オスマン帝国軍楽隊はものすごく格好良い (original) (raw)
まずはコチ博物館へ。
コチ財団が運営している博物館だそうです。
コチ財団が何者かは知りません。
ここにはマニアにはたまらないであろうクラシックカーのコレクションや、電車、消防車、バスなど、
一昔前のロマン溢れる乗り物シリーズが展示されています。屋外には飛行機や船などの大物もあります。
パーツや工具類も山ほどあります。展示物が突然動き出したり工夫もいっぱいです。
私は下の写真みたいな展示物が大好きです。
他にも可愛いくてオシャレなアンティークの生活用品、オモチャ、模型など、
とにかく様々なプロダクトが展示されています。
昔のお店の再現もあります。
どの展示室も観せ方が工夫されており、
一室一室しっかり見ていたら何日あっても足りなさそうです。
カフェスペースになっています。
私はもちろんコーラを買いましたが、相方はスプライトを買っていました。ロマンの分からん人です。
多分この人がコチ財団のビッグボスなんじゃないかと思います。
何やら不敵なオーラを放っていますし。人形ですが。
地球の歩き方の該当ページを見たら、ここは「交通・通信・産業」をテーマにした博物館だったようです。
言われてみればそうだった気がします。とにかくすごく面白い博物館でした。
見学を終え、またバスで中心部に戻ろうかとしたところ停留所近くにチケットを買える場所がなく、
仕方ないので運転手に直接払うとかさせて貰えないかと思い突撃したら
別のお客さんが定期かチャージ式カードから払って助けてくれました。
お礼を言ってお金を払おうとしたら、「いいわよ~(^-^)」と言って受け取ってくれませんでした。トルコの人は本当に優しいし、困ってるとすぐ手を差し伸べてくれます。言葉が通じないのなんて関係ないです。
新市街側にあります。
新市街側は高いビルや近代的な建物が多く、スルタンアフメドとはかなり雰囲気が違います。
また、こちら側の特に海沿いは坂が急で、
一度下ったら二度と登りたくない
↓
あ、地下鉄駅がある
↓
よし乗ろう
↓
降りたはいいけど迷った
↓
あ、地下鉄駅がある
↓
よし乗ろう
という巧妙な罠にハマる可能性が高いので注意が必要です。
道が分かりにくいのが悪いです。
その地下鉄なんですが、おかしな構造をしていました。
シシハーネという駅からオスマンベイ駅まで2駅分移動したかったのですが、
真ん中のタクシム駅で何故か全員降りたのです。
ザワザワする日本人二人。
近くに座っていたおじさんも「タクシム着いたよ?」と心配してくれます。
いやタクシム駅に用はないので・・・
で、車内の路線図を見ていて気付いたのですが、シシハーネ駅から乗った電車はタクシム駅から向こうには行かず、シシハーネとタクシムの間を行ったり来たりするようなのです。
つまり、次の駅に行くには乗り換えが必要ということです。同じ方向なのに。
もしや全ての駅が行ったり来たり方式ではあるまいなと疑問に思ったので翌日確かめに行きました。今日は時間がないので翌日です。
結果は明日の日記に書きます。
先に言っておきますが別に面白い結果は出ませんでした。
ただ明日の行動は明日の日記に書きたいというだけで。
相方と私の趣味が合致して絶対行こうということになっていた博物館。
展示にも興味がありますが、午後3時に行くと軍楽隊の演奏が見られるとかでかなり楽しみにしていました。
オスマン帝国軍楽隊メフテルハーネは世界最古の軍楽隊です。
めちゃくちゃ格好良かったです。
何が良いって、全員ヒゲのおっちゃんなんです。
青臭いイケメンなんて一人もいません。
軍楽隊は最初ホールの外の庭で待機しており、
観客が約10分の映像を見終わったら正面の壁が開いて登場するのですが、
ヒゲ面で恰幅のいいおっちゃん達が
大音量の音楽を鳴らしながら
鈍足でジワジワ近づいてくる
という
得体の知れない恐怖。
を体験出来ます。
どこぞの国の整然とした行進とは違う種類の迫力です。
しかも楽器の特性もあってか演奏がやたらとやかましく、
途中であった全ての楽器を一斉に鳴らすシーンなどは
おっちゃん達が自暴自棄になってしまったのかと思うほどのけたたましさでした。
メフテルハーネは自軍の士気向上や敵軍への威嚇のために戦争に同行していたそうですが、
こんなんが戦場に現れたらそりゃ敵軍もタジタジだったことでしょう。
とにかく滅茶苦茶格好良かったです。
イスタンブールにお越しの際は是非見て下さい。
イスタンブールの名物の一つだそうです。
脂がのっていて美味しかったです。結構パンにも合います。
何故か船の上で焼いていました。
無理せず陸でやってもいいのでは。
サバサンドが効いていたのでサラダで一杯やりました。
相方の奢りです。ごちそうさまです。
こってり焼きプリンです。カラメルの甘さが上品で美味しかったです。