空木(ウツギ) (original) (raw)
空木 (うつぎ)
(卯の花(うのはな)、 雪見草(ゆきみぐさ))
(Deutzia)
(花)
- 5.24 江戸川区 清新町
(実)
- 8.26 市川万葉植物園
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写真集 2(写真8枚)へ (実)
・雪の下(ゆきのした)科。 ・学名 Deutzia crenata Deutzia : ウツギ属 crenata : 円鋸歯状の
Deutzia(ドイツァ)は、 植物学者 ツンベルクさんの後継者の、 オランダの 「Deutz(ドイツ)さん」の 名前にちなむ (18世紀の人)。 学名 D へ
・開花時期は、 5/20 ~ 6/ 5頃。 ・髄(ずい。茎や根の 中心にある部分)が 空洞になっているので、 「空ろ木(うつろぎ)」 が変化して 「空木」になった。 ・材質は硬く、腐りにくい。 昔から、木くぎや、 神事のときの杵などに使われた。
・”実”は 「独楽(こま)」のような形♪ やぶがらしの花のあとに似ている。
・別名 「卯の花」(うのはな)、 卯月(旧暦4月)に 咲くことから。 「うつぎの花」の略とも。
「雪見草」(ゆきみぐさ)。 見た目が雪のよう。
・5月22日の誕生花(空木) ・花言葉は「謙虚」(空木)
・「ほととぎす 来鳴き響(とよ)もす 卯の花の 共にや来(こ)しと 問はましものを」 万葉集 石上堅魚 (いそのかみのかつお)
「卯の花を 腐(くた)す 霖雨(ながめ)の 水はなに 寄る木積(こづみ)なす 寄らむ児(こ)もがも」 万葉集 大伴家持
「卯の花も いまだ咲かねば ほととぎす 佐保の山辺に 来鳴(きな)きとよもす」 万葉集 大伴家持
「神まつる 卯月になれば 卯の花の 憂き言の葉の 数やまさらむ」 金槐和歌集 源実朝
「卯の花を かざしに関の 晴れ着かな」 河合曽良(かわいそら)
「卯の花や 妹が垣根の はこべ草」 与謝蕪村(よさぶそん)
「押しあうて 又卯の花の 咲きこぼれ」 正岡子規(まさおかしき)
・似ている実へのリンク 薮枯らし(やぶがらし)
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★ 定点観測シリーズ (約300種)
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山野草、高山植物 (カタクリ、等)
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