JR延岡駅 (宮崎県延岡市) - トラベルとかナントカ【日本全市訪問】 (original) (raw)
宮崎県延岡市のJR延岡(のべおか)駅です。
延岡市は宮崎県の北端に位置し、人口は129,492人
(2012.7.1現在)で、宮崎県北部の中心都市で、旭化成の
企業城下町でもあります。またチキン南蛮の発祥地としての
側面も有しています。
-JR延岡駅 -
【路線】JR日豊本線(小倉-鹿児島間)
【開業】1922年5月1日
【訪問】2010年8月
【1日あたり平均乗車人員】 2,861人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】 (小倉方面)佐伯駅→10駅
(鹿児島方面)日向市駅→5駅
▼駅名標周辺
今年で開業90周年を迎えました。
ここへは2年前のちょうど今頃、2010年盆時期に来ました。
JR以外にも高千穂鉄道が通っていましたが、台風被害で運休の末、
2008年に正式に廃止になってしまいました。
両隣が北延岡、南延岡、というのが分かり易い…(笑、廃止になった
高千穂鉄道には更に西延岡という駅かありました。
国鉄風の駅名標でないのに単色というのが妙に新鮮に感じられました。
▼ホーム
右が2番線、左が3番線で、2面3線のホームで、向こうの
跨線橋を渡って改札に至ります。
柱の部分の緑で覆われているのが印象的で、延岡駅と
いえば、自分の中では真っ先にこれを連想します。
ベンチには兵六餅の文字が…。ボンタンアメは昔からよく
知っていましたが、兵六餅も鹿児島の同じ会社のもの
なんですね。
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跨線橋・外部
横筋の通った独特の跨線橋で、グレーを基調としつつ
ブルーストライプが入っていて、電車の車両を思わせるような
カラーリングです。
偶然ですが、ホームのミラーに列車の顔が写っていて、
なかなか面白い事になってました。跨線橋の下から列車が
ぶら下がっているような錯覚…!(笑
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跨線橋・内部
2枚の写真のうち、上が階段部分、下が橋部分の様子です。
手づくり感に溢れていて、ホンワカした感じで実に好感もて
ました。都市の駅ではなかなかやりづらい事かもしれませんが、
よくやった、という感じがしました。
跨線橋の橋の部分はこの絵がなければ、かなり荒涼とした
雰囲気だったかもしれず、都市規模に見合わせて考えると
少々寂しい感がありました。
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周遊指定地
駅ホームにあった周遊指定地の看板です。
高千穂峡はあまりに有名ですが、高千穂線のりかえ、と
あるのが今となっては悲しいものが…、
延岡からでは高千穂バスセンター行のバスが出ているそうで、
約90分との事です。確かに一度は行きたい所ですが…。
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駅観光案内所前
観光案内所の表は、チキン南蛮の発祥地であることが
大々的にアピールされていました。
この時期は特に宮崎での畜産関連の相次ぐ病気の発生も
あって、なんとかこれを挽回しようという動きが盛んで、
どこへ行ってもその手の事を目にしました。旅をしてると
切ない思いや、単に旅行者として通りかかってよいものか?
と思ったりもしますが、確かにあった事として目には
焼きつけておきたいと思いました。
▼駅前風景
駅から見た駅前の様子です。
宮崎県となると南国っぽい雰囲気が出ていて、ヤシの木が
並んでいました。宮崎駅なんかへ行くと、その様子がより顕著
になります。
ここの街は実はあまり寄っていなくて、多少は歩いたものの、
結構昼食に時間を割く事となってしまったので、これといった
ものがこの時は見れずでした。それでも面白いものには
出くわしたので、またupできたら、と思います。
▼延岡駅 駅舎
コンクリート造の2F建てで、昔からの地方都市らしい駅舎
という印象です。今ドキっぽい形をしていないところが個人的に
好きです。
また駅名だけで、「JR」と冠されていないところも
昔っぽくていいなと思うし、その駅名の文字が赤って
ところもいいですね。
色んな市を訪ねるようになったのはここ数年の事ですが、
また来たいと思う所と、正直そう思えなかった所があります。
また来たいというのは、よかった!だけじゃなくて、よさそうだけど、
あまり廻れなかった等も含む訳で、この町は魅力多そうだけど
あまり行けてなかったので、そういう意味でまた来たいです。