上町台地の湧水地にガマの季節がやってきた | 大阪高低差学会・関西高低差大学 (original) (raw)
『大阪「高低差」地形散歩』でも紹介していますが、上町台地で唯一湧水が確認できる東天下茶屋の崖にやってきました。
この場所は、目的地の近くで、崖下の建物が解体されて石積みの擁壁が広いエリアで確認できる場所。
ここからもかなり勢い良く水が流れています。湧水なのか、水道管の破損なのかは不明。
奥にある敷地が湧水によって湿地帯になっているエリアです。こちらも業者さんが土地を購入したようなので、近々開発が始まるかもしれません。
下に下りてきましたが、相変わらず水がちょろちょと流れています。
以前はもっと水が湧いていたように思いますが、天候の加減かも。
ただ、乾いた土地ではなく湿地帯なのでヨシが群生している事がよくわかります。
この場所では、ヒメガマとガマとコガマの3種類のガマが確認できるようですが、コガマとガマは大阪市内ではほとんど見ることが出きず、特にコガマは「大阪府レッドリスト2014」で準絶滅危惧種になっています。