Breeze from Hokkaido (original) (raw)

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(c)Tatsuo Iizuka

墨田区京島の昭和な喫茶店でカレーライスで気分が上がったままに、船曳駅の反対側、東向島へと足を伸ばしました。
事前知識があったわけではなく、アートフェスタの一環の写真展のチラシを見かけたからです。

チラシのあまりにも大雑把すぎる地図のおかげで、ぐるぐる彷徨った挙句辿り着いたところは
小さな工務店の急な外階段を3階まで登った、まさに昭和な空間でした。
映画のセットかと見紛うような昭和加減にため息が漏れます。
ガラスの向こうの植物に「Perfect Days」を思い出しましたが、役所広司の部屋はもっと綺麗だったか。

写真家、中里和人さんの作品もこの環境にマッチして素晴らしい空間を演出していました。
外観を眺めるだけでなく、下町の建物の中に入れたことは今回の大きな収穫になりました。
壁や畳の染み、ガラスの模様、積もった埃の分折り重なった年月。
そんなものにえも言われぬ感情が湧いてくるのです。

近代的で無機質な高層ビルの工事が今なおそこかしこで進んでいる東京の街に馴染むことはこの先もきっとありませんが
今回訪れた墨田区船曳あたりは、大阪・天王寺の下町育ちの身にとってどこか懐かしく、散策も楽しく
好きな町になりました。
また上京の折には、下町散策をしてみようと思います。
なにせ北海道には昭和な下町感は無いからなあ。

東京都/墨田区
RICOH GR3x

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(c)Tatsuo Iizuka

東京八重洲でのT3フォトの展示&トークも無事終わりまして、足をお運びいただいた方に御礼申し上げます。
貴重な体験となりました。

予備日としてた一日に空きができたので、東京の下町を散策することにしました。
ですが、すでに八重洲の熱気、混雑にやられていたので
有名商店街とかの人混みは避けたい。と検索して向かったのは墨田区曳舟です。
なんでも東京大空襲で戦火を逃れたという地域のようで、昭和の名残が今なお残るというのですから
そりゃ一度は行ってみたい。

ところが駅前に降り立つと、ショッピングモールや洒落たマンションが。
さすがにここは東京ですね。
はて、どこが下町なんだと足を進めていくと、ありましたありました。
昭和な家屋とスカイツリーのコントラストも素敵です。

昼ごはんはどこか昭和な喫茶店で、と歩いていると、これまたズバリな店に出会いました。
生まれ育った大阪は美章園あたりの喫茶店を思い出させる風情。
たいへん美味な喫茶店のカレーライスでした。

東京/墨田区
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(c)Tatsuo Iizuka

室蘭市立旧絵鞆小学校は、北海道でも珍しい円形校舎です。
しかも校舎と体育館の2つが眼鏡のように連なるのでなお貴重です。
残念ながら少子化と老朽化のため、廃校になって久しいのですが
ちょうど一般公開の日にあたり、中に入ることができました。
ずっと外観だけしか見られなかったので、美しい螺旋階段や、扇形の教室に踏み入れることができて
感激した次第です。ここに多くの子どもたちが学んでいたなんて。
屋上からは太平洋と、白鳥大橋の展望が広がっていたのでした。

ちょっと残念だったのは、校庭の半分が分譲地になって新しい住宅が建ち並んでいたこと。
こんなことあるんですね。
以前の訪問時には、少年野球チームが白球を追いかけていて
まるで現役校の賑わいだったのでなおさらです。

北海道/室蘭市
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(c)Tatsuo Iizuka

室蘭の続きです。
カメラ片手に知らない町を散策するのって、いろんな発見があって実に楽しい。
「何やってんだー」って咎められたりして、夕暮れ〜夜間は緊張感が伴って冒険心もくすぐられると言うのでしょうか、
なおその楽しさが増します。
その散策の途中に見かけた店で休憩がてら食事をとって、それが当たりだとまた気分も上がると言うものです。
今回は輪西駅近くでカレーラーメンがめちゃ旨なお店にヒットしました。

それにしても昔の看板のロゴってどうしてこんなに心を打つのでしょうか?
デザインの力は現代の方がグッと上がっていると言うのに。

北海道/室蘭市

10月5日は東京八重洲のT3フォトで、トークイベントに登壇します。
■トークイベント
日時:2024年10月5日(土) 14:30〜15:15 45分間
会場:東京スクエアガーデン 6F シティラボ東京
住所: 東京都中央区京橋3丁目1−1(東京メトロ銀座線京橋駅 直結)

トークテーマ「Made in Higashikawa 〜大雪山の麓に息吹く写真家たち〜」
登壇者
萬田康文 飯塚達央 進行:堤谷華(CMS)

飯塚の顔でも見てやろうかという奇特な方も、そうでない方もご参集くださると嬉しいです。
T3フォトブックマルシェ トークイベント

T3トーク

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(c)Tatsuo Iizuka

退屈な週末、車中泊で遠征に出掛けてきました。
行き先は前回のリベンジで室蘭に。
結構遠いんですよね、室蘭まで。9月上旬に行こうとして、途中で運転が嫌になって引き返した経緯があります。

室蘭は鉄の街。と呼ばれていて、製鉄所や造船所が建ち並ぶ男気感じる(?)街なんですけど
今や衰退しちゃって、名物だった工場夜景も灯りが乏しくて残念な感じになってます。
夕張や空知の炭鉱から石炭を積み出すための重要な鉄路でしたが、それも今や昔のこと。

それでも室蘭の街の雰囲気が好きで、時々出掛けてみたくなるのは
此花とか大正とかの大阪湾近くの街と被るところがあるからなのかも知れません。
北海道らしからぬ街並みです。
山と海が迫る独特の地形によるところも大きいのでしょう。
くねくねと複雑に曲がりくねった道を走ると、東西南北が分からなくなることがあります。

北海道/室蘭市
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東京八重洲を中心に開催される「T3フォトフェスティバル東京2024」に東川の写真仲間と出展します。

■写真展示
日時:2024年10月5日(土)〜10月27日(日)
会場:東京ミッドタウン八重洲5F POTLUCK YAESU
東京都中央区八重洲2丁目2-1

出展テーマ「Made in Higashikawa 〜大雪山の麓に息吹く写真家たち〜」
出展者7名
井上浩輝
今田耕太郎
大塚友記憲
斎藤隆悟
清水エリ
萬田康文
飯塚達央 敬称略

スペースの都合上、展示枚数は各人1枚づつとなりますが、北海道東川町の空気の片鱗だけでも感じてもらえるのではと思います。

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また10月5日にはトークイベントにも登壇します。
■トークイベント
日時:2024年10月5日(土) 14:30〜15:15 45分間
会場:東京スクエアガーデン 6F シティラボ東京
住所: 東京都中央区京橋3丁目1−1(東京メトロ銀座線京橋駅 直結)

トークテーマ「Made in Higashikawa 〜大雪山の麓に息吹く写真家たち〜」
登壇者
萬田康文 飯塚達央 進行:堤谷華(CMS)

久しぶりの東京での写真展示とイベントです。
お時間のある方はぜひ遊びにいらしてください。

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