please create your imagination (original) (raw)

born to be mild

人へのイメージとは実に恐ろしく得手勝手なものだ。仕事を通じて初めてお会いする方から必ず言われることがある。「色黒でお化粧なんかしていなくてもっとワイルドな方かと想像していました。」わたし、気性はワイルドなのかも知れないが体は虚弱体質であるw。この夏、人を介して剣山の麓、木屋平村(人口780人)に住む木こりの森さんにお会いした。お会いする前、私の頭の中で森さんの人物像はイカツイ山男だと完全に勝手に出来上がっていた。現れた森さんは、背が高く体脂肪率はおうよそヒト桁、頭にはねじり鉢巻き、髪は長髪でクルクルのパーマネントを掛けていた。瞬間、横にいた主人も驚いているのが肩越しに解った。一通り、仕事の用件を済ませた後、私は頭の中に充満していた質問を機関銃のように投げかけた。「木屋平村の主幹産業は主に農業ですか?」「いや、村民のほとんどは林業関係です。私は日中は枝打ち(木に登り枝を伐採してゆく仕事)をして、春は山に入って薬草を採ったりします。」「携帯電話は通じますか?」「私の住んでいる所は通じません。」「もし、山でパンクをしたら・・・」わたしは質問を止めた。「わたし、剣山には小学生の時に行ってから一度も行っていないんです。今度子供たちも連れて木屋平に行きます。」帰りの車の中、主人とのハイテンションな会話は永遠と続いた。体が軽くないと木には登れないこと。木屋平に行く時は絶対に一眼を持ってゆくこと。わたしたちは物凄く狭い世界で息をしていること。わたしたちは物凄く欲張りなこと。そしてわたしたちは自然と共になんか生活していないこと。

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熟すこと。」

久しぶりの 「生きることは、 シリーズです。
こなすという漢字はこんなふうに書くのですね、初めて知りました。
こなれた写真は撮りません。誓えますw

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みね子とピーポ

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最近の携帯カメラお気に入りスナップです。
タイトルが雑ですみません、暑くて頭が回りませんw

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toruso

Dsc_7697今朝、ツイッターを読んでいると、横尾忠則 ‏@tadanoriyokooさんがこんな事を書いていらした。「死ぬのが怖いですか」というリツイートをもらったが、老境にある人間は常に死と共に生きている。死が怖くなければ死と共に生きられないだろう。芸術は死とどこかで強く結びついている。深く感銘していると、奈良のstyling space by HSさんより吉田次朗さんのトルソーが届いた。トルソーを眺めながらまた横尾さんの言葉が深くすーっと入ってきた。今年最初の更新になりましたが、元気です。今年も写真に精進します。生と死を意識しながら。

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