UCS (original) (raw)

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曖昧さ回避 uniko」は日本の電子マネー「uniko」について説明しているこの項目へ転送されています。手塚治虫の漫画作品については「ユニコ」を、日本のシンガーソングライターについては「Unico」をご覧ください。

株式会社UCSUCS Co., Ltd.

ユニーグループ本部本社(ユニー稲沢本社内)
種類 株式会社
市場情報 東証JQ 87872018年4月25日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本492-8686愛知県稲沢市天池五反田町1番地
設立 1991年平成3年)5月17日(ユニーカードサービス)
業種 その他金融業
法人番号 2180001086250 ウィキデータを編集
事業内容 総合あっせん事業など
代表者 代表取締役社長 後藤秀樹
資本金 16億1089万円[1]
発行済株式総数 18,807,700株(以下、2017年2月期)[1]
売上高 199億97百万円(営業収益)[1]
営業利益 3億01百万円[1]
純利益 19百万円[1]
純資産 242億16百万円[1]
総資産 1,504億42百万円[1]
従業員数 144人[1]
決算期 2月末
主要株主 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス 100%
外部リンク 株式会社UCS
特記事項:登録番号東海財務局長(8)第00108号日本貸金業協会会員(第002839号)
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株式会社UCS(ユーシーエス、: _UCS CO., LTD._)は、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス傘下の金融事業会社であり、クレジットカード事業を行う登録割賦購入あっせん業者・貸金業保険代理店業者である。

国際ブランドとしてMasterCard[注 1]JCB及びVISA[注 2]ブランドのクレジットカードを発行している。かつては、VISAブランドの場合、 Visa TouchQUICPayの両方に対応していたが、 Visa Touchについては、現在は受付を終了し、どのブランドでもUCS QUICPayが発行できるようになった[注 3]。クレジットカード会員数は283万人、電子マネー会員数は223万人である。全社の取扱高は9164億円。(2019年(平成31年)2月現在)

電子マネーmajicaを発行[注 4]している[2]。かつては電子マネーunikoも発行・運用していたが2020年4月30日をもって終了した。

UCSカード

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの買収前のユニーの子会社時からある主要カード。アピタでは、毎月9のつく日にUCSカードを使って購入すると、衣料品、日用品などが5%OFFになる。ポイントは、200円に1ポイントで、majicaアプリに、登録するとmajicaポイントが、登録していないとUポイントが貯まる。一時、申し込みを停止していたが、再開した。国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB。年会費は、無料。

UCSカードmajica

前述のUCSカードの後継で、UCSカードの機能に、majica機能が一体になっているカード。券面も、縦型デザインになっており、カード番号なども、裏側になっている。そのほかは、UCSカードと同様。

UCSゴールドカード

UCSカードの機能に加えて、航空ラウンジとボーナスポイントなどに機能があるゴールドカード。年会費は、3300円。国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB。

UCS majica donpen card

ユニーの買収後に、追加されたカードで、SMBCファイナンスサービスと提携して発行していたカードのUCS版。UCSカードの機能に、majica会員サービスや、club donpen offなどが、プラスされている。国際ブランドは、Mastercard、JCB。

アフラック生命保険の代理店としてユニーのショッピングセンター内に店舗を設け、金融商品の販売も行っている。

UCSはかつて、ユニーグループで使用できるプリペイド方式の磁気型電子マネーuniko」(ユニコ)を発行していた[4][5]

2013年11月21日よりサービスを開始、2020年4月30日をもって終了した。

アピタピアゴ、およびアピタ・ピアゴ・MEGAドン・キホーテUNY内の一部専門店で利用ができた[4]。2016年8月21日に廃止となったユーホームや2017年10月31日までピアゴ関東が運営していたベンガ・ベンガでも利用が可能であった。ユーホームから改装したDCMカーマやフレスコ関東の運営になったベンガベンガは利用不可で、当時ユニーグループ内だったminiピアゴにも導入されなかった。カードの申し込みは店頭のみで、ネット上では受け付けていなかった。

チャージ上限額の5万円を超えて支払う場合は、ユニコ残高からチャージ残高全額を引き、差額を現金、ユニー・ファミリーマートグループ商品券、UCSカードのいずれかで支払い、商品券やクレジットカードと併用可否は一部専門店は異なった。2020年4月2日から同月30日まではチャージ終了に伴い、ユニコ残高不足となる場合も同様だった。majicaと併用払いやunikoを含む支払いで、majicaのランク対象金額加算は一切出来なかった。

ポイントは200円につき1ポイント付与され、ファミリーマートを除いて即時還元されていたMEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYは専門店も含め2020年1月4日から、閉店店舗は閉店前からそれぞれ実施された。2020年5月1日時点で保有する残高、ポイントは2021年4月20日までの間、majicaポイントへ移行可能措置が取られた。

名称の由来は、あなたの「ユー」とユニーグループの「ユニー」、お客様の笑顔「ニコッ!」を足したもので[4]、公式キャラクターは公募で「ゆにぴょん」とされた。

ユニー・ファミリーマートホールディングス発足後の取り扱い

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ユニー・ファミリーマートホールディングス[注 5]発足後、ユニコカードはアピタ、ピアゴで利用が可能であった。

MEGAドン・キホーテUNYへ業態転換店舗は2020年1月31日まで利用可能であったが、アピタは毎月9日、19日、29日、ピアゴは毎週金曜日に行っていた5%OFF感謝デーなど特典の対象からUCSカード、majicaとともに除外された。一方ドン・キホーテグループの電子マネーであるmajicaで適用されている、1001円(税込)以上の買い物で支払い金額の1円単位の額を切り捨てる(2020年7月1日以降は5円未満の端数のみ)、円満快計などの特典がほぼ同等で受けられた。現在はmajicaの他にUCSカードでも受けられる。カードへのチャージもチャージ機のみの取り扱いとなっていた。2019年12月31日にチャージの取り扱いを先行終了し、通常のドン・キホーテは利用不可となる。

サークルKサンクスは、ファミリーマートへ移行していない店舗は、統合当初から移行直前まで利用が可能で、カードの販売を継続する店舗もあった。ファミリーマートへ移行した店舗、以前からファミリーマートとして営業していた店舗、サークルKやサンクス以外からの転換店舗は、それぞれ利用できなかったが、2018年4月24日から全店舗で取り扱いを開始した[6]。毎週土曜日、日曜日の2倍デーは対象外のほかポイント数の表示がされなかった。この他ファミリーマートではユニーグループのライバルに当たるイオングループ が手掛けるWAONを2009年10月より導入してきた。ユニコカードと競合する形になるが統合後も引き続き利用可能なほかサークルK、サンクスについても統合2日前の2016年8月30日よりWAONを導入し両方が利用可能となっていた。のちのuniko廃止後もファミリーマートではWAONが利用できる一方で、majicaは導入していない。スタイルワン商品でもファミリーマートコレクションに移行するまではサークルK、サンクスでWAONでの購入が可能であった。

ファミリーマートでは2020年3月31日23時に取り扱いを終了。他の加盟店舗は2020年4月1日に入金を、2020年4月30日にサービスをそれぞれ終了し、以降はmajicaへ移行した。アピタ、ピアゴ、MEGAドン・キホーテUNY店舗の専門店は2020年秋のmajica導入を予定していたが少し遅れて2020年12月より順次導入されている(専門店はチャージ、ランクアップ対象金額加算、5%OFFなどの割引特典、円満快計の対象外)。そのため、2020年5月1日から導入日(店舗により異なる)までの間はuniko、majicaのいずれも利用出来ない状態が続いていた。移行に際して2020年4月1日から12月31日(期間内にUDリテール運営店舗への転換、完全閉店の店舗は最終営業日)まで、アピタ・ピアゴ・ユーストア(MEGAドン・キホーテUNY転換店を除く)でuniko所持客にUNYmajicaを無償で配布していた。

2020年4月3日から2021年4月20日まで、majicaアプリで[注 6]、2020年5月1日から2021年4月20日までアピタ・ピアゴ・ユーストアの店頭で、それぞれ残高をmajicaへ移行できた(カードの無料配布は2020年12月31日で終了したが以降も残高の移行は2021年4月20日までは可能であった。ただし2019年3月1日から2020年2月29日までに加算されたポイントは2021年2月28日をもって失効するため同年3月1日以降は移行できなかった)。

当社の発行する電子マネーカードとしては、uniko以外にmajicaも存在する[2]

  1. ^ プリンシパルメンバーとして加盟しているが、プロセシングは三菱UFJニコスが担当。

  2. ^ 三菱UFJニコスからのライセンス供与。発行開始当初にはUFJカードのロゴも券面に記載されていた。

  3. ^ MasterCardブランドはSmartplusに非対応。

  4. ^ 運用は当社ではなくドン・キホーテが行う。

  5. ^ 2016年9月1日付でが(初代)ファミリーマートユニーグループ・ホールディングスを吸収合併。

  6. ^ 印刷物では同月6日とされていたがアプリ上では3日より対応していた。

  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n有価証券報告書-第26期(平成28年3月1日-平成29年2月28日)”. EDINET. 2018年2月10日閲覧。

  8. ^ a b majica規約

  9. ^ a b当社連結子会社による株式会社UCS(証券コード:8787)の株式交換による完全子会社化に関するお知らせ” (PDF). ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社 (2018年2月6日). 2018年2月10日閲覧。

  10. ^ a b cユニーグループ電子マネー「uniko(ユニコ)カード」誕生!” (PDF). ユニーグループ・ホールディングス (2013年10月8日). 2013年11月3日閲覧。

  11. ^ ユニコカード会員規約

  12. ^ファミマでもユニコカード 来春、1万7000店に対応拡大”. 中日新聞 (2017年10月14日). 2017年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月14日閲覧。

  13. ^ a bドン・キホーテの電子マネー「majica(マジカ)」 アピタ・ピアゴ全店でご利用可能に! 2020 年春よりサービス開始』(プレスリリース)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、2019年10月23日。https://ppi-hd.co.jp/news/pdf/news_191023.pdf。2019年11月3日閲覧。

  14. ^ a b cユニコ会員さまへ大事なお知らせ”. アピタ・ピアゴの電子マネー ユニコ. 株式会社UCS (2019年10月24日). 2019年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月3日閲覧。

  15. ^ a b cユニコのご利用が終了となります。”. アピタ・ピアゴの電子マネー ユニコ. 株式会社UCS. 2020年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月8日閲覧。

  16. ^ a b cユニコのご利用が終了となります。”. アピタ・ピアゴの電子マネー ユニコ. 株式会社UCS. 2020年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月8日閲覧。