石川/能美 寺井駅前の風景 - トラベルとかナントカ【日本全市訪問】 (original) (raw)
石川県能美市、JR寺井駅周辺の様子です。
(2008年8月当時)
●マンホール
能美市の、というより、旧・根上(ねあがり)町のマンホールのようで、当時の町の木であったクロマツが前面に出ています。
「義経記」にも「根上の松」なるものが登場し、町の木になった事も頷けるというものですが、この根上町は森嘉朗元首相や松井秀喜選手を生んだ偉大な町でもあり、森氏の父親(森茂喜氏)は1953年から9期36年(しかも連続無投票当選)もの長きにわたってこの根上町の町長を務めました。更には祖父(森喜平氏)も1928年根上村⇒根上町となった1945年まで首長を務め、戦後の昭和期この町はほとんど森氏の治世にあったという事になります。
10年前の2005年に能美市になりましたが、20年前の1995年には町内に隕石が落ちたりしています。
●太陽のこぼれている町
として歓迎挨拶のついた地図がありました。
下の標識部分は上から貼られた感じで「能美市立病院」などは市制化されたために変更となったと容易に推測できますが、根上の関連部分も上から貼り足されているようで、なんだろう?と思ってしまいます。
●寺井駅バス停
寺井駅の駅舎真ん前にバス停がありました。
時々、「~~駅」というバス停の名でありながら、駅より少し離れた幹線道部分にあったりする場合もあるので心配になる事もあるのですが、ここの場合はちゃんと駅舎の前にあってよかった、という感じです。
●駅前通り
寺井駅の駅前通り、その名も「ホームラン通り」です。ボール状の看板にその名がいくつも並べられ、柱ごとについているぐらいのイメージです。
いかにも松井秀喜氏の故郷に因んでのネーミングですね。
旧町の木クロマツと二段構成の灯籠?様の街灯がユニークすぎます。
直進の標識で「東街道 チューリップのみち」とありましたが、検索してもなかなか見当たらず、なんだかよく分かりませんでした。実際この辺りを歩いた時も、駅からさほど歩いておらず、下写真のような駅前通りを歩いただけだったので、本当に能美市に関しては「松井」「ホームラン」のフレーズが浮かんでくる能美(?!)というのが正直な印象ではあります。
駅前の「ホームラン通り」だけでも、この市ならではのものを感じる事は出来ましたが、もう少し踏み込んでまた旅したいものです。これが能美市の風景の一部、という程度で感じて頂ければ幸いです。