楮(コウゾ) (original) (raw)
楮 (こうぞ)
(姫楮(ひめこうぞ)も掲載)
(つぶつぶの実)
- 6.14 江東区 新砂
写真集 1(写真3枚)へ (楮)
写真集 2(写真8枚)へ (姫楮の花、若い実)
写真集 3(写真4枚)へ (姫楮のひらひらの実)
写真集 4(写真9枚)へ (姫楮のつぶつぶの実)
写真集 5(写真3枚)へ (姫楮の葉っぱ、樹皮)
・桑(くわ)科。 ・学名 Broussonetia kazinoki(コウゾ) Broussonetia : コウゾ属 kazinoki : カジノキ (梶の木と間違えて 名づけられたらしい)
Broussonetia (ブラウソネッティア)は、 18世紀のフランスの、 医師かつ自然科学者の 「Broussonet さん」に ちなんだ名前。 学名 B へ
・山野などに生える。 ・本州以南に分布。 ・4~5月頃に花が咲く。 ・6月頃、木イチゴに似た、 つぶつぶの実がなる。甘い。
・「楮(こうぞ)」と 「姫楮(ひめこうぞ)」は 品種的には別種だが、 「楮」の別名を「姫楮」とする図鑑も あるため、当サイトでは 「楮」ページとして紹介します。
ほんとの分け方は、下記。 「楮(こうぞ)」 (雄花と雌花が別の木) 「姫楮(ひめこうぞ)」 (雄花と雌花が同じ木)
雄花と雌花が別の木の「楮」は 実際に花が咲く状態のものは ほとんどないようだ。 よって、ふだん見かけるのは ほとんどが「姫楮」。
・樹皮の繊維は 和紙の原料になるため、 各地で栽培される。 製紙原料の中で最も強く良質、 といわれている。 「日本書紀」には、 610年(1400年前!)に 高麗の僧が製紙技術を日本に もたらしたとあるらしい。 栽培種の楮も、 このとき渡来したと思われる。
その後、和紙のことを、 「楮紙(こうぞし)」 と呼ばれるほど、楮は 和紙の代表的な原料となった。
・名前は、 「紙麻(かみそ)」 →「かみぞ」 →「こうぞ」 に変化したとの説あり。
・別名 「紙の木(かみのき)」 製紙原料になることから。
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★ 定点観測シリーズ (約300種)
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山野草、高山植物 (カタクリ、等)
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海辺の花 (はまゆう、等)
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飲料、チョコ、五穀、 「つる(蔓)」、服にひっつくタネ、 仏教の三大聖樹、紙の原料
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