → | 備考 | | | | | | | | | | ------------------ | ------------------ | ----------------- | ------------------ | ----------------- | ----------------- | ------------------ | ------------------ | ------------------ | -------------------------- | | 号車 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 改造竣工 | 廃車年月日 | | 形式 | クハ651(Tc1)(1000番台) | モハ651(M1)(1000番台) | モハ650(M'1)(1000番台) | サロ651(Ts)(1000番台) | モハ651(M2)(1100番台) | モハ650(M'2)(1100番台) | クハ650(Tc2)(1000番台) | | | | OM201(カツK101) | 1001(1) | 1001(1) | 1001(1) | 1001(1) | 1101(101) | 1101(101) | 1001(1) | 2014年3月12日(郡山総車セ) | 2023年10月26日(クハ651-1001を除く) | | OM202(カツK104) | 1002(4) | 1002(5) | 1002(5) | 1002(4) | 1102(104) | 1102(103) | 1002(5) | 2014年3月5日(大宮総車セ) | 2022年4月16日 | | OM203(カツK106) | 1003(6) | 1003(9) | 1003(9) | 1003(6) | 1103(106) | 1103(106) | 1003(9) | 2014年1月24日(郡山総車セ) | 2023年4月4日 | | OM204(カツK107) | 1004(7) | 1004(13) | 1004(13) | 1004(7) | 1104(107) | 1104(107) | 1004(13) | 2013年11月14日(郡山総車セ) | 2023年5月9日 | | OM205(カツK108) | 1005(8) | 1005(15) | 1005(15) | 1005(8) | 1105(108) | 1105(108) | 1005(15) | 2013年12月6日(郡山総車セ) | 2023年6月17日 | | OM206(カツK109) | 1006(9) | 1006(17) | 1006(17) | 1006(9) | 1106(109) | 1106(109) | 1006(17) | 2013年10月7日(郡山総車セ) | 2023年7月27日 | | OM207(カツK102) | 1010(2) | 1010(2) | 1010(2) | 1007(2) | 1107(102) | 1107(102) | 1010(2) | 2018年5月2日(郡山総車セ) | 2023年9月28日 |

付属編成 OM300番台編成

| | ← 万座・鹿沢口、前橋上野 → | 備考 | | | | | | | | ------------------ | ----------------- | ----------------- | ------------------ | ------------------ | ----------------- | ---------- | ---------------- | | 号車 | 11 | 10 | 9 | 8 | 改造竣工 | 廃車年月日 | 改造年月日 | | 形式 | クハ651(Tc)(1100番台) | モハ651(M1)(1000番台) | モハ650(M'1)(1000番台) | クハ650(Tc2)(1000番台) | | | | | OM301(カツK206) | 1101(106) | 1007(12) | 1007(12) | 1007(12) | 2014年2月21日(郡山総車セ) | - | 2016年4月3日(大宮総車セ) | | OM302(カツK208) | 1102(108) | 1008(16) | 1008(16) | 1008(16) | 2014年4月3日(郡山総車セ) | 2017年9月20日 | - | | OM303(カツK209) | 1103(109) | 1009(18) | 1009(18) | 1009(18) | 2014年3月5日(郡山総車セ) | 2017年7月20日 | - |

651系(“伊豆クレイル”転用改造)

国府津車両センター(横コツ)[29]

伊豆クレイル用 IR編成

| | ← 小田原伊豆急下田 → | | | | | | | | --------------- | ------------------ | ------------------ | ------------------ | ------------------- | ----------------- | ----------- | | 号車 | 4 | 3 | 2 | 1 | 改造年月日 | 廃車年月日 | | 形式 | クロ651(Tsc)(1100番台) | モロ651(Ms1)(1000番台) | モハ650(M'1)(1000番台) | クロ650(Tsc2)(1000番台) | | | | IR01(OM301) | 1101 | 1007 | 1007 | 1007 | 2016年4月13日(大宮総車セ) | 2020年10月10日 |

運用

常磐線

1988年度に47両、1989年度に41両、計88両の投入を計画した[15]。本系列は新技術を採用したことから、不具合が発生した場合に2次車は新製当初より反映し、1次車は改造で済ませる計画としたため、一括発注とはせず2回に分けて投入した[15]。1次車は7両編成5本、4両編成3本の計8本を投入したが、これは営業運転開始後に予想に反して乗客が増加せず輸送力が過剰となった場合に、2次車で中間車をそれぞれ2両、5両と増結して9両編成8本とすれば、全体の編成本数が余剰とならないよう配慮したためである[15]。ただし、実際は本系列投入後乗客が大幅に増加し、この計画は実現しなかった[15]

登場時から特急「スーパーひたち」にのみ使用されていたが、2002年(平成14年)12月1日のダイヤ改正で勝田駅発着の「スーパーひたち」は「フレッシュひたち」に編入された。その後E653系から651系へ「フレッシュひたち」の運用を替えた列車も多数登場した。以前は7両・4両(4両編成での運行は勝田駅 - いわき駅間の一部のみ)での運転する列車が設定されていた。2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生するまでは、いわき駅 - 原ノ町駅・仙台駅間では4両編成(原ノ町駅夜間留置列車は7両編成、日によって11両編成)で運行されていた。基本編成+基本編成(14両)と付属編成+付属編成(8両)での運転は定期列車では行われなかった。

震災前の2010年(平成22年)12月、JR東日本はE657系を2012年(平成24年)春に導入し、同年秋に651系をすべて置き換える計画を明らかにした[30]。置き換え後の651系の処遇については他線区の臨時列車への転用が示唆されており[31]、一部は波動用車両に転用された。

2013年(平成25年)3月15日に「スーパーひたち」・「フレッシュひたち」の全運用がE657系となったが、E657系の改造工事のため同年10月1日から2015年(平成27年)3月13日まで「フレッシュひたち」1往復に運用されることとなった[32]。なお、この運用ではLED表示式のヘッドサインは使用されていない。E657系は2014年(平成26年)11月に10両編成1本が追加投入されたが、本系列による運転はダイヤ改正前日まで実施された。

2017年(平成29年)7月22日より、4両編成がいわき - 竜田間(同年10月21日からはいわき - 富岡間)の普通列車2往復に充当されていたが[33][34][35]、2020年(令和2年)3月14日のダイヤ改正でE531系に統一されたため、運用を終了した。

高崎線系統

1000番台が以下の定期運用に使用されていた[36][37]

全列車が7両編成での運転。2015年3月13日までは、「あかぎ」「スワローあかぎ」は11両編成の列車があった。2015年3月14日以降、付属編成は定期運用がなくなり、廃車または伊豆クレイル用に改造された。

老朽化のため、2023年3月18日のダイヤ改正でE257系2500番台5500番台に置き換えられ、定期運用を終了した[38][39]

臨時列車

臨時列車および団体臨時列車にも使用されている。臨時列車は以下を参照。 団体臨時列車では日光線日光駅まで入線したことがある。

2013年1月に廃車された485系(K60・K40編成)に代わり、臨時列車や団体列車など波動用に使用されていたE653系が「いなほ」・「しらゆき」へ転用が進められることになった。それに伴い、2014年11月以降、E653系K70編成転属まで常磐線や水戸線における波動用としても運用されていた。臨時列車としては下記の列車に使用されている。

廃車

脚注

注釈

  1. ^ 「スーパーひたち」と同時に西日本旅客鉄道(JR西日本)においても「スーパー雷鳥」が湖西線北陸トンネル上り線に限り130 km/h運転での営業運転を開始している。ただし「スーパー雷鳥」は従来形485系のグレードアップ改造車での運用であったため、踏切のない湖西線および北陸トンネル内に限り特例として認可されたものであり、車両そのものを130 km/h運転対応に改造して運行されていたわけではない。
  2. ^ 130 km/h対応の特急型電車としては、九州旅客鉄道(JR九州)の783系電車が先に登場していたが、同系が130 km/h運転を開始したのは、1990年(平成2年)からである。
  3. ^ 同時にK102編成も疎開留置されていたが、こちらは2016年に勝田へ帰区し、その後1000番台のOM207編成へ改造された。

出典

  1. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車情報 89年版』ジェー・アール・アール、1989年8月1日、144頁。ISBN 4-88283-110-4
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 交友社『鉄道ファン』1989年3月号新車ガイド1「JR東日本 651系特急形電車」pp.16 - 23。
  3. ^ KDA 剣持デザイン研究所 作品年表(インターネットアーカイブ)。
  4. ^ a b 交友社『鉄道ファン』2013年4月号インタビュー「JR東日本651系誕生のころ - 沼野稔夫氏に聞く - 」pp.82 - 85。
  5. ^ 「車両用空気調和装置」 (PDF) 三菱電機技報 1990年1月号(1990年)p.91、三菱電機。
  6. ^ 「列車内空調システムとその制御」 (PDF) 三菱電機技報 1990年4月号(1990年)pp.36 - 39、三菱電機。本系列の空調システムについて記載。
  7. ^ a b c d e f g h i j 交友社『鉄道ファン』1989年3月号新車ガイド1「JR東日本 651系特急形電車」pp.23 - 25。
  8. ^ a b c 日本鉄道車両工業会「車両技術」185号(1989年2月)「JR東日本651系特急形交直流電車」pp.18 - 20。
  9. ^ a b c 三菱電機『三菱電機技報』1990年1月号「乗務員支援カラーモニタ情報表示システム」 (PDF) 」p.91。本系列のモニタ装置について記載。
  10. ^ a b c d e f g h JR東日本における車両情報システム pp. 44-53
  11. ^ a b c d e 日本鉄道サイバネティクス協議会「鉄道サイバネ・シンポジウム論文集」第27回(1990年)「ICカードとカラーCRTを使用した特急電車用モニタ装置」論文番号426・第27回(1990年)「基本性能を高め多機能化を可能にした特急電車用モニタ装置(MON3形)」論文番号427。
  12. ^ a b 「新車ガイド 日比谷線用03系の概要」『鉄道ファン』、交友社、1988年9月、[_要ページ番号_]。
  13. ^ 「651系の増備車」『電車』、交友社、1990年9月、50 - 53頁。
  14. ^ 交友社『鉄道ファン』1990年3月号新車ガイド「JR東日本651系2次車登場」p.62。
  15. ^ a b c d e 交友社『鉄道ファン』2013年4月号インタビュー「JR東日本651系誕生のころ - 國井浩一氏に聞く - 」pp.86 - 87。
  16. ^ a b c d 日本鉄道車両機械技術協会「ROLLINGSTOCK&MACHINERY」2000年12月号メンテナンス「651系リフレッシュ工事の概要」pp.31 - 34。
  17. ^2014年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年12月17日、4頁。https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131217.pdf。2022年2月16日閲覧。
  18. ^ 『JR電車編成表 2019冬』、交通新聞社、2018年11月14日、360頁、ISBN 978-4-330-93218-7
  19. ^ 『鉄道ファン』、交友社、2014年10月、82 - 84頁。
  20. ^2023年3月 ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道高崎支社、2022年12月16日。https://www.jreast.co.jp/press/2022/takasaki/20221216_ta01.pdf。2023年3月9日閲覧。
  21. ^惜別企画!651系を4編成並べた撮影会を開催します! ~クモユニ143形の車内も見学できます~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道大宮支社、2023年3月9日。https://www.jreast.co.jp/press/2022/omiya/20230309_o01.pdf。2023年3月9日閲覧。
  22. ^JR東日本651系「伊豆クレイル」大人のリゾート列車で伊豆に"来てくれ~る"?」『マイナビニュースマイナビ、2016年1月25日。2016年3月15日閲覧。
  23. ^「IZU CRAILE」(伊豆クレイル)報道公開。”. 鉄道ホビダス. ネコ・パブリッシング (2016年4月27日). 2016年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月6日閲覧。
  24. ^ 「JR車両のうごき(2016年4月1日〜6月30日)」『鉄道ダイヤ情報』、交通新聞社、2016年9月、81頁、ASIN B01H2AIR32。 (転属車両)
  25. ^「静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーン」では特別運行を行います!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2020年1月30日。https://www.jreast.co.jp/press/2019/yokohama/20200130_y01.pdf。2020年1月30日閲覧。
  26. ^「静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーン」期間中の一部臨時列車運休について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2020年3月31日。https://www.jreast.co.jp/press/2019/yokohama/20200331_y01.pdf。2020年5月11日閲覧。
  27. ^「静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーン」期間中の臨時列車運休について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道横浜支社、2020年5月11日。https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20200511_y01.pdf。2020年5月11日閲覧。
  28. ^春の増発列車のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日、10頁。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20200226105246/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho02.pdf
  29. ^ a b c ひたち列伝、p.85
  30. ^常磐線特急に新型車両を導入!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2010年12月7日。https://www.jreast.co.jp/press/2010/20101206.pdf。2010年12月7日閲覧。
  31. ^ 交通新聞(2010.12.9付)
  32. ^常磐線特急ひたち号の編成変更について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2013年8月8日。オリジナルの2013年9月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20130903170603/http://www.jrmito.com/press/130808/20130808_press04.pdf
  33. ^常磐線(いわき駅〜竜田駅間)一部列車の車両を変更します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2017年6月23日。オリジナルの2017年6月23日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20170623120934/http://www.jrmito.com/press/170623/press_01.pdf。2017年6月23日閲覧。
  34. ^2017年10月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2017年7月7日、9頁。オリジナルの2017年7月7日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20170707212827/http://www.jrmito.com/press/170707/press_01.pdf。2018年5月30日閲覧。
  35. ^ 岸田法眼「乗車券だけで特急車両に乗れる超快適な常磐線のスーパー各停「651系普通列車」」『@DIME』2017年9月16日、2018年5月30日閲覧。
  36. ^651系1000番台が特急“草津”・“あかぎ”で運転開始」『「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース』交友社、2014年3月16日。2022年2月16日閲覧。
  37. ^特急“スワローあかぎ”運転開始」『「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース』交友社、2014年3月18日。2022年2月16日閲覧。
  38. ^2023年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道高崎支社、2022年12月16日。https://www.jreast.co.jp/press/2022/takasaki/20221216_ta01.pdf。2022年12月16日閲覧。
  39. ^特急草津・四万 特急あかぎ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道高崎支社、2022年12月16日。https://www.jreast.co.jp/info/2022/takasaki/20221216_ta02.pdf。2022年12月16日閲覧。
  40. ^ 久保木善浩「3・11からずっと…取り残された「スーパーひたち」」『zakzak』2012年12月14日。オリジナルの2012年12月17日時点におけるアーカイブ。
  41. ^震災と原発事故…5年放置 被災特急さよなら」『河北新報ONLINE NEWS』2016年3月18日。オリジナルの2016年3月16日時点におけるアーカイブ。
  42. ^ 「JR水戸支社 原ノ町駅留置車両撤去」『交通新聞』交通新聞社、2016年3月23日。
  43. ^accessdate=2022-02-16 651系に組替え編成」『『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース』2011年5月29日。
  44. ^消えた車輛写真館:651系K203編成”. 『鉄道ホビダス』 消えた車輛写真館. ネコ・パブリッシング (2014年3月3日). 2022年2月16日閲覧。
  45. ^ 『JR電車編成表 2016夏』、交通新聞社、2016年5月19日、356頁、ISBN 978-4-330-68216-7
  46. ^ 『JR電車編成表 2018冬』、交通新聞社、2017年11月15日、356頁、ISBN 978-4-330-84117-5
  47. ^ 『JR電車編成表 2021冬』、交通新聞社、2020年11月18日、358頁、ISBN 978-4-330-08220-2
  48. ^651系1000番台OM202編成が郡山総合車両センターへ|鉄道ニュース|2022年4月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2022年4月16日閲覧。
  49. ^ 『JR電車編成表 2023冬』、交通新聞社、2022年11月21日、358頁、ISBN 978-4-330-06722-3
  50. ^ a b 『JR電車編成表 2024冬』、交通新聞社、2023年11月17日、358頁、ISBN 978-4-330-06423-9
  51. ^ 交友社鉄道ファン』2024年7月号 別冊付録「JR旅客会社の車両配置表」

参考文献

関連項目

外部リンク

鉄道友の会 ブルーリボン賞選定車両
1950年代 第1回1958年小田急3000形電車 第2回1959年国鉄151系電車
1960年代 第3回1960年近鉄10100系電車 第4回1961年国鉄キハ81系気動車 第5回1962年名鉄7000系電車 第6回1963年近鉄20100系電車 第7回1964年小田急3100形電車 第8回1965年国鉄0系新幹線電車 第9回1966年名鉄キハ8000系気動車 第10回1967年近鉄18200系電車 第11回1968年国鉄581系電車 第12回1969年国鉄EF66形電気機関車
1970年代 第13回1970年西武5000系電車 第14回1971年) 該当車なし 第15回1972年国鉄14系客車 第16回1973年国鉄183系電車 第17回1974年京成AE形電車(初代) 第18回1975年) 該当車なし 第19回1976年阪急6300系電車 第20回1977年名鉄6000系電車 第21回1978年近鉄12400系電車 第22回1979年近鉄30000系電車
1980年代 第23回1980年江ノ島鎌倉観光1000形電車 第24回1981年小田急7000形電車 第25回1982年箱根登山鉄道1000形電車 第26回1983年京急2000形電車 第27回1984年国鉄14系700番台客車「サロンエクスプレス東京」 第28回1985年名鉄8800系電車 第29回1986年伊豆急行2100系電車 第30回1987年JR北海道キハ83・84形気動車「フラノエクスプレス」 第31回1988年小田急10000形電車 第32回1989年近鉄21000系電車
1990年代 第33回1990年) JR東日本651系電車 第34回1991年東武100系電車 第35回1992年小田急20000形電車 第36回1993年JR九州787系電車 第37回1994年) 該当車なし 第38回1995年南海50000系電車 第39回1996年JR九州883系電車 第40回1997年) 該当車なし 第41回1998年JR西日本500系新幹線電車 第42回1999年JR西日本・JR東海285系電車
2000年代 第43回2000年JR東日本E26系客車 第44回2001年JR九州885系電車 第45回2002年JR東日本E257系電車 第46回2003年近鉄21020系電車 第47回2004年JR四国5100形電車 第48回2005年JR貨物M250系電車 第49回2006年小田急50000形電車 第50回2007年富山ライトレールTLR0600形電車 第51回2008年JR東海・JR西日本N700系新幹線電車 第52回2009年小田急60000形電車
2010年代 第53回2010年JR東日本E259系電車 第54回2011年京成AE形電車(2代) 第55回2012年JR東日本E5系新幹線電車 第56回2013年東京メトロ1000系電車 第57回2014年近鉄50000系電車 第58回2015年JR東日本E7系新幹線電車・JR西日本W7系新幹線電車 第59回2016年阪神5700系電車 第60回2017年JR九州BEC819系電車 第61回2018年JR西日本35系客車 第62回2019年小田急70000形電車
2020年代 第63回2020年西武001系電車 第64回2021年近鉄80000系電車 第65回2022年京急1000形1890番台電車 第66回2023年JR東海HC85系気動車 第67回2024年東武N100系電車
ローレル賞 島秀雄記念優秀著作賞 鉄道趣味顕賞エバーグリーン賞 グローリア賞 シルバー賞