意外とできてる会社ばかりではない!?Webデザインを行う前にすべき、Webディレクション作業まとめ | ビジネススキル | ブログ | 東京のWeb制作会社・ホームページ制作|QUOITWORKS Inc.(株式会社クオートワークス) (original) (raw)

前段:コミュニケーションはディレクターのメイン商品

2手3手先を読み、相手が気付くまえに行動して、相手の満足を仕掛けていくこと。
「理想はわかったけど、具体的にどうすればいいの?」という質問がでてくるのはまずい。
プロは「攻めのサービス姿勢が大事」。
また見積もりに関しても、松竹梅の見積もりで提出し、費用を抑えるならA、必要な要素を全部盛りだとB、ここは個人的に不必要だと感じるのでCなど、提案性をもって見積もりを出すと良い。

このように不明点があった都度聞いてくださいねというのは、あまり親切ではない。
前のめりに2.3手先を考えて意見していく。

1.ヒアリングをする

ヒアリングで大事な事

このように言い換え、具体的な提案をして、詳細を聞いていく。

ヒアリングで聞く基本的な項目

Webの役割は?

Webに掲載したい内容等

コンテンツ素材

担当者

スケジュール/予算・費用(これらは相談があったタイミングで一番最初に聞く)

Webリニューアルの場合(既にWebを公開している場合)

Webサーバー環境/URL/その他

良い返しを出す前後のポイント

相手のビジネスモデルの把握

先に調べられることは徹底的に調べておくと、初回のヒアリングでも良い発言および返しができる。

聞いた内容を深読みして、とりあえずまとめてみる

てことはこういうことですかね?という感じに前のめりに。

その場でイメージや構成について、絵や図を書いてみる。

図に起こすことによって、イメージの共有や、理解が深まる場合がかなり多い。

2.リニューアルの場合、現サイトの課題だしをする

リニューアル前の課題だしにおいての注意点

3.コンセプトを作る(共通言語となる目標を決める)

ⅰ.プロジェクトとしてやりたいことだし。

ビジネスの目的だったり、ユーザーに対するアクションだったり、とにかく「やりたいことを」列挙していきます。

例:新商品に対する認知を広げたい。対象の新商品キャンペーンでユーザーを大量に確保したい。リピート買いのユーザーをもっと増やしたい

ⅱ.実現のための課題だし

やりたいことを実現するために、弊害となっている課題を出す

例:メルマガ会員数も、ソーシャルメディアでのファン数も少なくリーチも少ない。広告予算もあんまり取れそうにない。時間的な猶予もあんまりない。現状リピートユーザーの購入率が非常に低い

ⅲ.どうなったら最高か?の明文化

明らかになった課題にたいして、どうなったら最高かをだす。現実を無視しておk

例:ファン数、リーチ数を増やして、新商品を初めて見るユーザーを確保。その上でリピーターとなる人たちが全体の10%に増えたら最高

ⅳ.目標をうまいことコピーにする

課題に対する理想論はプロジェクトの目標とすることができるため、キャッチコピーとして用意する

例「また買っちゃった」とつぶやくファンを増やせ!キャンペーン新設プロジェクト

これらをまとめてコンセプトシートとして、共通言語となるブレない目標を決める。

4.ポジション設定をする(競合に対しての強みを見つける)

ヒアリングにて自社の強みなどイマイチクライアント自身が把握していない場合は、
競合を調査し、コンテンツとして強く押し出したいものを決める。また競合にない強みを発見する。

見つけ方

フレームワーク

ここでは深く掘り下げませんが、下記のようなビジネスフレームワークがあります事業の戦略や分析を

事業の戦略や分析を円滑にするビジネスフレームワーク20選
https://ferret-plus.com/2980

以上の調査から、

というように、競合他社からクライアントのお店や商品を選んでもらうためのポイント(強み)を整理し、一番伝えたい内容をきめます。

5.ペルソナ作り(デザインやコンテンツに対する評価軸を決める)

これをやることにより、コンテンツ内容、どんなシチュエーション、何を期待して、を設定すると、
コンテンツ内容、レイアウト、UX全体設計が容易に進める。
またデザインやUIの評価軸が決まるので、制作物に対する評価の足並みが揃いやすくなる。(主観で判断しなくなる)

よくある4軸

Web担当者のためのペルソナデザインマニュアル
https://www.markeit.jp/blog/persona/

8.ワイヤーフレームの作成

セオリーとしては、色はつけず、ラベルや原稿はリアルに。

他にもやる事いっぱいあるよ!漏れてるよ!
という意見も絶対あると思いますが、
Webのディレクションという仕事自体多岐にわたるものなのでそのあたりはご勘弁を。
各項目の深堀は、また次回まとめようと思います。

この記事を書いた人

ムラマツヒデキ

ムラマツヒデキ

director

とにかく元気な東京目黒のデザインファームQUOITWORKS Inc.のデザイナー社長。MUUUUU.ORG運営。Awwwards2022-23審査員。ムーテレという名のYouTuber。守備領域プロデュース、ディレクション、デザイン。@muuuuu_tv 愛犬家。最近は専らblender

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