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2017年 04月 04日
< 淀川沿いの菜の花とブラックボックス >
私が菜の花を見ないようになって、撮らないようになって何年なのかなぁ。
もはやよく覚えていませんが相当久しぶりに菜の花を見に行ってきました。
大阪を流れる淀川沿い。300万本もの菜の花が咲く誇るエリアがあるというので行ってきました。
ず~っと続く菜の花の黄色い帯。ポカポカと暖かい春の日。
ぼ~っとしているとなんだか色んな事が思い出されるような気がして、ひと時のんびりと過ごしてきました。
この辺りは近くに新幹線も走り、菜の花超しにフレームに収めることもできます。
でも実際沢山いたカメラマンはほとんどが野鳥撮りの方々。
鳥のことはよくわかりませんが、よく聞く声の春の鳥を始めいろんな声が聞こえていたので、撮り手の方も盛りがあっていたんでしょうね~。
普段は花のある風景としては写真を撮りますが花そのものを滅多に撮りません。
ですがこの日、ちょっとだけ花撮りに挑戦。
今回はポートレートを撮られるカメラマンのイルコ・アレクサンダロフさんから教えていただいた「ブラックボックス」という手法を葉の花で試してみました。
では簡単にブラックボックスの話を。
まず絞り、シャッタースピード、ISOを調整して露出不足にしていき、画面に何も映らない状態を作ります。
これがブラックボックス。
ここにストロボを当てて被写体を浮かび上がらせる。
こうすることであらゆる環境光に影響を受けず、ストロボのみで明暗を構成できる、というものです。
ただ、日中シンクロをストロボ同調速度でこれを行うためにはNDフィルダーが要ります。
しかし私は持っていなかったので仕方なくハイスピードシンクロを使いましたがそうすると光量が落ちてしまう・・・。
まぁそんな色々なコトがありますが、まずは雰囲気だけでもつかめればと思ってチャレンジしてみました。
で、撮れた写真が下の写真です。
ご覧のようドピーカンの天気の良い河川敷きなのに背景がグンと落ちています。
完全にブラックボックスになっていないのはやはりNDが無いのが原因だと思います。
ブツ撮りや人撮りに応用できたらいいな~
いろいろ撮って練習したいな~
そんなこと思いながら、遊んできました。
by revoir-dima | 2017-04-04 00:04
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