あにてれ:伝説の勇者の伝説 (original) (raw)

いつも眠そうで、やる気のない万年脱力男。
人々に忌み嫌われる魔眼の一種、「複写眼(アルファ・スティグマ)」の保持者だが、その瞳の特異性と、魔術・体術に並外れた能力をみせていたことから「ローランド最強の魔術師」として名を馳せた程の実力者。
その後、ローランド王になった友人シオンから「勇者の遺物」探しを命じられ、お目付け役であり、相棒でもあるフェリスと共に探索の旅を続けている。

シオンの命令により、ライナの相棒として「勇者の遺物」探しの旅に同行している金髪青眼で傍若無人な美少女。
代々ローランド帝国王の警護を務める「剣の一族」として名高いエリス家の娘でもある。
その華奢な身体つきからは想像もできないほど軽やかに長剣を操り、剣技・体術ともに桁外れの強さを見せる。
普段は無表情で、感情を見せることはほとんど無いが、団子のためならどんなことでも厭わない。

ローランド前国王が平民に産ませた子。
貴族である義兄たちに蔑まれ、命を狙われることもあったが、そんな境遇に屈すること無く革命を起こし、ローランド帝国王に即位。
実力、容姿、カリスマ性、全てを備えた「英雄王」として国民から絶大な支持を得る。
親友であるライナが書いたレポートに感銘を受け、ライナとフェリスに「勇者の遺物」探しを極秘任務として命じる。

ローランド帝国王立特殊学院時代のライナ、シオンの同級生。
才色兼備、誰にでも好かれる性格の持ち主で、学院のアイドル的存在。
どういうわけかライナのことが好きで、万年落ちこぼれだった彼をなにかと気にかけている。
本当にいつも笑顔で人気があるため、彼女に世話をやかれているライナは皆からの反感を買ってしまうことすらある。
しかし、その彼女の笑顔の中にある日、悲しげな色が混じって・・・・・・

『忌破り』追撃部隊隊長。ライナと同じ孤児院の出身で、カラード家に引き取られ、現在に至る。「何があっても生き延びる」という約束をライナと交わしたことを唯一の心の支えにして、カラード家での辛い訓練を耐えてきた。
童顔で可愛らしい外見に似合わない、戦闘能力と聡明さを兼ね備えている。
悪に染められた(!?)ライナを救い出すため、ライナたちを『忌破り』として追っている。

代々ローランド国王の護衛を務める「剣の一族」エリス家の現当主。この世の者とは思えない美貌と、人間離れした戦闘能力を持つ。
現ローランド国王であるシオンの側に仕えている時も、完全に気配を消していることが多い。彼がその気にならない限り、姿を見せることはなく、フェリスにもその存在を感知することはできない。謎多き人物。

「剣の一族」エリス家の末っ子で、無表情な姉のフェリスとは正反対に、天真爛漫で表情豊かな美少女。フェリスに懐いており、フェリスに吹きこまれた間違った教えを純粋に信じ込んでいたりする。
現在は、旅先のライナたちとシオンの間で、連絡・報告係を任されている。

シオンを自らの王に相応しいと判断し、シオンの覇道の影を担いたいと志願して来た。非常に有能で頭も切れるが、冷徹非常な判断を躊躇無く下せるところから、シオンの側近たちからは危険視されている。
影の獣を自由に操る『黒叡の指輪』を保持しており、その力を持って、独断で、ローランド及びシオンのためという名目のもとに暗躍する。

シオンが王になる前からの直属の部下であり、対等に口を聞ける数少ない友人の一人。
シオンが王になってからは、護衛役も務める第一の側近で、その人望・実力ともに、実質上、ローランド帝国軍のトップである。
また革命時の活躍から「紅指のクラウ」の異名を持つ。

少年のように華奢な印象の青年。
クラウと同じく、革命時からシオンを支えている腹心の部下。
クラウとは同じ孤児院の出身で、後輩にあたる。
現在は、王となったシオンの左腕として、ローランド帝国の内政担当を務めている。