中央線“グリーン車”超満席なぜ? (original) (raw)

中央線“グリーン車”超満席なぜ? 「通勤ラッシュと同じ状態」の理由
本格的にサービスが開始する来年春までは、お試し期間として東京ー八王子間や新宿ー青梅間で1010円となるなどのグリーン料金が無料になっているためです。
というYahooニュース。

私も貧困層なので生まれて60年、グリーン車など乗ったことがない。国内線飛行機でも前の方のちょっと大きい座席に座ったことがない。
それが無料となれば並んででも乗りたいよなあ。このニュースは貧困層をあざ笑うニュースと言ってもいい。
金持ちはケチである。無駄なお金は1円でも払いたくない。
そんなことは貧乏人も同じだよ、というのが間違い。貧乏にもいろいろ理由があるのだけど、私が言うのはちゃんと働いている貧乏である。
それほど高い給料でもないのに、都心から近いところに住みたがる。外食や飲み会が大好き。というのは貧乏人の行動パターン。基本的に稼ぎもないのに給料のいい人と同じ生活をしたがるのである。それも小銭を払って。グリーン車にタダで乗りたいなんてまさにその行動パターン。
正月の福袋を並んで買うのも同じ。高額な商品を価格を見ないで買いたい、得をしたいだけで小銭を払う。福袋など売れ残りのものの寄せ集め。売値は適正価格より少し高いくらいだ。さらに定価の半額以下とは言っても一つでもいらないもの、サイズの合わないものがあれば、全体的には高く買うのと同じ意味だ。
金持ちにとってはいらないものを買うほどもったいないことはないと思っている。お金をドブに捨てるのは何より嫌いなのだ。

金持ちの趣味としてコレクション、その中でも骨董品集めが一番無駄だ。
私はテレ東の鑑定団を長く見ているが、あそこに出てくる人は無駄遣いの最たるものだ、という趣旨で番組が構成されている。
もちろんたまには高額なものも出てくるだろうが、総額で考えれば無駄遣い。でもね、あの人達は本当に好きで購入、コレクションしている。本物かどうかではなくていいものだと思っている。その人の財力にもよるだろうが1000万円かけたなんてザラである。
そこで働いている人の多くが昼食にかけるお金を考えてみた。スーパーの惣菜コーナーを見るとだいたい400円から600円で弁当が買える。ところがちょいとラーメン屋や定食屋や喫茶店にいけば安くても900円、今や外食で1000円以内は厳しい。賢い倹約家なら弁当を持参である。倹約のための弁当であるからコストは300円以下だろう。スーパーの弁当や自作弁当と定食屋との差が600円として1週間で3000円1ヶ月で12000円の差。1年で144000円の差。20年で約300万円。定年プラス再雇用までそんな生活をしていれば昼食だけで700万円近い損失。高級なお蕎麦やハンバーグを我慢していればテレビに出られるくらいのコレクションができる。
家族が二人ともそういう生活なら、例えば専業主婦でも昼食はママ友と近くのレストランで、焼き立てパンで、となれば倍の1400万円。そういう家庭は休日もちょっと美味しいものを、とかで家族で回転寿司や海鮮丼を、さらに、週に2回ぐらいは夕食やお酒をいっぱいとなれば週に2万としても年間100万以上、40年で4000万円である。
大企業や業績の良い企業に勤めて30代の頃から年収が手取りで1000万円以上というのなら40年で4億5億の手取りだからそれなりの生活も楽しめるだろうが地方公務員やそれなりの企業だと年収は30代で手取り300万円、50代で少しは良い給料になったとしても40年で2億プラス退職金。外食に4000万5000万円はもったいない。無料でグリーン車に乗るために並ぶ時間があるのなら手作り弁当を作れ。

ただし、食べることが趣味という人は多い。生活に負担がかからない程度であればそれはそれで豊かな生活である。ただし、旅行やコレクションや広い我が家などは我慢だろうね。