じぶん日記 (original) (raw)
日本・成田空港を出発して台湾に到着したのが17:00前くらいだったので、初日はもう夜ごはんのみ。
その前にホテルへ向かうんだけど、空港から中心街に入ったところで大渋滞に巻き込まれます。
渋滞のバスの中、旅行会社のツアコンが呪文のようにつぶやく言葉は「鼎泰豊(ディンタイフォン)。」
そりゃそうですよねー、台湾を代表するレストランですもんね鼎泰豊。
1993年に米紙ニューヨーク・タイムズに「世界10大レストラン」として紹介、その3年後に日本にも進出、今や国内あちこちに11店舗。
私の本格的小龍包デビューもディンタイフォンだった。一度食べてはまって、それから毎週のように会社帰りに通ってた頃もあったし。
記事確認するとそれは2004年くらいだったみたいです。鼎泰豊が日本にやってきた時期からするとずいぶん遅いなー、私行列苦手だから。
その時にコメント欄に「鼎泰豊は本店が一番です。」って書いて下さった方がいたのだけど、6年も経ってその本店へ足を踏み入れるとはあの時は全く考えてなかったなぁ。ちょっと感慨深い。
前置き的にはしっかり褒めておいたのだけど、今回はあくまでも比較するための来店です。
星野シェフのCHINESE FAN(過去記事)小龍包とはどうなの?そのご師匠様の小龍包は?私の中の軸となってるMASA'S KITCHEN47は?と続々湧き上がる期待と疑問の中において、鼎泰豊本店の小龍包を食べておく必要がある、コレ絶対。
到着してみるとさすがグローバルスタンダードなレストラン。
アジアに限らずすべての国のお客さんでごった返しています。
星野シェフがサクサクとオーダー用紙に記入して、がっさり注文してくれました。
2階席に通されて、台湾上陸初のディナー。
清潔感のある店内、広めのテーブル、白い器で統一されてスッキリしています。
台湾ビールはあっさりで飲みやすいです。
紹興酒に漬けた鶏肉。
上海で食べた時(過去記事:これは塩漬け)と同じく、お肉がしっかりしていて皮には十分な厚み。
みりん香って言うのかな、熟成香が爽やかで強すぎず程よい感じ。
A菜(エーツァイ)炒め。
なんてことない炒め物なんだけど、お豆みたいなコクがあって美味しいんです。
CHINESE FANで食べた事があったけど、記事に残してないなぁ。。。?
小龍包は2種類。
ヘチマの小龍包。こちらは酢醤油などは付けずにそのままで、ということだったんだけど。。
冬瓜にもう少し芯を残したような食感で、非常にヘルシーなんだけれどもなぜにこんなに青臭いのか。。
こちらが普通の小龍包。
ひだがしっかり鋭角で小ぶりなサイズ。
てっぺんが少し固いのと、なによりも熱くない。
大箱なお店なのでなかなか行き届かないのでしょうが、冷めてるのだけは残念。
スープも少なくて、その分皮の厚みが気になる。。
私の小龍包イメージである「皮がぷちっとはじけた瞬間大量のスープの滝とともにほどけたお肉がじゅわー」には程遠く、期待していなかったお店である上に輪をかけて残念感がほとばしりました。
ぬるいのだけはご勘弁願いたい。
排骨は美味しかった。
野菜餃子はちょっと食べられない、ってくらい青々しい風味だった。。
私の鼎泰豊 本店デビューは少しほろ苦いものでした。
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追加です。
鶏湯です。
じわっとコラーゲン。
鶏肉はやっぱりしっかり食感です。
少しにおいが気になったかな。