アンモナイト Ammonite (original) (raw)

香港 - 港式蛋挞

Posted by みら on 31, 2013 2 0

エッグタルト(蛋挞)は、やっぱりひとつふたつは試してみようーっとは目論んでいたものの、ホテルのクラブ・ラウンジで供されたエッグタルトが超美味で、結局外ではひとつも買わず。

朝食時、相方の取ってきたエッグタルトを半分齧り「旨っ」と感動。
既に3日目で残り時間わずかだったのですが、その日のお茶とそれと翌日の朝食時にもタルトは必ず私のお皿の上に。
あまりにも美味し過ぎて食事全部パスして、エッグタルトだけで終わりにしようかと思ったくらい(嘘)。

日本でもイギリスでもエッグタルトいただきましたが、でも香港のこれは格別。
なんでこんなにおいしいんでしょう?ごちそうさまでした。

さて、と僕は思った。
社会に戻るべき時だった。
- 村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」-

香港 - 沐蘭

Posted by みら on 31, 2013 0 0

今回、観光より食事よりも体験したかったのが、スパ(Spa)。
マルコポーロ内にもSpaがあるという情報はゲットしたもののガセで(ぶっ)、でも他のホテル(ペニンシュラとかランガムとか)まで予約取って出歩くのもなんかかったるく(根がね、こうレイジ―なんですわよ、ええ)17Fのコンシェルジュのおねえさんに聞いてみたら、ハーバーシティ(Harbour city:海港城)の「ムーラン」は近いし、いいよ~と。

というわけで月曜日の午前中、気の張る仕事の打合せをがーっとこなしてぐったり疲れた午後イチ。ハーバーシティ(Harbour City)・オーシャン・センター(Ocean Centre)4Fの、初日にダブルショットのブラッディメアリーを一気に2杯飲みほした(あ、昼間ね)イタリアン・バーの「Spasso」を通り過ぎて、その先に「沐蘭(Mu Lan Spa)」発見。ぐふ。

せっかくなので、メニューはマッサージとフェイシャルの両方で♬
所要時間2時間の予定だったけど、結局3時間弱後に解放。
肩も腰も足も激疲れ、激凝り状態でしたが、隅々までほぐしていただきました。ベストはフェイシャルで、そのあと化粧するのがもったいないくらいでしたわ。幸せな時間。HK$2,000くらいだったかな。ホテルほどのゴージャス感はないものの、ショッピング途中でも立ち寄れるし、おすすめ♪

沐蘭
尖沙咀海港城海洋中心四階411-3號舖

香港 - 爵樂印度餐廳

Posted by みら on 31, 2013 2 0

最終日の夜は「インディアン」と決めていたので(なんか香港でイギリス臭さを感じていたら、ただただ無性にヴィンダルーが食べたくなったのですよ、あてくし。はい)、ホテルから歩いていける距離の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)近辺の「Gaylord Indian Restaurant」にすんなり決定。

月曜の夜の8時ごろだったかな。すごい人で込み込み。が、窓際の隣に誰もいないテーブルを確保してインディアンな晩餐。お供は当然ビール。

私は迷うことなくチキン・ヴィンダルー。巴辣雞(Chicken Vindaloo)。
シンプルにライスで。印度香米飯(Steamed Rice)。

で、相方が上の写真の、ラムのローガンジョッシュ。香草羊肉(Lamb Roganjosh)。
シンプルにナンで。烤麵飽(Naan)。

サイドに、ライータ: 乳酪伴青瓜(Raita)と、ほうれん草とカッテージチーズのサーグ・パニール: 菠菜蓉芝士(Saag Paneer)。

ヴィンダルー、旨っ。辛さが、もちょっとあっても良かったかもだけど(私の場合ね)、でも十分に辛くて旨っ。味見させてもらったローガン・ジョッシュも美味。なんかもう全部美味しかったな。ま、それを香港で食べることに意味があるのか?と言われると、回答に困りますが。ははは。ま、いいや。

で、このあと、近くの別ホテルのバーに行って、お人形みたいに綺麗なフィリピーノ・デュオの決して上手くはない歌を聴きながら、そのせいで帰りは頭の中がKaty Perryの「Firework」がぐるぐる。なんで香港でFirework?!的な陽気な雨の晩でした。

Gaylord Indian Restaurant
1/F, 23-25 Ashley Road, Tsim Sha Tsui
尖沙咀亞士厘道23-25號雅士利中心1樓

香港 - 南北樓

Posted by みら on 31, 2013 0 0

いきなりの香港ということで、香港通の親友に出発前に半日レクチャーを受け観光やら美味しいものの場所の手ほどきも受けたのですが、前のエントリーでも書いたように、ホテルのクラブ・ラウンジが充実し過ぎていて、もともと観光lazyで高めのヒールだったのも手伝って、実は外出頻度がやたら低かった今回の香港。笑

外食も2回のみで、うち一回は四川料理で次がインディアンレストランという、およそ香港とはかけ離れた選択。だって辛いの、好きなんだもん♪

それでも四川料理(Szechuan cuisine)はもともと行くつもりでいて、下調べもして何店か候補も絞っていたのですが、日曜日の朝、朝食のコーヒーとスイカジュース(これがやたらに美味ですっかりファンに)を摂りながら新聞を広げていたら、いきなり目についた広告が四川料理レストランのもの。「ここにしようか。これならスターフェリーも乗れるし」と相方と単純に合意し日曜ランチは決定。安易。(ちなみに新聞に載っていたディッシュはエビチリでした。笑)

それが、銅鑼灣(Causeway Bay)にある「南北樓」(The Red Pepper Restaurant)。
そのときはまーったく気が付かなかったのですが、帰って来て調べてみたら、老舗の有名店だったんですね。あらら。
日本だと「しょこたん」「エビチリ」のキーワードで有名だそうですが、私なんて、しょこたんて誰?の世界なので、それも知らず。
で、私、実はそんなにエビチリのファンではなくて、どちらかというと担担麺とか酸辣湯派なんですが、何を隠そう前日の晩に飲み過ぎて胃がアップセット状態だったため、オーダーは相方に任せて、ビールで迎え酒。

5人前はあるだろう?!な酸辣湯も、取り分けてもらった一人前さえまともに入らず(うう)。
で、次に来たのが、宫保鷄丁(Diced chicken with pepper and cashew nuts)。鶏のペッパーとカシューナッツ炒め。

写真撮るのも食べ始めてから思い出したくらいなので、不完全写真ですみません。
えーっと、これはイマイチ。

で、次に名物エビチリ。鐵板蝦球(Sizzling chili prawns)。
席で目の前で鉄板に乗せてじゅっと再グリル。

ファンではないの、とか書きながら、でもこれは正直旨かったです。エビが大きくてぷりぷり。セロリが素敵でまる。マイルド。
ん~~、人気になるのもよくわかりますです。はい。素直にお勧め。

次が、麻婆豆腐。

普通なのかもですがお豆腐が酸っぱくて、私にはちょっとイマイチ気味。

お昼を十分に過ぎた時間にお邪魔したので店内は私たち以外に一組(日本人)くらい。
のんびり静かにお食事できました。
で、今頃になって気づきましたが、担担麺も炒飯類も食べてこなかったし....... orz
でも、エビチリ美味しかったので満足です。

南北樓 The Red Pepper Restaurant
7 Lan Fong Road,, Causeway Bay
銅鑼灣蘭芳道7號地下

香港 - マルコポーロ

Posted by みら on 31, 2013 0 0

直前まで国内出張だった今回。フライトは夜移動できる羽田発着で。
ANAビジネスクラス。
2月に入ってからくそ忙しく身体もバテバテだったので、たかが4時間といえどもビジネスクラスは極楽でございました。感謝。ラウンジではエスプレッソ抱えて、ずっとメールに追われていましたが。

蒸しあぢぃ~香港国際空港で英人相方と合流し、マルコポーロ香港ホテル(Marco Polo Hong Kong Hotel:馬哥孛羅香港酒店)へ。
とにかく立地が良いからとここを選んでくれたのですが、ほんとに便利過ぎてホテルとそれとここに連結しているハーバーシティ(Harbour City:海港城)で過ごす時間が多かったなぁ。

ザ・コンチネンタルクラブ(The Continental Club)フロアのクラブルーム。ハーバービュー。
マカオ行きフェリーを真下に見下ろす広い18Fの部屋は島側ビューも最高。しかしなんといっても17Fのクラブラウンジが、朝食~ティー~カクテルタイムまで見事に充実していて満足度異様に高し。サービス良いし美味しいし寛げるし酔えるし(違)、外に出る必要がほとんどないほど。滞在中はここでずっと、プライベート+多少仕事。

あいにく4日とも香港は曇り空に時々雨で、島側も霧に包まれていることが多かったのですが、でもお部屋が素敵だったし文句なし。

香港。
こんなに西と東がミックスしている光景をこれまで見たことがなく、東と一口にいっても、人種から宗教までの「るつぼ(Melting pot)」度がすさまじい。いままで経験したことのないような衝撃を味わいました。いくつもの川や河が合流して濁流になって海に流れ込んでいくように、軽くこの人種壺の中に紛れて人ごみの中に紛れることも可能だし、でも自分が誰か知らないと簡単にアイデンティティ失うような、そんな感じかな。
「今の何語だった?」な問いかけを相方とやってみましたが、東南アジア言語は(当然のことながら)からっきし無理。西欧人を見分けるのはなんとか自信があったもののアジア人には圧倒され続けてました。(ま、私ももちろんアジア人ですが。)いままで日本の外に目を向けていたつもりでいたけど、まだまだ甘いよなと改めて実感。それにしてもアジアの女の子たち、美しい。なんなんでしょうね、この目を見張るような深さと華奢なのに凛とした冷たい感のある美しさは。なんかこうひとを無力にさせますね。笑

無力感といえば、その国の言葉がまったくわからなかったという旅もはじめてで、ヨーロッパ各国でもロシアでも一通り意思の疎通だけは図れたのですが、今回はまったくもって無理。もちろん普通に英語が通じるし、書いてある文字の理解は少しはできるものの、でもきちんと発音できないし、こういう無力感もはじめてでした。

とはいえ、かなり気に入りました。香港。
アジア開眼にもなりましたね。
この機会を与えてくれた運と人生の気流と相方に感謝です。ありがとう。

Marco Polo Hongkong Hotel
Harbour City 7 九廣東鐵 Hong Kong
+852 2113 0088

#最初の写真の1881 Heritageは、ホテルの真横にあり、いろんな方のブログでも紹介されていたので一度行きたかったのですが、今回は何度も前を通ったものの縁なしでした。残念。次行こ!笑

香港

Posted by みら on 30, 2013 0 0

週末、ふらっと香港まで。
実は初アジア。

海外歴は長いものの、暮らしていた場所や、プライベートや仕事で訪ねた先というのはヨーロッパとUSのみ。正直、アジアへの興味というのが皆無だったのです。いませっかく日本にいるんだし...と、アジア旅行を勧められたりもしたのですが、でもどうも食指が動かない。

が今回、英人相方に招待され初香港となりました。

What doesn't kill you

Posted by みら on 30, 2013 2 0

次のエントリーの前に、やはりもう一ステップ。

3月13日(水)がちょうど四十九日で、でもそれを数えていたわけでも何かを期待していたわけでもないものの、変化は起こりました。
それまでの「振り返る」から「前を向く」に、気持ちの向きが変わった、かな。
直前の11日(月)と12日(火)は思い出濃厚な場所に出張(一泊)で、11日の晩は思い切り落ちましたが、でもそれで底を叩いて、それからは憑き物でも落ちたように亡霊から解放されていきました。

そのときにずっと聴いていたのが、コレ。

Kelly Clarkson - Stronger (What Doesn't Kill You)

Lyricsがどんぴしゃ。
もちろん数週間前まではまともに聴けなかった曲ですが(こんな気持ちには全然なれなかったので)、いまでは素直に頷けるところ多しで、「はぁ、一山超えたな」という気分になりますですね。

Thanks to you I got a new thing started
Thanks to you I'm not the brokenhearted
Thanks to you I'm finally thinking about me
You know in the end the day you left was just my beginning

とことん極端な性格なので、落ち込むときも死ぬほど落ち込みますが、上がり始めると早いね。
自殺の背景もその後も、いろいろどろどろしたものとか(昭和の映画風)あったので(実はね)、私の場合他のケースとは違うと思いますが、長く複雑な2ヵ月でございました。なんせ根が単純なので、こういう複雑さには対処できないのね、私。

その間、見守ってくださったみなさま、ありがとうございます。
また改めて個人的にお礼申し上げたいと思いますが、本当に本当にありがとう。私はだいじょうぶです。

みら