ワークライフバランスについて考えてみた (original) (raw)

長時間労働の是正のために、働き方改革がなされています。それに伴い、ワークライフバランスのとれた働き方をするように、それぞれの企業でも様々な取り組みが始まっており、子育て中の方や介護の必要な家族を持つ方は、家庭と仕事の両立が図りやすくなっているようです。

しかし、中にはワークライフバランスの意味を間違えている人もいるようです。ワークライフバランスというと、仕事と私生活を完全に分けてメリハリのある働き方をすることと思われがちですが、実は少し違うからです。ワークライフバランスとは、仕事と私生活のバランスが取れている状態のことを指します。そのため、同じ働き方をしていても、私生活の内容によってはバランスが取れなくなることもあるので、各人が必要に合わせて仕事量を調節することが重要です。

子育て中の女性ならば、子育てに理解があり、制度が充実した企業で正社員として働くか、パートやアルバイト、契約社員などといった形で、短時間の労働に従事という方法が考えられます。しかし、雇用形態や職場を変えるだけでは、ワークライフバランスの取れた働き方ができるとは限りません。いくら職場に理解があっても、自身が家庭内でも工夫をすることが必要です。

ワークライフバランスの取れた働き方をするためには、スケジュールをしっかりと決め、一日の流れを目に見える形にすることをおすすめします。仕事に従事する時間を基準にして私生活の時間の流れを調整すれば、余裕のある行動ができるようになり、仕事を疎かにすることもなくなるのではないでしょうか。