美術と自然と教育と (original) (raw)

図画工作の存在理由_b0068572_21361647.jpg 最近マスコミを賑わしている数多くの教育問題。緊急な課題です。しかし、同時にそうならないようにもっと根源的なところにも目を向けなければならないでしょう。そんな思いもあって書店に向かいました。すると「日経Kids+」1で「受験勉強では身に付かない大人になって必要なる力。子どもが今、学ぶべき大切なこと」という特集をくんでいました。
これは買っておいてよい本だと思います。

このところ学力低下(受験学力低下)に目がいきがち、競争原理を持ち込もうという動きも…また、子どもの規範意識をつくるのに「修身」復活を望む声もあります。この本はまた別の視点から教育を考えるきっかけを与えてくれると思います。さらに考えたい事、結局社会に望まれる人間ということもそうだけれども、同時に幸せに生きるって…そんなことも考えたいなあ。大人がしっかりしなくちゃ!
それと加えるならもう一つ、 人間は本当は自然界の一員であるという実感をできる体験がほしいなあ。これは地球人として必要なことだと思っています。

で、ありました。図学工作のこともちゃんと載っていました!

「図画工作で熱中することを覚えてほしい」
佐藤雅彦さん(東京芸術大学大学院教授)

「どうやって養う?創造力・発想力」
檜森秀子さん( 中央政策研究所所員)

どちらも納得。是非、読んでみてください。