polly、都内初ワンマン「ああ、それは、ひとのよう」で新曲続々 (original) (raw)

pollyが3月19日に東京・下北沢CLUB Queにて、ワンマンライブ「ああ、それは、ひとのよう」を開催した。

この公演はpollyにとって東京都内で初のワンマンライブ。全国流通盤としては昨年6月に発表された6曲入りのミニアルバム「青、時々、goodbye」のみということもあり、彼らは事前にSoundCloudで8曲の新録デモ音源を公開してからライブに臨んだ。

ステージに登場したpollyはノイジーなバンドサウンドと越雲龍馬(Vo, G, Syn)のやわらかな歌声が対照的な「沈めてくれたら」でライブを開始。その後も越雲が鬼気迫る表情で歌った「ひとのよう」、刀川翼(B)と高岩栄紀(Dr)によるグルーヴィなリズムと飯村悠介(G)が弾く軽快なギターが絡み合った「堕ちていく」など、SoundCloudにてデモ音源を公開した楽曲を次々と披露していった。

「一番新しい曲を」という越雲の言葉に続いて演奏されたのは「言葉は風船」。この曲では語りかけるように歌う越雲の歌声と飯村、刀川、高岩による浮遊感のあるコーラスが会場を包み込んだ。観客たちが越雲の言葉に耳を傾けていると、越雲は「今日は来てくださってありがとうございます……って、拍手も起きねえ(笑)」と冗談を言って会場を和ませる。そして「ワンマンはいいね。すごく楽しい」と笑顔を見せ、「青、時々、goodbye」収録の「ナイトダイビング」「ボクの為だけのワルツ」「アンハッピーエンド」を歌った。

「アマツブニアカ」ではアグレッシブな演奏で観客を圧倒し、「Addict」ではダンスビートとシンセサイザーを取り入れたサウンドでバンドの新たな側面を見せる。続く「Loneliness」でフロアにクラップを巻き起こしたあと、アッパーチューン「雨の魔法が解けるまで」へ突入。曲中で観客がシンガロングをステージへと送ると、越雲は「なかなか歌、うまかったですよ。まあ、まだまだだけど」と照れくさそうに感謝した。バンドは最後に「hello goodbye」をプレイし、ライブをフィニッシュ。アンコールを求める拍手が続くも、すべての演目を終えたpollyはステージに現れず、ワンマンライブは幕引きとなった。

ああ、それは、ひとのよう

2016年3月19日 下北沢CLUB Que セットリスト

01. 沈めてくれたら
02. 雨降り路地
03. あの日の事、今日の事
04. ひとのよう
05. 堕ちていく
06. 言葉は風船
07. ナイトダイビング
08. ボクの為だけのワルツ
09. アンハッピーエンド
10. 哀余る
11. ふつうのせいかつ
12. Traumerei
13. アマツブニアカ
14. Addict
15. Loneliness
16. 雨の魔法が解けるまで
17. hello goodbye

※「Traumerei」の「a」はウムラウト付きが正式表記。

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